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陽
不思議な鯖のサンドイッチ
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僕は夕飯の準備をしてた。
しかし冷蔵庫にはほとんどない。ついでにご飯もない。
パンがあった。
さてどうしよう。
調味料はあるからそれで食べるか。
「おめでとうございます」
いきなり光り輝くものが背後に現れた。
振り返るとそこには蝶ネクタイした鯖がいた。
「あなたは鯖を愛していますね」
「もちろんだ」
愛しているともあの美しい青い模様もシャープなシルエットもすべてが愛おしい。
「その愛にこたえるため私はここに参りました」
僕はうっとりとそのサバを抱きしめた。
出刃包丁を持って。
そして三枚おろしにし、粉を振って油でこんがりと上げて醤油とみりんと酒を一煮立ちした露に浸した。
そしてかろうじてあったレタスと一緒にパンにはさむ。
そして和風鯖サンドで今日の夕飯が出来上がった。
そしてその鯖サンドをたべようとしてふと気づく。
蝶ネクタイしてしゃべる鯖。
これは本当に鯖サンドだろうか。
しかし冷蔵庫にはほとんどない。ついでにご飯もない。
パンがあった。
さてどうしよう。
調味料はあるからそれで食べるか。
「おめでとうございます」
いきなり光り輝くものが背後に現れた。
振り返るとそこには蝶ネクタイした鯖がいた。
「あなたは鯖を愛していますね」
「もちろんだ」
愛しているともあの美しい青い模様もシャープなシルエットもすべてが愛おしい。
「その愛にこたえるため私はここに参りました」
僕はうっとりとそのサバを抱きしめた。
出刃包丁を持って。
そして三枚おろしにし、粉を振って油でこんがりと上げて醤油とみりんと酒を一煮立ちした露に浸した。
そしてかろうじてあったレタスと一緒にパンにはさむ。
そして和風鯖サンドで今日の夕飯が出来上がった。
そしてその鯖サンドをたべようとしてふと気づく。
蝶ネクタイしてしゃべる鯖。
これは本当に鯖サンドだろうか。
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