社畜サラリーマンの優雅な性奴隷生活

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男でもあるよね

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「そりゃ母性本能だろ」
「ええー…」

にべもなくそう言われ、龍之介は肘で支えていた顎をガクンと外す。

「可愛くって堪んねえ、だろ?そりゃ俺がこんくらいのガキに対していっつも思ってることだよ」
「スピネルの子供って、今いくつ?」
「5才と6才と2才の双子が2組」
「わお、子沢山…」
「お前のそれは、子供扱いだよ。エドのこと本当に大人の男だと思って接してるか?」
「大人だと思ってるからセックスしてるんだけど…」
「そうかあ?お前なら俺のガキがヤラせてって迫ってきても、かわいいって許しちまいそうだけどな…」
「ごっ5才とか6才だろっ、流石に無理だよ!!」
「獣人の6才はもうかなりデカいぞ」

ちなみに俺の精通は4才だったとスピネルは言う。なにそれこわい、はやい…

(そういや小型犬は生後6ヶ月頃でもう発情期があるんだっけか?)

動物や獣に近いというのなら、成長も性成熟が早いのもまあ納得である。人間の感覚と一緒にしてはいけないのだろう…


「留守の間、変わりなかったか」
「うん、まったく。平和そのもの」
「そうか、それはなにより」
「あ、でも他の王妃たちが俺に会いたいって言ってくれてるんだけどさ、会った方がいいのか?事情わかってないのに顔を合わせるのもあんまりよくないかなって、断ってもらってたんだけど…」
「別に好きにすりゃいいさ」
「そうなの?でも話してないんだろ、こっちの事情」
「話してはいないが、隠しているわけでもないからな。メリナ……第一王妃に話したのは聞かれたから答えたまでだ。俺は基本嫁に隠し事はしないし、嘘も吐かない」
「それが夫としての誠実さってこと?」
「さてな、本当のことを伝えるのが必ずしも良いとは限らないだろ」
「それな…」

じゃあ丸投げってこと?と聞くと、答えたくない質問には答えなきゃいいと言われてしまった。

「面倒なことは俺に投げてくれて構わない」
「た、頼りになるうぅ」
「ハハ、惚れ直したか」

惚れてる前提で話すなよとも思ったけれど、この包容力と安心感は相当なものである。メンタルが安定している証拠だろうか。情緒が安定している大人は男女問わずすごいと思ってしまう龍之介であった。何故なら自分がわりと情緒不安定気味だからである。


「物事に動じない大人になりたい…」
「お前の魅力はその反応の良さに直結してると思うけどな」
「ええ?俺そんなにリアクションでかい?」
「思ったこと、隠せないタイプなのは確かだな」
「それって大人として~…」
「俺のガキ共と気が合いそうだ。明日にでも紹介してやるよ」
「ええ…?まあ、いいけど…」

スピネルの子供かあ、と押し倒されながら龍之介は考える。やっぱり、獣人なんだろうか?子ライオンだったりするのだろうか?それってちょっと、かわいいかも…

(そういや、他のお嫁さんたちって、みんな獣人なんだろうか…?)

思えば見せてもらった肖像画は、みんな人型だったなぁと、
スピネルのちんこを体の奥に受け入れながら、龍之介はそんなことを考えていた。
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