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PHASE5ー欠落ー
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しおりを挟む「って感じでさー!なんか腑に落ちないんだよなあ」
とある会員制のバーで話す二人
「マスターの計らいなんかわからへんのやけど…
まさか翔やんはワイに愚痴をぶちまけるためだけにわざわざ個室にしたん?勘弁してや!」
「うるさいなーたまにはいいだろ
マネージャーに愚痴るわけにもいかないんだからヒカルくらいしかいないんだよー」
「あーはいはいーい、可愛い可愛いワイの翔やん
いつもお仕事頑張ってまちゅねー!
よしよーし…ってなるわけないやろ!!
自分もう23やで!?そろそろ一人で愚痴を発散する方法くらい学んでおきや!」
「んなこと言ってもな…事務所の先輩とかいるわけじゃないんだからそんなのわからないよ」
「ちゃうちゃう!そんな事務所の上下関係での遊びなんか売れへんやつらの足の引っ張り合いばっかでロクなことせえへんわ
それよりもっとおるやんか…ええと…アイツとか!
同じ舞台の大空大河やっけ?
アイツも翔やんと変わらないペースで有名になっとるやんか!しかも仲もええんなら尚更や
最近やと事務所の看板を背負う若き舞台俳優って各所で言われるくらいや、あそこまでいけば下手な遊び方なんかせんやろ」
「確かに大河とは仲はいいけど俺は仕事で知り合った人間とは一切プライベートで合わないようにしてるんだよ
外野は仲の良さをいいことに勝手に二人でプライベートも会ってるだの目撃したのだの勝手に妄想してるわけで全く困るわ」
「そんなストイックぼっちくんの愚痴を永遠に聞かせられる売れっ子ヒカルくんの立場はいったい全体どうなるんやろなー
ああ誰か可哀想って言ってくれへんかなーー」
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