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惑星シーズン編
惑星シーズン前編
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ある夏の日ミヒャエルは時空図書館の中にあるアンラ様の研究室を漁っているとある図鑑を見つける。
「なんだろう?」
表紙には生物図鑑と描かれているが中身が途中で終わっている。
「…?」
ミヒャエルは気になりひとまず家に持ってジョーカーに聞いてみることにした。
「…なるほどね~ご先祖様の…でもこの植物見たことないよ 異世界の植物図鑑かな??」
本を一枚捲るとメモぐらいの小さな紙を見つける。
「なんだこれ」
それはハサミのマークとSeasonと書かれた
四つの色とりどりの惑星。
「…これって」
エドガーがコクリと頷く。
「ご先祖様の事ですから一つ惑星ごと研究のための施設を作ったのでしょう」
「……いきたいなそこ」
ミヒャエルが図鑑のかぼちゃのような植物を指差す。
「うまそう」
ミヒャエルは涎を垂らしていた。
「そうですね…どうしますかお兄ちゃん」
「……実はボクも気になってた……準備が出来次第行こうよ Seasonへ」
――――――――――――――――
翌日 仕事を休み 準備を整え押し入れに向かうと鍵を向け行きたい場所を思い浮かべながら押し入れを開ける。
「うわぁなんだこれ!!」
肌で感じる寒さそこは極寒の激しい戸頃…三人は服装を冬用に変え中に入る。
「…すごくさむいね………」
ミヒャエルが白い息を吐いていたがその息で髪が凍っていた。
エドガーが手元に持っていた温度計で測るとなんと氷点下95.6を記録している。
「南極の基地の氷点下を超えましたありえない…」
「ボクらのご先祖様はいつだってありえないことしてきただろほら行くぞ」
三人は周りを見ながら歩いたしかし極寒の地区の中で体力が削られていく…自然の脅威を痛感しつつ先まで歩いていくと小屋のようなところを見つける。
「とりあえずあそこに行こう」
「うん」
ミヒャエルはエドガーに手を繋がれながらジョーカーについていきその小屋にたどり着いた。
ドアを開け、暖炉に火を灯すとふぅーと息を吐く。
「危なかった………」
「この小屋最近作られたように新しいし…何故かシチューの匂いが漂っているような…」
エドガーはこの小屋にやな予感がしていた。一方その頃エドガーは小屋の周りを見ていたが特に目立つものはない。
「…とくにないのかな」
周りを見渡すミヒャエルにぶにゅんとした感触が足に伝わる。
「???」
そして三人はその小屋で寝泊まりをすることにしベッドで一緒に眠る。
ぴちゃ…ぴちゃ
「んっ?」
エドガーが起きると頬の辺りにベタベタした物を指で取る。
「なんで…」びちゃん
上を見上げると緑色の液体が部屋中を染み渡る
「ミヒャエル兄さん!お兄ちゃんおきてください!」
二人はむくりと起き上がるとジョーカーはその光景に驚くがミヒャエルは何故か落ち着いていた。
「やはりこの小屋……なんかおかしい」
三人はベッドから降り小屋から出ようとするがでられない。
「ドアが開かない」
「なんなんだよここ」
窓の方に目をやると目玉が現れる。
「ヒィ」
エドガーがジョーカーの背に隠れると
ミヒャエルが図鑑を開き、ナイフを持ちながらある場所に行く……
「ミヒャエル兄さん!?」
「どこに行くんだ!」
ミヒャエルは柔らかい床を見つけそこにナイフを突き刺すと「きしゃぁぁぁ」と断末魔を挙げ死んだ。
「はぁはぁ」
ミヒャエルはナイフを抜き、二人にいう
「もうすぐここがとうかいするからはやめにそとにでよう」
ミヒャエルがそういうと二人は黙々と準備を始め、小屋から出ていくと後ろの小屋が倒壊した。
ミヒャエルはぱらりと図鑑を開く。
「あれはイエモドキ イエモドキ科イエモドキ目……小屋や家に擬態して捕食する蟹に近い生態のアグラント星雲の生物だって」
「アグラント星雲って聞いた事ないですよ」
エドガーが図鑑をマジマジと見ていた。
ミヒャエルはイエモドキを調べると卵を複数抱えていることに気がつく
