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変容
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「だっ、誰ですかっ!?」
「この顔を見て気付かないか?貴女が先程まで抱かれていた男の顔にそっくりだろう」
「え…」
至近距離で見つめられ、充希は瞬きを繰り返す。確かに顔の造形や肌の白さはダリウスととてもよく似ている。けれど、この男の顔を見てダリウスとそっくりだとはとても思えなかった。
「全然違うわ」
「へえ?そうか?初めて言われたな」
「だって、あの人はそんな目で私を見ないもの」
「…………どんな目だって?」
「軽蔑、侮蔑、………本当は触るのだって嫌って顔をしているわ」
あなた、私のこと嫌いでしょう?と問いかける。すると、男は充希を抱き上げたまま浴室を出ると迷いのない足取りでどんどん寝室へと向かっていく。
そうして、濡れたままの充希をごろりとベッドの上に転がした。
「生意気な口をきく女だ。可愛がってやろうと思っていたが、気が削がれたな」
手酷く抱いてやろうか、と男は裸の充希の上にのしかかってくる。ダリウスと似た顔なのに充希を見下ろすその顔は全然違って見えて、充希は本能的な恐怖を覚える。
何故、初対面のはずの相手にこんなにも嫌悪感を剥き出しにされているのだろうか?
(私が、聖女だから?)
理由なんて、きっとそれしかあり得ない。
「あっ、んっ、やぁ、……や、だぁっ」
「嫌?胸を舐められるのが嫌か?だがこれが貴女のお仕事なんだろ?男に股を開くしか脳のない異世界からの来訪者よ」
「ちがっ、……やめて!んっ、や、いや、いやぁっ」
抵抗しても、びくともしない。重たい鋼ような体に押し潰されながら胸を激しく愛撫される。乱暴に揉みしだかれ、尖った先端を舌で何度も嬲られる。わざとではないかと思うほど音を立てて吸われ、舐められ、しゃぶられる。その荒々しい愛撫はダリウスやサイラスのそれとは全く違う、充希の体をこれっぽっちも気遣う素ぶりのないものだった。
(なのに……、私、感じてる……)
頭では嫌だと思っているのに、乱暴な愛撫に下半身に熱が集中していくのがわかる。じわりと汗が吹き出して、呼吸が乱れる。股の間から透明な粘液があふれ出て、男を誘う匂いを発しているのを充希は充分に自覚していた。
「いや、なのにぃ…」
それは、嘘じゃないのに。こんなに自分を蔑んでいる相手に押し倒されて、無理矢理抱かれるなんて我慢ならないのに。
なのに、体は勝手に反応していく。口では嫌だと言いながらも、男の手の動きに感じて体が跳ねる。もっともっとと強請るように腰が蠢く。嫌なのに、───本当に嫌なのに、どうしようもないのだ。
「………流石の淫乱ぶりだな。ダリウスを虜にしただけのことはある」
「あっ…いやっ、あんっ、ゆび、増やさないで…、だめ、ダメなのっ、それ、だめっ」
「もう三本も咥え込んでるぞ。ヤリまくってる癖に締めつけのいい穴だ、名器というやつか?嫌だと言うわりに男を誘い込む悪い女だな。こんなに感じて甘い声で鳴いておいて、それで私を拒絶しているつもりか?タチの悪い冗談だな」
男は嘲るように笑いながら充希の濡れた秘部に熱いペニスを押しあてる。
「抱いてやるよ、それが貴女のお役目なんだろ?」
「この顔を見て気付かないか?貴女が先程まで抱かれていた男の顔にそっくりだろう」
「え…」
至近距離で見つめられ、充希は瞬きを繰り返す。確かに顔の造形や肌の白さはダリウスととてもよく似ている。けれど、この男の顔を見てダリウスとそっくりだとはとても思えなかった。
「全然違うわ」
「へえ?そうか?初めて言われたな」
「だって、あの人はそんな目で私を見ないもの」
「…………どんな目だって?」
「軽蔑、侮蔑、………本当は触るのだって嫌って顔をしているわ」
あなた、私のこと嫌いでしょう?と問いかける。すると、男は充希を抱き上げたまま浴室を出ると迷いのない足取りでどんどん寝室へと向かっていく。
そうして、濡れたままの充希をごろりとベッドの上に転がした。
「生意気な口をきく女だ。可愛がってやろうと思っていたが、気が削がれたな」
手酷く抱いてやろうか、と男は裸の充希の上にのしかかってくる。ダリウスと似た顔なのに充希を見下ろすその顔は全然違って見えて、充希は本能的な恐怖を覚える。
何故、初対面のはずの相手にこんなにも嫌悪感を剥き出しにされているのだろうか?
(私が、聖女だから?)
理由なんて、きっとそれしかあり得ない。
「あっ、んっ、やぁ、……や、だぁっ」
「嫌?胸を舐められるのが嫌か?だがこれが貴女のお仕事なんだろ?男に股を開くしか脳のない異世界からの来訪者よ」
「ちがっ、……やめて!んっ、や、いや、いやぁっ」
抵抗しても、びくともしない。重たい鋼ような体に押し潰されながら胸を激しく愛撫される。乱暴に揉みしだかれ、尖った先端を舌で何度も嬲られる。わざとではないかと思うほど音を立てて吸われ、舐められ、しゃぶられる。その荒々しい愛撫はダリウスやサイラスのそれとは全く違う、充希の体をこれっぽっちも気遣う素ぶりのないものだった。
(なのに……、私、感じてる……)
頭では嫌だと思っているのに、乱暴な愛撫に下半身に熱が集中していくのがわかる。じわりと汗が吹き出して、呼吸が乱れる。股の間から透明な粘液があふれ出て、男を誘う匂いを発しているのを充希は充分に自覚していた。
「いや、なのにぃ…」
それは、嘘じゃないのに。こんなに自分を蔑んでいる相手に押し倒されて、無理矢理抱かれるなんて我慢ならないのに。
なのに、体は勝手に反応していく。口では嫌だと言いながらも、男の手の動きに感じて体が跳ねる。もっともっとと強請るように腰が蠢く。嫌なのに、───本当に嫌なのに、どうしようもないのだ。
「………流石の淫乱ぶりだな。ダリウスを虜にしただけのことはある」
「あっ…いやっ、あんっ、ゆび、増やさないで…、だめ、ダメなのっ、それ、だめっ」
「もう三本も咥え込んでるぞ。ヤリまくってる癖に締めつけのいい穴だ、名器というやつか?嫌だと言うわりに男を誘い込む悪い女だな。こんなに感じて甘い声で鳴いておいて、それで私を拒絶しているつもりか?タチの悪い冗談だな」
男は嘲るように笑いながら充希の濡れた秘部に熱いペニスを押しあてる。
「抱いてやるよ、それが貴女のお役目なんだろ?」
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