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小さい頃よく作ったよね
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『悪口とは心外な、我は別にあれを嫌ってはいないぞ?』
「じゃあ一方的に嫌われてるわけね」
『それは否定せぬが、まあちいさき問題よ』
「そうかなあ…」
なんて雑談を交わしながらも着々と着ていたシャツを剥かれていっている。ううう、なんでこの触手こんなに固いのだろう、ゴムみたいな弾力のくせにちっともびくともしない。伸び縮みもしないではないか。
「あっ」
『可愛らしい乳首よ』
「ん、───ンッ、あっ、やっ、だぁ…!」
長い舌が絡みつくように敏感な部分を舐めあげ、生温かい口の中に包み込まれる。そのままじゅっじゅっと吸われたり舌で転がされたりしていると、否が応でも腰が浮いてきてしまう。
『愛い反応じゃ』
笑う吐息が肌にかかるだけでも感じてしまう。乳首を愛撫されているだけで下半身は硬く熱を持ち、後ろがうずうずしはじめている。
心とは裏腹に、龍之介の体はしっかりと次の愛撫を求めていた。
(うう~……俺の体って奴は…)
何故こうも淫乱なのだろうか、と思ったところで唐突に尻の中に何かが侵入してきた。あまりの冷たさに生理的な悲鳴が漏れる。
「ひっ!?な、なにこれなにこれ……!」
触手の感触とはまた違う、冷んやりとしたそれはウネウネと変則的な動きで尻の中を這い回り、時には吸いついたり腸壁を擦ったりしてくる。なにこれなにこれ!?ちょっとなんか知ってるような感触だけど、パッと出てこない……!
『スライムが気に入ったか?其奴は排泄物を食ってくれる。男を抱く時は便利な魔物よ』
「ス、スライム!?」
あっ、それだ!と龍之介は心の中で手を叩く。あのネトネトした感触と伸び縮みする特性、それに冷んやりしたこの触感、小さい頃よく作ったアレである。洗濯のりとホウ砂を混ぜて絵の具で色をつけてモミモミしたっけなぁ…
「って!魔物じゃん!?そんなん体内に入れんなよっっ!?」
『挿入前の前戯のようなものじゃ。それに其奴の体には軽い催淫効果もある。吸われ続ければそのうち奥が疼いて堪らなくなり自分から腰を擦りつけてきよるわ』
「(また催淫効果つきかよ…!)』
馬鹿の一つ覚えみたいに催淫剤やら媚薬やら、この世界の男どもは薬に頼り過ぎではないか?
(まあ、頼らないと逆に受け入れる側がキツイのか……?)
確かに正気のままでは、こんな馬鹿でかいちんこをケツの中に受け入れることなんて無理な芸当である。
思い返せばスピネルの時も、ダームウェルの時も、彼らが薬を使ったのは結局のところ龍之介の為でもあったのかもしれない。つまり、彼らなりの優しさなのである(納得いかんけど)
「あっ、ひっ、ああっ、これ、ダメ、だめっ、変な声、でるぅ…」
とは言え、スライムに尻の中を舐められ続けるのは地獄のような時間だった。次第に腰がへこへこと勝手に動いて完全に挿入を期待する動きになってしまっていた。奥が熱くて熱くて疼いて仕方ない。早く太くて硬いもので擦って突いて抉って欲しくてたまらなくなってしまっていた。
「じゃあ一方的に嫌われてるわけね」
『それは否定せぬが、まあちいさき問題よ』
「そうかなあ…」
なんて雑談を交わしながらも着々と着ていたシャツを剥かれていっている。ううう、なんでこの触手こんなに固いのだろう、ゴムみたいな弾力のくせにちっともびくともしない。伸び縮みもしないではないか。
「あっ」
『可愛らしい乳首よ』
「ん、───ンッ、あっ、やっ、だぁ…!」
長い舌が絡みつくように敏感な部分を舐めあげ、生温かい口の中に包み込まれる。そのままじゅっじゅっと吸われたり舌で転がされたりしていると、否が応でも腰が浮いてきてしまう。
『愛い反応じゃ』
笑う吐息が肌にかかるだけでも感じてしまう。乳首を愛撫されているだけで下半身は硬く熱を持ち、後ろがうずうずしはじめている。
心とは裏腹に、龍之介の体はしっかりと次の愛撫を求めていた。
(うう~……俺の体って奴は…)
何故こうも淫乱なのだろうか、と思ったところで唐突に尻の中に何かが侵入してきた。あまりの冷たさに生理的な悲鳴が漏れる。
「ひっ!?な、なにこれなにこれ……!」
触手の感触とはまた違う、冷んやりとしたそれはウネウネと変則的な動きで尻の中を這い回り、時には吸いついたり腸壁を擦ったりしてくる。なにこれなにこれ!?ちょっとなんか知ってるような感触だけど、パッと出てこない……!
『スライムが気に入ったか?其奴は排泄物を食ってくれる。男を抱く時は便利な魔物よ』
「ス、スライム!?」
あっ、それだ!と龍之介は心の中で手を叩く。あのネトネトした感触と伸び縮みする特性、それに冷んやりしたこの触感、小さい頃よく作ったアレである。洗濯のりとホウ砂を混ぜて絵の具で色をつけてモミモミしたっけなぁ…
「って!魔物じゃん!?そんなん体内に入れんなよっっ!?」
『挿入前の前戯のようなものじゃ。それに其奴の体には軽い催淫効果もある。吸われ続ければそのうち奥が疼いて堪らなくなり自分から腰を擦りつけてきよるわ』
「(また催淫効果つきかよ…!)』
馬鹿の一つ覚えみたいに催淫剤やら媚薬やら、この世界の男どもは薬に頼り過ぎではないか?
(まあ、頼らないと逆に受け入れる側がキツイのか……?)
確かに正気のままでは、こんな馬鹿でかいちんこをケツの中に受け入れることなんて無理な芸当である。
思い返せばスピネルの時も、ダームウェルの時も、彼らが薬を使ったのは結局のところ龍之介の為でもあったのかもしれない。つまり、彼らなりの優しさなのである(納得いかんけど)
「あっ、ひっ、ああっ、これ、ダメ、だめっ、変な声、でるぅ…」
とは言え、スライムに尻の中を舐められ続けるのは地獄のような時間だった。次第に腰がへこへこと勝手に動いて完全に挿入を期待する動きになってしまっていた。奥が熱くて熱くて疼いて仕方ない。早く太くて硬いもので擦って突いて抉って欲しくてたまらなくなってしまっていた。
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