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第4話

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「篠宮さん。そろそろ始めようか」

「そうだね」

俺たちは早速、緊縛プレイを始めることにした。俺はまず服を脱いで全裸になった。篠宮さんは縄を用意した後、俺の後ろに回った。それから、俺のことを縄で縛り始めた。

「佐藤くん痛くない?」

「大丈夫だよ」

「それじゃあ、もっと強く締め付けるね」

「うん」

「よし、できた」

篠宮さんは満足げな様子でそう言うと、俺の正面に回り、スマホで写真を撮った。

「どう、篠宮さん?」

俺は自分の体を見下ろした。体中に縄が食い込んでいる。正直、少し苦しい。しかし、それが心地良い。

「最高!すごく似合ってるよ」

篠宮さんは満面の笑みを見せた。

「ありがとう」

「じゃあ、次は目隠しをするね」

篠宮さんはアイマスクを持って来た。

「ああ、頼む」

「いくよ。えいっ」

篠宮さんは勢いよく俺の顔にそれを被せた。視界が完全に塞がれる。

「気分はどうかな?」

篠宮さんの声が聞こえる。

「悪くはないよ」

「よかった。それじゃあ、今から何をされるのか当ててみてよ」

「えっと……」

「分からないかな?」

「いや、分かるよ」

「本当!?じゃあ、教えて」

「口の中にギャグボールを入れるんだろう?」

「正解~」

篠宮さんは楽しげに答えた。

「それじゃあ、入れていくね」

篠宮さんはそう言って、俺の口にギャグボールを嵌めた。そして、後頭部でしっかりとベルトを固定した。

「んむぅ……」

俺は口を閉じられなくなった。

「ふふっ、可愛い」

篠宮さんはクスリと笑う。

「じゃあ、これから佐藤くんにはゲームをしてもらいます」

「えーむぅ……?」

「うん。ルールは簡単。私が指示を出すから、それに従って行動して下さい。もしできなかったら、罰として、お仕置きをします。いいね?」

「うー……」

俺は返事の代わりに首を縦に振った。

「よろしい。まずは……」

篠宮さんはそこで言葉を切った。

(最初は何だろう?)

すると篠宮さんが耳元で囁くように言った。

「おちんちんを大きくすることだよ……」

「んんっ……?」

「ほら、早く大きくして。制限時間は10秒です」

「あ、ああっ」

「10、9、8……」

俺は必死にエロいことを想像して、股間にあるイチモツを勃起させようとした。しかし、中々思うようにいかない。

「7、6、5……」

ダメだ……、全然できない……!

「4、3、2……」

くそ、10秒じゃ無理だ……

「1……、ゼロ。はい、アウト。お仕置き決定ね」
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