転生して悪役になったので、愛されたくないと願っていたら愛された話

一章 転生しました。悪役令息に

なんですか？

ふむ。理解ができない
なぜこの人は僕を守っているのか。
甚だ検討もつかないです

「リーア様、やめてください！」

と叫んでいるが、その持ち上げることをやめろ。

この人の立場上僕が死んだらこの人が咎められるのか。それは申し訳ないことをしたな。

いすを蹴飛ばしたので、デュークさんに

「そのイスを俺の下まで持ってきてください。そしたら死ねませんので」

と言ったら、背中に僕、手には椅子という格好で、俺は助けられてしまった

ふむ、嫌いと言われたら死ぬのが普通では無いのか。なんとも面倒くさい世の中だ

「はぁ、はぁっ、、！！リーア様！！」

僕はビクッと反応した。
デュークが叫んだのだ。怒号を

「何していらしたのですか！？人の気も知らないで！！」

「、、、？嫌いなものが死ねばあなたがたは楽になるでしょう。僕はこの世にいらない子なのでしょう？」

と、言うと、デュークは怒ってたのが嘘のように青ざめた。

「な、、んで」

よく分からなかったため、次の作戦を実行しようと考えていた。すると、腕を掴まれた

「、、、行かないでくださいよ、リーア様、、」

デュークが泣き始めた。

、、、ん？？泣いてるの！？
なんで？！

泣いた子を治めるのはあまり好きじゃない。元々妹がそんなに泣かない人だったから

え、え、、。と困惑していると、扉を気遣ったのか、そこには兄？がいた。
兄はデュークをお姫様抱っこして、俺を殴る

正直、こいつには慈悲は無いのかとすら思うけど、まあ、いいよ

2人は出ていった。
恋仲なのか？それはめでたい。

よし、次の死に方を探すか





僕はいつの間にか躍起になって死ぬことを目指していた。