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沼ったら終わり
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「…………こうしてみると、レイノルドの気持ちがわからなくもないな」
己のモノを口いっぱいに咥えて背後からエドワードに突き上げられている龍之介の艶かしい腰つきを見ながら、スピネルはそんな感想を漏らす。
「気持ちいいか、龍之介」
「ンッ、ンン、ンッ、んぐ…っ」
「良さそうだな」
もっと舌を使って奥まで咥えてくれ、と頭を引き寄せればぢゅぷぷっと喉奥までペニスが呑み込まれる。その甘美な感覚に腰が震えた。こういうところが妙に素直で、従順であると感じる。最初はちょっと嫌がるくせに、結局はなんでも受け入れてくれて、拒絶してもいいはずの非道な行為にさえ寛容さをみせる。
だからどこまでも甘えてみたくなるのだ。試してみたくなる。この男はいったい何処まで自分を許容してくれるのか、と
(ああ、いやらしい顔だ)
突かれる度に喘ぐ声が振動となって下半身にダイレクトに届く。自然とこちらも腰が動いてしまいそうになるのをグッと堪える。もう少しこのまま、自分以外の男に抱かれている龍之介を視姦していたかった。
(こんなことは他の妃たちには出来ないからな)
複数で遊ぶことはあっても、所詮は奉仕的な意味合いが強い。女たちは不思議なもので一緒に抱いてやると一体感が生まれるらしい。個々に抱くより妃同士仲が深まりやすかったりするのだ。
ただそれにもルールがあって、きちんと全員同じだけ愛してやらなければならない。そうなるとこちらが楽しむセックスでは当然なくなってくるわけで、スピネルにとって夫婦間での性行為は殆ど義務のようなものだった。
なので、自分の性衝動をぶつけられる相手というのは、実のところ貴重なのである。
「んあっ、あっ、あっ、アッ、いく、も、イクッ、エド、エドぉ……!」
「エドのピストンが激し過ぎて、咥えていられないか?」
「ハアッ、も、出る…!」
エドワードの長い射精がはじまった。とほぼ同時にビシャっと龍之介も射精する。そのまま中にどぷどぷと精子を吐き出され続ける龍之介の顔をこちらに向けさせ、視線を合わせた。
焦点の合っていないトロンとした目に、自分の姿が映っている。その顔は、心底楽しげであった。
「ふぁ、あ…」
「ほら、もっとちゃんと舌を出せ」
「んん…あ…っ」
ちゅぷちゅぷと舌を吸って、絡めて、音を立てながら唇を貪る。相手を楽しませる為じゃなく、自分が愉しむだけのキス。
どんな横暴を強いても結局最後には気持ち良くなってしまう、そんな龍之介が可愛くて堪らないと、心から思う。
(期限があって良かった)
でなければ、いつまでも繋いで離せなくなりそうだから。
「誰に突っ込まれても、そんな可愛くよがるんだな、お前は」
早めに知れて良かったよ、とスピネルは言う。自分だけが特別であると勘違いしてはならない。龍之介は誰が相手であっても、同じように男をたらし込むのだから。
(レイノルドの気持ちが、よくわかったぜ)
わかりたくも、なかったけれど。
己のモノを口いっぱいに咥えて背後からエドワードに突き上げられている龍之介の艶かしい腰つきを見ながら、スピネルはそんな感想を漏らす。
「気持ちいいか、龍之介」
「ンッ、ンン、ンッ、んぐ…っ」
「良さそうだな」
もっと舌を使って奥まで咥えてくれ、と頭を引き寄せればぢゅぷぷっと喉奥までペニスが呑み込まれる。その甘美な感覚に腰が震えた。こういうところが妙に素直で、従順であると感じる。最初はちょっと嫌がるくせに、結局はなんでも受け入れてくれて、拒絶してもいいはずの非道な行為にさえ寛容さをみせる。
だからどこまでも甘えてみたくなるのだ。試してみたくなる。この男はいったい何処まで自分を許容してくれるのか、と
(ああ、いやらしい顔だ)
突かれる度に喘ぐ声が振動となって下半身にダイレクトに届く。自然とこちらも腰が動いてしまいそうになるのをグッと堪える。もう少しこのまま、自分以外の男に抱かれている龍之介を視姦していたかった。
(こんなことは他の妃たちには出来ないからな)
複数で遊ぶことはあっても、所詮は奉仕的な意味合いが強い。女たちは不思議なもので一緒に抱いてやると一体感が生まれるらしい。個々に抱くより妃同士仲が深まりやすかったりするのだ。
ただそれにもルールがあって、きちんと全員同じだけ愛してやらなければならない。そうなるとこちらが楽しむセックスでは当然なくなってくるわけで、スピネルにとって夫婦間での性行為は殆ど義務のようなものだった。
なので、自分の性衝動をぶつけられる相手というのは、実のところ貴重なのである。
「んあっ、あっ、あっ、アッ、いく、も、イクッ、エド、エドぉ……!」
「エドのピストンが激し過ぎて、咥えていられないか?」
「ハアッ、も、出る…!」
エドワードの長い射精がはじまった。とほぼ同時にビシャっと龍之介も射精する。そのまま中にどぷどぷと精子を吐き出され続ける龍之介の顔をこちらに向けさせ、視線を合わせた。
焦点の合っていないトロンとした目に、自分の姿が映っている。その顔は、心底楽しげであった。
「ふぁ、あ…」
「ほら、もっとちゃんと舌を出せ」
「んん…あ…っ」
ちゅぷちゅぷと舌を吸って、絡めて、音を立てながら唇を貪る。相手を楽しませる為じゃなく、自分が愉しむだけのキス。
どんな横暴を強いても結局最後には気持ち良くなってしまう、そんな龍之介が可愛くて堪らないと、心から思う。
(期限があって良かった)
でなければ、いつまでも繋いで離せなくなりそうだから。
「誰に突っ込まれても、そんな可愛くよがるんだな、お前は」
早めに知れて良かったよ、とスピネルは言う。自分だけが特別であると勘違いしてはならない。龍之介は誰が相手であっても、同じように男をたらし込むのだから。
(レイノルドの気持ちが、よくわかったぜ)
わかりたくも、なかったけれど。
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