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本編
散らされる R18 暴力描写あります。
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side ソフィー
「急ね」
ソフィーは夜なのに王宮からの呼び出しをいぶかしんだが、印をみると婚約者のローラン殿下のものだったのでしぶしぶその呼び出しに応じた。父親は心配そうである。
「ソフィー、朝でもいいのでは?」
「急ぎの用らしいので。……面倒な書類仕事でも回って来たのではないでしょうか」
「婚約者とはいえ……、殿下も非常識だ」
ソフィーはぐちぐちいう父親に笑いかけ、王家が差し向けた馬車に乗った。
ローランの私室に通されお茶を出され、次に気が着いた時には全裸で腕を頭上でまとめられ足を広げられていた。
「よし、起きたな」
自分の上にはグロテスクなものをそそり立たせた婚約者がいた。
「左側を見てみろ」
底には見覚えのある少年たちが着いてきてくれたメイドのリナにたかっていた。全裸の男うつあがリナの後ろで腰を振っている。
「ローラン様……、なんですか、これは」
くそ野郎、と周りを見回す。ソフィーが見知った側近たちの姿はなく、エリカといちゃついていた男子生徒が下卑た表情を浮かべてリナを襲って居たりソフィーを押さえつけて居たり。
「お前を売る前に初花は散らしておこうと思ってな。王族に、王に初花をささげるんだ。栄誉に思え」
すんなりした足を曲げられ押さえつけられる。醜悪なものがぐいとソフィーを蹂躙し始める。ソフィーは必死に声を殺す。この男の望むようにはならないと思う。
「はは、狭いな、さすがに」
ソフィーはこいつから与えられた痛み全てこいつに返してやる。そう思いながら痛みを耐えていた。手足を押さえていた少年がちははばかることなくソフィーの乳房や尻、体中を触りまくっている。
一瞬。頬が熱くなる。目を見開くともう片頬も熱くなって、眼の端に痛みが走る。ローランの小指が眼球をかすったようだった。
「泣けよ。お前みたいな高慢ちきな女、いつもこうしてやりたかったんだよ」
歪んだ笑顔でローランはソフィーの顔を張り、最後には拳を落した。顔を傷つける事に満足したのかローランはソフィーを犬のように四つん這いにさせ首に首輪を巻き付ける。
「お前の家の爵位はもうないぞ。今日から平民だよ、お前ら一族」
そう言いながらローランは白い背中に手形がつく様に叩き始めた。
「このでかい尻も乳も手形のつけがいがあるな」
他の少年たちもローランの合わせてソフィーの肌をつねったり噛んだりし始める。リナはその様子を見て固まっているが、後ろからリナを抱いてる男がいいはなつ。
「ほら、腰をふれ。俺を満足させたら俺はあの女を殴ったりしない」
リナは半泣きで男を満足させようと動き始めた。
全裸のままリナとソフィーは娼館行の馬車に荷物の様に積み込まれた。
「お嬢様、お嬢さ」
リナが裸のソフィーの腹の上で泣く。ソフィーは同じように凌辱されていたリナのヘッドドレスだけが残ったままなのを見て少し笑った。そしてソフィーは笑える自分がいることに安堵した。どれだけ落されても、あいつだけはゆるさない、と薄れ行く意識の中でローランを呪っていた。
娼館に入ると、見たことのあるような女性がいた。褐色の肌に薄い茶色の髪の麗しい女性だった。
「女の子の体に……」
女性はそうつぶやくと奥までソフィーを抱き上げて連れて行く。ソフィーは柔らかな大きなクッションのような寝具に寝かされ、リナと女性に体中を拭かれている。ソフィーの局所を見て女性は眉を顰めt。
「……ローラン陛下は女性の体の事なんか全く知らない様子ですね」
リナは頷いていたがソフィーは既に意識を手放している。二人がかりでソフィーの体に膏薬を塗り終える。最高に肌触りのいいシルクの上掛けをかけると女性はリナを手招きする。
