同一攻主によるR18短編集

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姉の夫は焦らしてから食べる

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「暁…くん?」

酔っ払っているなと思った。アルコールの匂いと汗の臭い。決して良いにおいではないけれど、妙に興奮する匂いだ。

ゆっくりと近づいて、前髪をすく。額に貼りついた前髪の生え際を軽く指で撫でるとくすぐったそうに義兄が顔を歪めた。

「なに?どう…したの…」
「寝ぼけてるね、義兄さん」

薄く笑って顔を近づける。そのまま手だけを下ろして頬、唇、首筋、胸、脇腹、ゆっくりと指先で形を辿るように触っていくと、びくりと体が跳ねた。

「ここ、感じるの?」
「なに、を……暁くん、寝ぼけてるの?」
「それは義兄さんの方でしょう?」

俺はくっ、と笑って反応の良かった鼠蹊部を撫でる。顔はお互い正面を向いたまま、吐息のかかる距離で視線を合わせ、感じる部分を刺激していく。

「ん、ヤバ…やばいから、暁くん、そこ…」
「勃っちゃったね。反応早いな、最近抜いてなかった?」
「ふざけてるの?大人をからかったら駄目だよ、退けて、……ンン、」
「あー…もうパンツにシミが出来ちゃったね、義兄さん感じやすいんだ」

抜いてあげるよ、と言って下着の中に手を突っ込む。ちょっと触っただけなのにもうフル勃起していた。顔に似合わずデカくてカリの張ったいいちんこである。握り甲斐がある。

「あ、暁く…!」
「はい、シーっ」

人差し指を唇の前に立てる。

「姉貴が起きちゃいますよ」
「………!」

それは魔法の言葉だった。途端に義兄はおとなしくなる。けれど、握ったちんこは硬いままだった。

「ほら、舌出して」
「んあっ」

舌を伸ばして唇を割る。誘い出された赤い舌を絡め取り、フェラするみたいにチュッチュと吸いながらちんこを扱いた。

「うわ、やらしー汁出てきた」

すぐに下半身からグチュグチュと卑猥な音がしはじめる。先っぽから出たいやらしい汁を絡めとり、わざと音を立てながら扱いていく。
その間も、キスはやめない。レロレロ舌を舐めまわしながらジュルジュルと唾液を啜って鼓膜をエッチに犯していく。男も女も、耳からくる刺激には弱いのだ。

「や、め、やめやめ…」
「やめていいの?こんなに気持ちよさそうなのに?」
「でも、暁くんはあいつの弟で…あ、あう、だめ、そんな扱かないでっ」
「弟だから駄目なの?男だからじゃなくて?」
「それは…その…ッ」
「そうだよね、触られて感じるのに、男も女もないよね?」

ほら、いいから一回イキなよ、と激しく扱くと義兄は簡単にイッた。俺の手が義兄の出した精子まみれになる。

「ご、ごめ…!」
「気持ち良かった?男にされたって普通に感じるだろ?」
「……ッ、なんで、こんなこと…」
「だって義兄さん、かわいいんだもん」

酔っ払って寝てる顔見てたらムラムラしちゃって、と悪びれずに笑うと義兄は顔を真っ赤にして目を見開いた。奥二重の切長の瞳が不安げに俺を見て揺れている。普段は堂々とした大人の男なのに、その頼りなげな顔がギャップ萌えしてヤバいな、と思う。

「…めっちゃくちゃに犯してぇ」

思わずそう呟くと、義兄がひっと怯えた声をあげた。なんだよその反応、めっちゃそそるんですけど。

「今すぐ抱かれんのと、口で俺をイカせるの、どっちがいい?」

答えねぇと今すぐ姉貴のこと起こすよ、と精子まみれの手を翳して脅してみると、義兄は顔を真っ青にさせ俯いてしまった。
なのに義兄のちんこは勃起したままだ。体が心を裏切りまくっている証拠である。

「それとも、舐めあいっこでもする?」

そう言って口をあけ長い舌をべろりと出すと、義兄の喉がごくりと上下した。なんだ、まんざらでもなさそうな反応じゃないか。

「なあに、やっぱり口でして欲しくなった?義兄さん」
「ちがっ、ちがう!そうじゃない…そうじゃなくて…!」
「声デカいって、静かにしろよ」
「んンッ」

精子まみれの指を口の中に突っ込む。そのまま口の中を犯すように動かしてやると、健気に舌で吸いついてきた。なかなか良い顔でしゃぶるので、動画を撮ってやった。なかなかエロい画角である。

「フェラ顔可愛いね、義兄さん」
「ぷあっ」
「その調子で俺のもしゃぶってよ」
「────!!」

勃起したちんこを義兄の口に突っ込んで、後頭部を引き寄せる。
そのまま腰を動かすと、舌で押し戻すような感触に加虐心が煽られた。抵抗する意志を奪うように腰を突き入れ思い切り頭を動かす。
噛まれるかと思ったけれど、義兄はただ苦しそうに喘ぐだけだった。

「ンンン!──ンッ」
「はぁ……めっちゃ出た…」
「ゲホッ、おぇ…」
「喉まんこサイコーだったよ、義兄さん」

今度またゆっくり、続きしよっか。
そう言って、俺は客間を出て行く。このまま抱いてしまっても良かったけれど、すぐに最後までしてしまうのは勿体無い気がしたからだ。

(動画も撮ったし)

今度は乳首調教してやろっと、と俺は鼻歌混じりに自室へと戻って行く。


姉貴が夫を連れて初めて実家に泊まった、その夜の話である。
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