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第一章 彼との馴れ初め
第1話 彼と出会った日
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「気持ち悪い」と何度言われたか分からない
汚いと何度言われたかわかんない
けどこれが自分の運命なんだと決めつけて、俺は抵抗しなかった
家に帰っても親は殴ってくる。
幸せなんて感じない
感じたとすればそうだな。
死んでくる、と言った時の母親と父親の顔。綺麗な顔をした2人から生まれたのは僕みたいな不細工。
母と父は美形の弟だけをあいした。
弟は心優しい子に育った
弟は俺を愛してくれた
でも、親ふたりにどんどん毒されていく弟を見るのはきつい
弟の幸せのためなら、兄ちゃん死んでくるよ。
この世に生まれたことを恨み続けながら。親ふたりに取り付きながらお前を見るよ。
弟がまだ小さい頃に放たれた言葉。
「いらない子なんだからさっさと死ね」
親は優しかった。でももうその影もない
よし、死ぬか。
覚悟を決めて、屋上からのバンジージャンプ。そういえば初めてだな。なんてこと考えながら。俺は屋上から_
「ちょいまちっ!!」
飛び降りる直前に手を引かれた
「何してんの?!何してんの!?」
誰が俺の自殺を停めた?と顔を上げ、何回も繰り返してるアホを見た
弟に、似ていた。
「何してんの、あんた!死ぬ気だったわけ!?なんで?!」
彼は混乱していて、俺はそれを落ち着かせていた。何これ。
「いや、ほんと、どうして??」
ずっと言ってるこいつ。軽くうぜぇな。
「、、、俺明日学校なので、帰ります」
明日死のう。と思っていたら
「あ!俺も明日学校だ!!転校してきたんだよねっ!」
お前の近況なんて知らねぇよ、という顔をしていたら少し焦って答えた
「薔薇学園っていうんだけどね」
俺の通ってる高校じゃねぇかぁ( ˙꒳˙ )
いや、ふざけてるね、世の中は。
世の中は!!!!
「すげぇ楽しみなんだよねっ!」
へぇ、俺は楽しくない
「ア、ヤベ、オバサンに怒られる!またね!!」
そして彼は爆速に走って帰った
俺も帰るか。いや、帰れないか。
母と父はいつも通り飲み歩いていて、帰ると弟一人でいた
弟はいい子だ。
とても。目に入れても痛くない
「兄さん、おかえり。母さんたちはいないよ。」
「うん、ご飯、食べた?」
「ううん。まだ。何か作って、兄さん」
弟はとても懐いてくれているようで嬉しい。だけど、年子の弟に今でも抱きつかれるってのはちょっとね。
「どうしたの、ユン。」
ユンの機嫌の悪さは一目瞭然で、すごい怒ってる。きくと帰ってきた言葉が
「あのババアとジジイまた、兄さんの悪口言ってた。なんで俺は手を出したらダメなの!?」
という言葉。
俺は弟には俺が何をされても手を出さないという約束を交わしている
「んー、、、これは俺の問題だからさぁ。ユンには怪我して欲しくないの」
そういうと、ユンはとても嬉しそうに、そっか、といい、いつものように頬にキスを落としてくる
可愛い弟なのだが、兄離れ、できるのだろうか。なんて考えながら今日の夕飯を作っていた
3時間後くらいに親は2人揃って浮気相手を連れ込んで乱交してた。
汚い汚い音が響く中、弟と一緒に寝る
弟は俺を抱き枕とでも思ってるのだろうか。いつもの如く抱きつかれて俺は少しきつい中、眠りにつく
学校に投稿する時間が来て、弟と一緒に支度を始める。
母と父は全裸で、浮気相手も全裸で、精液や潮の掃除もしないこのゴミ共は先程までセックスしていたとわかる。
弟に汚いものを見せたくないので、早く行こうか、と、早く準備してと促し、家を出る。
弟も同じ学園に通っているので、寮にすればよかったな、なんて話していた
学園では弟と俺は双子になっている
俺が2005年4月1日生まれで、
弟が2006年3月30日生まれのためだ。
ギリギリ同じ歳になる。
だから学園での弟の誕生日は4月1日になっている。
