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はじめてのおねだり
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薬の影響で龍之介のちんこはかなり縮んでいる。けれど、そこが感じることに違いはない。
女の子だって中イキよりクリイキの方が良いっていう子は多い。今の龍之介にとってはちんこが女の子でいうところのクリなわけで、そこをこうもゴリゴリ刺激されると途端に濡れてきてしまう。
自然と腰は揺れるし、物欲しそうな顔でレイノルドを見上げてしまう。うう、触って欲しい…!キスもいいけど、その大きな手で体中を弄って欲しい、と龍之介は切に願う。
「レイ、………ノル、ドぉ…」
口の中を舐めまわされて、唾液が唇の端を伝って落ちていく。それを追うようにレイノルドの舌が顎を舐め、首筋を吸い、音を立ててねぶっていく。耳からくる卑猥な刺激がたまらない。早く別の場所を吸ってしゃぶって舐めまわして欲しくて仕方ない。
(うう、こんなに焦らされるの、実は初めてかも…)
今までは強引に押し倒されて、犯されて、気がつけば気持ち良くなってわけがわからなくなってしまっていることが多かった。というか、そればっかりであった。
狼くんには自分から迫ることもあったけれど、それ以外で龍之介から積極的に抱いて欲しいとねだったことなんてなかった。特にレイノルドに対しては、そんなことを言い出すよりも先に手を出され続けてきたのである。ダームウェルの助言があった後ででさえ、だ。
けれど今回は、今回こそは自分からOKを出さないとレイノルドは龍之介に触ってこないつもりらしい。家出宣言がそんなに効いたのか、はたまた子供が生まれた影響なのか、単なる意地悪なのかはさておき、龍之介は焦らしに焦らされ心身共に限界にきていた。このままではどうにかなってしまいそうだった。
多少屈辱ではあるが、性欲の前に勝てるもの無し。龍之介は意を決してレイノルドに向かって「触って欲しい」と懇願した。
すると、唐突にレイノルドが体勢を変えた。龍之介を起き上がらせ、ソファの上で向かい合うような形で自分の膝の上に座らせる。そして、あらためて問うてきた。
「どこを、触って欲しいって?」
「えっ…」
ど、どこって…え、えぇ?と龍之介は動揺する。そんなこと、あらたまって聞かれるとは思わなかったからである。
答えあぐねている間にも、レイノルドは龍之介の顔中にキスをしてくる。向かい合う形で座らされたせいでレイノルドの勃起ちんこが股に擦れてどんどん変な気持ちになってきてしまう。肌に触れるレイノルドの唇も熱い。もはや龍之介に冷静な判断など出来るはずもなかった。
だから、視線の先、目に入ったものをつい、そのまま口に出してしまっていた。
「おっぱい…、さわってぇ」
その瞬間の、レイノルドのしてやったりと言わんばかりの悪い顔を、龍之介は暫くの間忘れることが出来なかった。
女の子だって中イキよりクリイキの方が良いっていう子は多い。今の龍之介にとってはちんこが女の子でいうところのクリなわけで、そこをこうもゴリゴリ刺激されると途端に濡れてきてしまう。
自然と腰は揺れるし、物欲しそうな顔でレイノルドを見上げてしまう。うう、触って欲しい…!キスもいいけど、その大きな手で体中を弄って欲しい、と龍之介は切に願う。
「レイ、………ノル、ドぉ…」
口の中を舐めまわされて、唾液が唇の端を伝って落ちていく。それを追うようにレイノルドの舌が顎を舐め、首筋を吸い、音を立ててねぶっていく。耳からくる卑猥な刺激がたまらない。早く別の場所を吸ってしゃぶって舐めまわして欲しくて仕方ない。
(うう、こんなに焦らされるの、実は初めてかも…)
今までは強引に押し倒されて、犯されて、気がつけば気持ち良くなってわけがわからなくなってしまっていることが多かった。というか、そればっかりであった。
狼くんには自分から迫ることもあったけれど、それ以外で龍之介から積極的に抱いて欲しいとねだったことなんてなかった。特にレイノルドに対しては、そんなことを言い出すよりも先に手を出され続けてきたのである。ダームウェルの助言があった後ででさえ、だ。
けれど今回は、今回こそは自分からOKを出さないとレイノルドは龍之介に触ってこないつもりらしい。家出宣言がそんなに効いたのか、はたまた子供が生まれた影響なのか、単なる意地悪なのかはさておき、龍之介は焦らしに焦らされ心身共に限界にきていた。このままではどうにかなってしまいそうだった。
多少屈辱ではあるが、性欲の前に勝てるもの無し。龍之介は意を決してレイノルドに向かって「触って欲しい」と懇願した。
すると、唐突にレイノルドが体勢を変えた。龍之介を起き上がらせ、ソファの上で向かい合うような形で自分の膝の上に座らせる。そして、あらためて問うてきた。
「どこを、触って欲しいって?」
「えっ…」
ど、どこって…え、えぇ?と龍之介は動揺する。そんなこと、あらたまって聞かれるとは思わなかったからである。
答えあぐねている間にも、レイノルドは龍之介の顔中にキスをしてくる。向かい合う形で座らされたせいでレイノルドの勃起ちんこが股に擦れてどんどん変な気持ちになってきてしまう。肌に触れるレイノルドの唇も熱い。もはや龍之介に冷静な判断など出来るはずもなかった。
だから、視線の先、目に入ったものをつい、そのまま口に出してしまっていた。
「おっぱい…、さわってぇ」
その瞬間の、レイノルドのしてやったりと言わんばかりの悪い顔を、龍之介は暫くの間忘れることが出来なかった。
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