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明日の月は綺麗でしょうね。

閑話 仮眠室 常円寺 一喜視点

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ほんのちょっと、な表現が入ります!
苦手な方は今すぐダッシュで逃げてください!













 「一喜……だい、じょぶ?」
 「ああ…大丈夫だ。ありがとう。」
 (まさか、触られるなんて思ってなかった。)

 予想外の襲撃に完全に頭が働かなくなってしまった………。

 「一喜……。」
 「?、なんだ?」

 ふいに名前を呼ばれ、柊の方を見る。

 俺と柊は幼馴染で恋人だ。
 いつからか、友情は深い愛情に変わっていたが、それは柊も同じだったため、恋人への道は思いのほか速かった。

 「どうかしたか?」
 「……………消毒……していい?」
 「?、うわっ…!」

 柊はそう言うと俺の腕を引っ張り、唇を重ねてきた。

 「んむっ…おい、柊…!何してんだ、こんなところで」
 「だから………消毒…」
 「そうじゃなくて……」

 柊に聞き入れる様子はなく、キスをし続ける。

 「んあっ、おいいい加減にしろ」
 
 あろうことか舌を入れてきたではないか

 「お、い……んぅ…やめ…」

 舌が絡み合う音が耳に入る。

 (脳みそが溶けそうだ……。)
  「……!何勃たせてんだ!」

 柊の腰が俺の膝に当たったときに、硬いものが………

 「だって…」
 「だって、じゃない!我慢しろ!」
 「我慢したら……いい……?」
 「……………好きにしろ」

 俺は顔が赤くなっているのが自分でも分るくらい顔が熱くなっていた。

 「………楽しみ…してる…」
 「うるさい……」

 ちなみに縞至には耳が真っ赤になっているのが見えているので、隠しきれていない常円寺を可愛いと思っていた。











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