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五親王
少年の稽古(絵有)
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ホンジョウの姿が見えなくなると、老人が案内する素振りを見せた。なんだろうと思いながら、その背中を追いかけた。
道中で水場を見つけ、顔だけ洗わせてもらった。冷たい水で一気に気持ちが引き締まった。
さらに進む老人に、ロムは遠慮がちに声をかけた。
「あの、どこに行くんですか?」
「鍛錬をされたいのですよね?」
「いえ、そんな大袈裟なものじゃ……毎朝身体を動かしているだけで。習慣のようなものです」
「良い心がけと存じます。動かないと鈍りますからね」
年の割に背筋が伸びて、ジョージみたいだと思った。しっかりした足取りにも見覚えがある。そこまで考えて、昨夜寝室に案内してくれた従者だと気が付いた。どことなく威厳があり、元武官なのかもと横目で見た。
奥方様に連れて行かれたアイラスの姿も思い出した。
異国の地で、トールも居なくて一人で、ぐっすり眠れただろうか。ロム達の寝台は柔らかく豪華だった。彼女の方もそうだといいなと思った。
建物を出て裏手に回ると、ぽつぽつと木人が立つ広場が見えてきた。簡易な訓練場のようだった。
「自由に利用して良いとの仰せです」
「あ、ありがとうございます」
「得物は何かお使いになりますか?」
「え。……あ、うーん……えっと……」
従者の横に、木製の武具が並べてあった。訓練用で、これも好きに使っていいという事だと思う。
なぜか木刀もあったけれど、シンの出身であることは秘密なのだから、選んではいけない。
弓が見えたので、深く考えずにそれを選んだ。すかさず従者が、壁に的をかけてくれた。
「あ、あの、大丈夫です。自分で出来ますから」
「そうは参りません。お手伝いするよう言いつかっておりますので」
「は、はぁ……ありがとうございます」
従者は少し下がった位置に控えた。見守るつもりらしい。ロムとしては非常にやりにくい。
でもここで追い払うと、彼がホンジョウに叱られるのかもしれない。我慢して矢をつがえた。
狙いをすまして指を放し、矢は風を切り裂いて的に吸い込まれた。
「お見事」
褒められたけれど、ロムは不満だった。矢は中心を外れて刺さっていたのだから。
久々なので仕方がない。気を取り直して、もう一度構えた。段々と集中力が上がってきた。
再び風を切る音が響いた。
「おぉ……」
従者の口から感嘆の声が漏れ聞こえた。矢は的の中心に刺さっていた。
残りの矢は手元に三本。次々と放ち、全てが重なるように刺さった。その中の一本がぐらりと揺れて、的から外れて地に落ちた。
「……よし」
ようやくロムは満足した。
従者が的まで小走りで駆け寄った。
制止しかけた言葉を飲み込んで、黙ったまま彼が来るのを待った。矢を受け取って精一杯の感謝を伝えると、シワだらけの顔をほころばせた。
「素晴らしい腕前ですね」
「ありがとうございます」
「フーヘン様を見ているようです」
「どなたですか?」
「皇后の弟君です。幼き頃より武芸に秀でており、皇帝の寵愛も受けております」
「雲の上のような方ですね……」
「お立場としてはそうですが、私共にも気さくに声をかけて下さいますよ。五新王とも仲がよろしく、昨日も訪ねていらっしゃいました」
相槌を打ちながら、皇帝に取り入る術に使えるかもと打算的に考えた。
皇帝お気に入りのその人に好印象を与えたならば、それはそのまま皇帝にも伝わるのではないか。
絵画ならアイラスに頼るしかないけれど、武芸なら自信がないわけじゃない。ホンジョウと仲がいいなら紹介してもらえるかもしれない。
「その……フーヘン様は、また来られるでしょうか? 今は何をしてらっしゃる方なんですか?」
「武官見習いとして、登用試験に向けて励んでおられます。ご身分と実力を顧みるに、試験なんぞ不要だと私は思うのですが……」
「お若いのですか?」
「ええ。ロム様の方が少しだけお若く見受けられますが、それほど離れてはいないでしょう」
続けて従者は、フーヘンとやらの武勲を語り始めた。歳のせいか、孫を自慢する翁のように見えて微笑ましく思った。
かなり小さい頃の話まで出てきて、ロムはふと思った。この老人もフーヘンと親しいのではないか。ホンジョウじゃなくても、この人に頼んだら紹介してもらえるのでは?
