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陰陽寮の存在
陰陽道は深く濃く重たい
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「はぁ、はぁ……」
藤はベッドに寝転がる。異常な汗が止まらない。身体が熱っぽい。
「薬を塗っておくね」
深浦は卑猥な玩具が並ぶ机から、小さなマッチ箱のようなものを取る。中には塗り薬が入っていた。
藤は着ていた服を脱ぎ、膝を立てた。ひんやり、とした深浦の指が藤の後孔に入ってくる。ぐちゅぐちゅ、と赤く腫れた藤の中を指が進んでいった。自分では怖くて差し込めなかった場所まで、深浦の指が入り込んでくる。
「今ならコレも怖くないかもね」
深浦は卑猥な玩具にローションを垂らした。ぬめぬめに光った玩具が藤の入り口に当てられる。ヒクヒク、と入り口が玩具に吸い付いているのが嫌でも藤は分かった。
とぷん、と飲みこむ音がした。待ちきれなかった快感が藤を襲う。ビクビク、と自分の中がキュウっと締まった。それと同時に変な感覚に陥る。
「ふ、ふかうらさん……なんか、へん」
藤は玩具を持つ深浦を見る。深浦は玩具を動かしながら藤の陰茎を掴んだ。
「ひぐっ……」
「漏らしそうでしょ? 白鹿飲んだもんね」
藤の陰茎を根元から刺激する深浦。ムズムズと何かが藤の中で沸き起こる。高級そうなベッドの上で粗相をするわけにはいかない。お手洗いに行こうとした。
「深浦さん?」
だが、深浦は玩具を動かす手を止めない。藤の陰茎も掴んだままだ。
「経費は陰陽寮が持つから漏らしていいよ。つうか、漏らして」
深浦の鷹のような目が光る。藤の陰茎を両手で強く刺激した。玩具は藤の後孔に刺さったままだ。深浦は片手で陰茎を掴み、鈴口の先を掌で摺り合わせる。藤を短時間で絶頂へと追い詰めた。
「も、がまんがっ……」
藤の腰が引いた。藤の陰茎から大量の尿が放出された。ボタボタとシーツに尿が染みこんでいく。
「あー……」
藤は力無くベッドに寝転がった。下半身がビチョビチョに濡れている。放尿感が気持ちいい。
「陰陽道はもっと深く、濃く、重たい」
深浦はボソリ、と呟いた。藤は顔を上げる。言葉の意味を知りたかった。
「どういう意味ですか?」
藤が問うと、深浦は玩具をゴミ箱に捨てた。物音にビックリした藤は身体を震わす。
「藤、覚えときな。ここの連中は可笑しい」
濡れていないシーツで深浦は手を拭いた。
「それ、自分で言いますか?」
深浦も陰陽寮の人間だ。自分が所属する組織のことを可笑しいだなんて言っていいものか。
「まぁ、藤には長生きして欲しいんだよ」
深浦は棚からタオルを取りだす。それを藤に渡した。
「ありがとうございます」
長生きして欲しいとは、どういう意味だろうか。もしかしたら、特殊なセンチネルに殺されるかもしれない未来を指しているのか。
藤はベッドに寝転がる。異常な汗が止まらない。身体が熱っぽい。
「薬を塗っておくね」
深浦は卑猥な玩具が並ぶ机から、小さなマッチ箱のようなものを取る。中には塗り薬が入っていた。
藤は着ていた服を脱ぎ、膝を立てた。ひんやり、とした深浦の指が藤の後孔に入ってくる。ぐちゅぐちゅ、と赤く腫れた藤の中を指が進んでいった。自分では怖くて差し込めなかった場所まで、深浦の指が入り込んでくる。
「今ならコレも怖くないかもね」
深浦は卑猥な玩具にローションを垂らした。ぬめぬめに光った玩具が藤の入り口に当てられる。ヒクヒク、と入り口が玩具に吸い付いているのが嫌でも藤は分かった。
とぷん、と飲みこむ音がした。待ちきれなかった快感が藤を襲う。ビクビク、と自分の中がキュウっと締まった。それと同時に変な感覚に陥る。
「ふ、ふかうらさん……なんか、へん」
藤は玩具を持つ深浦を見る。深浦は玩具を動かしながら藤の陰茎を掴んだ。
「ひぐっ……」
「漏らしそうでしょ? 白鹿飲んだもんね」
藤の陰茎を根元から刺激する深浦。ムズムズと何かが藤の中で沸き起こる。高級そうなベッドの上で粗相をするわけにはいかない。お手洗いに行こうとした。
「深浦さん?」
だが、深浦は玩具を動かす手を止めない。藤の陰茎も掴んだままだ。
「経費は陰陽寮が持つから漏らしていいよ。つうか、漏らして」
深浦の鷹のような目が光る。藤の陰茎を両手で強く刺激した。玩具は藤の後孔に刺さったままだ。深浦は片手で陰茎を掴み、鈴口の先を掌で摺り合わせる。藤を短時間で絶頂へと追い詰めた。
「も、がまんがっ……」
藤の腰が引いた。藤の陰茎から大量の尿が放出された。ボタボタとシーツに尿が染みこんでいく。
「あー……」
藤は力無くベッドに寝転がった。下半身がビチョビチョに濡れている。放尿感が気持ちいい。
「陰陽道はもっと深く、濃く、重たい」
深浦はボソリ、と呟いた。藤は顔を上げる。言葉の意味を知りたかった。
「どういう意味ですか?」
藤が問うと、深浦は玩具をゴミ箱に捨てた。物音にビックリした藤は身体を震わす。
「藤、覚えときな。ここの連中は可笑しい」
濡れていないシーツで深浦は手を拭いた。
「それ、自分で言いますか?」
深浦も陰陽寮の人間だ。自分が所属する組織のことを可笑しいだなんて言っていいものか。
「まぁ、藤には長生きして欲しいんだよ」
深浦は棚からタオルを取りだす。それを藤に渡した。
「ありがとうございます」
長生きして欲しいとは、どういう意味だろうか。もしかしたら、特殊なセンチネルに殺されるかもしれない未来を指しているのか。
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