「卵……」
ミヒャエルは産まれそうな卵を一つだけこっそりバックの中に入れた。
再び三人は進んでいくのだった。
「なんだろう?」
表紙には生物図鑑と描かれているが中身が途中で終わっている。
「…?」
ミヒャエルは気になりひとまず家に持ってジョーカーに聞いてみることにした。
「…なるほどね~ご先祖様の…でもこの植物見たことないよ 異世界の植物図鑑かな??」
本を一枚捲るとメモぐらいの小さな紙を見つける。
「なんだこれ」
それはハサミのマークとSeasonと書かれた
四つの色とりどりの惑星。
「…これって」
エドガーがコクリと頷く。
「ご先祖様の事ですから一つ惑星ごと研究のための施設を作ったのでしょう」
「……いきたいなそこ」
ミヒャエルが図鑑のかぼちゃのような植物を指差す。
「うまそう」
ミヒャエルは涎を垂らしていた。
「そうですね…どうしますかお兄ちゃん」
「……実はボクも気になってた……準備が出来次第行こうよ Seasonへ」
――――――――――――――――
翌日 仕事を休み 準備を整え押し入れに向かうと鍵を向け行きたい場所を思い浮かべながら押し入れを開ける。
「うわぁなんだこれ!!」
肌で感じる寒さそこは極寒の激しい戸頃…三人は服装を冬用に変え中に入る。
「…すごくさむいね………」
ミヒャエルが白い息を吐いていたがその息で髪が凍っていた。
エドガーが手元に持っていた温度計で測るとなんと氷点下95.6を記録している。
「南極の基地の氷点下を超えましたありえない…」
「ボクらのご先祖様はいつだってありえないことしてきただろほら行くぞ」
三人は周りを見ながら歩いたしかし極寒の地区の中で体力が削られていく…自然の脅威を痛感しつつ先まで歩いていくと小屋のようなところを見つける。
「とりあえずあそこに行こう」
「うん」
ミヒャエルはエドガーに手を繋がれながらジョーカーについていきその小屋にたどり着いた。
ドアを開け、暖炉に火を灯すとふぅーと息を吐く。
「危なかった………」
「この小屋最近作られたように新しいし…何故かシチューの匂いが漂っているような…」
エドガーはこの小屋にやな予感がしていた。一方その頃エドガーは小屋の周りを見ていたが特に目立つものはない。
「…とくにないのかな」
周りを見渡すミヒャエルにぶにゅんとした感触が足に伝わる。
「???」
そして三人はその小屋で寝泊まりをすることにしベッドで一緒に眠る。
ぴちゃ…ぴちゃ
「んっ?」
エドガーが起きると頬の辺りにベタベタした物を指で取る。
「なんで…」びちゃん
上を見上げると緑色の液体が部屋中を染み渡る
「ミヒャエル兄さん!お兄ちゃんおきてください!」
二人はむくりと起き上がるとジョーカーはその光景に驚くがミヒャエルは何故か落ち着いていた。
「やはりこの小屋……なんかおかしい」
三人はベッドから降り小屋から出ようとするがでられない。
「ドアが開かない」
「なんなんだよここ」
窓の方に目をやると目玉が現れる。
「ヒィ」
エドガーがジョーカーの背に隠れると
ミヒャエルが図鑑を開き、ナイフを持ちながらある場所に行く……
「ミヒャエル兄さん!?」
「どこに行くんだ!」
ミヒャエルは柔らかい床を見つけそこにナイフを突き刺すと「きしゃぁぁぁ」と断末魔を挙げ死んだ。
「はぁはぁ」
ミヒャエルはナイフを抜き、二人にいう
「もうすぐここがとうかいするからはやめにそとにでよう」
ミヒャエルがそういうと二人は黙々と準備を始め、小屋から出ていくと後ろの小屋が倒壊した。
ミヒャエルはぱらりと図鑑を開く。
「あれはイエモドキ イエモドキ科イエモドキ目……小屋や家に擬態して捕食する蟹に近い生態のアグラント星雲の生物だって」
「アグラント星雲って聞いた事ないですよ」
エドガーが図鑑をマジマジと見ていた。
ミヒャエルはイエモドキを調べると卵を複数抱えていることに気がつく
「卵……」
ミヒャエルは産まれそうな卵を一つだけこっそりバックの中に入れた。
再び三人は進んでいくのだった。
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