何でもホンジョウを頼るのではなく、別の道を辿るのも、皇帝には好印象ではないだろうか。
聞き役に回ったロムにしばらく語った後、従者は我に返って恥ずかしそうに頭を下げた。
「申し訳ありません。調子に乗って私ばかりが喋り過ぎました……」
「そんな事ないです。大丈夫です。聞いていて楽しかったです」
それから、子供が大人に甘えるように、上目遣いで見上げてみた。わざとらしくないかなと気にしながら、小さな声で言ってみた。
「あの……俺も、フーヘン様に、お会いしてみたくなりました……」
年老いた従者は満面の笑みを浮かべ、ロムは手応えを感じていた。
本編とは関係ない絵で、ちっちゃい頃のトールです。
道中で水場を見つけ、顔だけ洗わせてもらった。冷たい水で一気に気持ちが引き締まった。
さらに進む老人に、ロムは遠慮がちに声をかけた。
「あの、どこに行くんですか?」
「鍛錬をされたいのですよね?」
「いえ、そんな大袈裟なものじゃ……毎朝身体を動かしているだけで。習慣のようなものです」
「良い心がけと存じます。動かないと鈍りますからね」
年の割に背筋が伸びて、ジョージみたいだと思った。しっかりした足取りにも見覚えがある。そこまで考えて、昨夜寝室に案内してくれた従者だと気が付いた。どことなく威厳があり、元武官なのかもと横目で見た。
奥方様に連れて行かれたアイラスの姿も思い出した。
異国の地で、トールも居なくて一人で、ぐっすり眠れただろうか。ロム達の寝台は柔らかく豪華だった。彼女の方もそうだといいなと思った。
建物を出て裏手に回ると、ぽつぽつと木人が立つ広場が見えてきた。簡易な訓練場のようだった。
「自由に利用して良いとの仰せです」
「あ、ありがとうございます」
「得物は何かお使いになりますか?」
「え。……あ、うーん……えっと……」
従者の横に、木製の武具が並べてあった。訓練用で、これも好きに使っていいという事だと思う。
なぜか木刀もあったけれど、シンの出身であることは秘密なのだから、選んではいけない。
弓が見えたので、深く考えずにそれを選んだ。すかさず従者が、壁に的をかけてくれた。
「あ、あの、大丈夫です。自分で出来ますから」
「そうは参りません。お手伝いするよう言いつかっておりますので」
「は、はぁ……ありがとうございます」
従者は少し下がった位置に控えた。見守るつもりらしい。ロムとしては非常にやりにくい。
でもここで追い払うと、彼がホンジョウに叱られるのかもしれない。我慢して矢をつがえた。
狙いをすまして指を放し、矢は風を切り裂いて的に吸い込まれた。
「お見事」
褒められたけれど、ロムは不満だった。矢は中心を外れて刺さっていたのだから。
久々なので仕方がない。気を取り直して、もう一度構えた。段々と集中力が上がってきた。
再び風を切る音が響いた。
「おぉ……」
従者の口から感嘆の声が漏れ聞こえた。矢は的の中心に刺さっていた。
残りの矢は手元に三本。次々と放ち、全てが重なるように刺さった。その中の一本がぐらりと揺れて、的から外れて地に落ちた。
「……よし」
ようやくロムは満足した。
従者が的まで小走りで駆け寄った。
制止しかけた言葉を飲み込んで、黙ったまま彼が来るのを待った。矢を受け取って精一杯の感謝を伝えると、シワだらけの顔をほころばせた。
「素晴らしい腕前ですね」
「ありがとうございます」
「フーヘン様を見ているようです」
「どなたですか?」
「皇后の弟君です。幼き頃より武芸に秀でており、皇帝の寵愛も受けております」
「雲の上のような方ですね……」
「お立場としてはそうですが、私共にも気さくに声をかけて下さいますよ。五新王とも仲がよろしく、昨日も訪ねていらっしゃいました」
相槌を打ちながら、皇帝に取り入る術に使えるかもと打算的に考えた。
皇帝お気に入りのその人に好印象を与えたならば、それはそのまま皇帝にも伝わるのではないか。
絵画ならアイラスに頼るしかないけれど、武芸なら自信がないわけじゃない。ホンジョウと仲がいいなら紹介してもらえるかもしれない。
「その……フーヘン様は、また来られるでしょうか? 今は何をしてらっしゃる方なんですか?」
「武官見習いとして、登用試験に向けて励んでおられます。ご身分と実力を顧みるに、試験なんぞ不要だと私は思うのですが……」
「お若いのですか?」
「ええ。ロム様の方が少しだけお若く見受けられますが、それほど離れてはいないでしょう」
続けて従者は、フーヘンとやらの武勲を語り始めた。歳のせいか、孫を自慢する翁のように見えて微笑ましく思った。
かなり小さい頃の話まで出てきて、ロムはふと思った。この老人もフーヘンと親しいのではないか。ホンジョウじゃなくても、この人に頼んだら紹介してもらえるのでは?
何でもホンジョウを頼るのではなく、別の道を辿るのも、皇帝には好印象ではないだろうか。
聞き役に回ったロムにしばらく語った後、従者は我に返って恥ずかしそうに頭を下げた。
「申し訳ありません。調子に乗って私ばかりが喋り過ぎました……」
「そんな事ないです。大丈夫です。聞いていて楽しかったです」
それから、子供が大人に甘えるように、上目遣いで見上げてみた。わざとらしくないかなと気にしながら、小さな声で言ってみた。
「あの……俺も、フーヘン様に、お会いしてみたくなりました……」
年老いた従者は満面の笑みを浮かべ、ロムは手応えを感じていた。
本編とは関係ない絵で、ちっちゃい頃のトールです。
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