「次は貴方よ。ソフィー嬢程ではなくてもあなたも暴力の被害者なのだから」
「急ね」
ソフィーは夜なのに王宮からの呼び出しをいぶかしんだが、印をみると婚約者のローラン殿下のものだったのでしぶしぶその呼び出しに応じた。父親は心配そうである。
「ソフィー、朝でもいいのでは?」
「急ぎの用らしいので。……面倒な書類仕事でも回って来たのではないでしょうか」
「婚約者とはいえ……、殿下も非常識だ」
ソフィーはぐちぐちいう父親に笑いかけ、王家が差し向けた馬車に乗った。
ローランの私室に通されお茶を出され、次に気が着いた時には全裸で腕を頭上でまとめられ足を広げられていた。
「よし、起きたな」
自分の上にはグロテスクなものをそそり立たせた婚約者がいた。
「左側を見てみろ」
底には見覚えのある少年たちが着いてきてくれたメイドのリナにたかっていた。全裸の男うつあがリナの後ろで腰を振っている。
「ローラン様……、なんですか、これは」
くそ野郎、と周りを見回す。ソフィーが見知った側近たちの姿はなく、エリカといちゃついていた男子生徒が下卑た表情を浮かべてリナを襲って居たりソフィーを押さえつけて居たり。
「お前を売る前に初花は散らしておこうと思ってな。王族に、王に初花をささげるんだ。栄誉に思え」
すんなりした足を曲げられ押さえつけられる。醜悪なものがぐいとソフィーを蹂躙し始める。ソフィーは必死に声を殺す。この男の望むようにはならないと思う。
「はは、狭いな、さすがに」
ソフィーはこいつから与えられた痛み全てこいつに返してやる。そう思いながら痛みを耐えていた。手足を押さえていた少年がちははばかることなくソフィーの乳房や尻、体中を触りまくっている。
一瞬。頬が熱くなる。目を見開くともう片頬も熱くなって、眼の端に痛みが走る。ローランの小指が眼球をかすったようだった。
「泣けよ。お前みたいな高慢ちきな女、いつもこうしてやりたかったんだよ」
歪んだ笑顔でローランはソフィーの顔を張り、最後には拳を落した。顔を傷つける事に満足したのかローランはソフィーを犬のように四つん這いにさせ首に首輪を巻き付ける。
「お前の家の爵位はもうないぞ。今日から平民だよ、お前ら一族」
そう言いながらローランは白い背中に手形がつく様に叩き始めた。
「このでかい尻も乳も手形のつけがいがあるな」
他の少年たちもローランの合わせてソフィーの肌をつねったり噛んだりし始める。リナはその様子を見て固まっているが、後ろからリナを抱いてる男がいいはなつ。
「ほら、腰をふれ。俺を満足させたら俺はあの女を殴ったりしない」
リナは半泣きで男を満足させようと動き始めた。
全裸のままリナとソフィーは娼館行の馬車に荷物の様に積み込まれた。
「お嬢様、お嬢さ」
リナが裸のソフィーの腹の上で泣く。ソフィーは同じように凌辱されていたリナのヘッドドレスだけが残ったままなのを見て少し笑った。そしてソフィーは笑える自分がいることに安堵した。どれだけ落されても、あいつだけはゆるさない、と薄れ行く意識の中でローランを呪っていた。
娼館に入ると、見たことのあるような女性がいた。褐色の肌に薄い茶色の髪の麗しい女性だった。
「女の子の体に……」
女性はそうつぶやくと奥までソフィーを抱き上げて連れて行く。ソフィーは柔らかな大きなクッションのような寝具に寝かされ、リナと女性に体中を拭かれている。ソフィーの局所を見て女性は眉を顰めt。
「……ローラン陛下は女性の体の事なんか全く知らない様子ですね」
リナは頷いていたがソフィーは既に意識を手放している。二人がかりでソフィーの体に膏薬を塗り終える。最高に肌触りのいいシルクの上掛けをかけると女性はリナを手招きする。
「次は貴方よ。ソフィー嬢程ではなくてもあなたも暴力の被害者なのだから」
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