そして、弟と俺は別のクラスだ。
そして俺はいじめられている。
おかしなはなしだよね。
汚いと何度言われたかわかんない
けどこれが自分の運命なんだと決めつけて、俺は抵抗しなかった
家に帰っても親は殴ってくる。
幸せなんて感じない
感じたとすればそうだな。
死んでくる、と言った時の母親と父親の顔。綺麗な顔をした2人から生まれたのは僕みたいな不細工。
母と父は美形の弟だけをあいした。
弟は心優しい子に育った
弟は俺を愛してくれた
でも、親ふたりにどんどん毒されていく弟を見るのはきつい
弟の幸せのためなら、兄ちゃん死んでくるよ。
この世に生まれたことを恨み続けながら。親ふたりに取り付きながらお前を見るよ。
弟がまだ小さい頃に放たれた言葉。
「いらない子なんだからさっさと死ね」
親は優しかった。でももうその影もない
よし、死ぬか。
覚悟を決めて、屋上からのバンジージャンプ。そういえば初めてだな。なんてこと考えながら。俺は屋上から_
「ちょいまちっ!!」
飛び降りる直前に手を引かれた
「何してんの?!何してんの!?」
誰が俺の自殺を停めた?と顔を上げ、何回も繰り返してるアホを見た
弟に、似ていた。
「何してんの、あんた!死ぬ気だったわけ!?なんで?!」
彼は混乱していて、俺はそれを落ち着かせていた。何これ。
「いや、ほんと、どうして??」
ずっと言ってるこいつ。軽くうぜぇな。
「、、、俺明日学校なので、帰ります」
明日死のう。と思っていたら
「あ!俺も明日学校だ!!転校してきたんだよねっ!」
お前の近況なんて知らねぇよ、という顔をしていたら少し焦って答えた
「薔薇学園っていうんだけどね」
俺の通ってる高校じゃねぇかぁ( ˙꒳˙ )
いや、ふざけてるね、世の中は。
世の中は!!!!
「すげぇ楽しみなんだよねっ!」
へぇ、俺は楽しくない
「ア、ヤベ、オバサンに怒られる!またね!!」
そして彼は爆速に走って帰った
俺も帰るか。いや、帰れないか。
母と父はいつも通り飲み歩いていて、帰ると弟一人でいた
弟はいい子だ。
とても。目に入れても痛くない
「兄さん、おかえり。母さんたちはいないよ。」
「うん、ご飯、食べた?」
「ううん。まだ。何か作って、兄さん」
弟はとても懐いてくれているようで嬉しい。だけど、年子の弟に今でも抱きつかれるってのはちょっとね。
「どうしたの、ユン。」
ユンの機嫌の悪さは一目瞭然で、すごい怒ってる。きくと帰ってきた言葉が
「あのババアとジジイまた、兄さんの悪口言ってた。なんで俺は手を出したらダメなの!?」
という言葉。
俺は弟には俺が何をされても手を出さないという約束を交わしている
「んー、、、これは俺の問題だからさぁ。ユンには怪我して欲しくないの」
そういうと、ユンはとても嬉しそうに、そっか、といい、いつものように頬にキスを落としてくる
可愛い弟なのだが、兄離れ、できるのだろうか。なんて考えながら今日の夕飯を作っていた
3時間後くらいに親は2人揃って浮気相手を連れ込んで乱交してた。
汚い汚い音が響く中、弟と一緒に寝る
弟は俺を抱き枕とでも思ってるのだろうか。いつもの如く抱きつかれて俺は少しきつい中、眠りにつく
学校に投稿する時間が来て、弟と一緒に支度を始める。
母と父は全裸で、浮気相手も全裸で、精液や潮の掃除もしないこのゴミ共は先程までセックスしていたとわかる。
弟に汚いものを見せたくないので、早く行こうか、と、早く準備してと促し、家を出る。
弟も同じ学園に通っているので、寮にすればよかったな、なんて話していた
学園では弟と俺は双子になっている
俺が2005年4月1日生まれで、
弟が2006年3月30日生まれのためだ。
ギリギリ同じ歳になる。
だから学園での弟の誕生日は4月1日になっている。
そして、弟と俺は別のクラスだ。
そして俺はいじめられている。
おかしなはなしだよね。
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