交錯する群像劇

妖狐🦊🐯

文字の大きさ
上 下
127 / 135
PHASE5ー欠落ー

115

しおりを挟む



「今回は私の監督人生の中では勿論、舞台という業界の中でも挑戦的な一歩となる大きな舞台となるでしょう」


多くの記者とフラッシュがたかれる中、茂森監督と大空大河の二人は舞台へのプロモーションに臨んだ


「今回は茂森監督の一つの集大成ということで、関わりの深いキャストを集約したと伺っています
その中に湊晴彦さんの息子でもある湊翔さんも主人公のライバル役として出演されるようですが、キャスティング理由はやはり過去に監督と晴彦さんのタッグが多かったことも関係あるのでしょうか?」


「当時を知る方々からしたらそういったイメージを浮かべるのも当然でしょう
しかし彼は一度表舞台から身を引いたのにも関わらず気付けば舞台の世界へ足を踏み込んでいました
それを風の噂で聞きつけて直接連絡を取り合ったのが舞台俳優としての彼との始まりでした」


「なるほど、本舞台の主演でもある大空大河さんとも良好な関係と伺っていますが今回このお二方を選んだのも何か狙いがありますか?」


「この二人だけではなく今回は3年前に行った舞台でキャスティングしたメンバーを中心に新たに集めています
理由としては当時ルーキー中心の舞台でありながら業界内では非常に高い評価をいただきました
その実績も踏まえて今回再集結という形でキャスティングさせていただきましたね」


(やっぱりあの時の舞台が今に活きていたんだ…)


「教え子の再集結というのも中々感動しますね
そして隣には主人公役の大空大河さんにもお聞きしたいのですが、ズバリ今回の舞台についての意気込みをお願いします!」


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

食事届いたけど配達員のほうを食べました

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
なぜ自転車に乗る人はピチピチのエロい服を着ているのか? そう思っていたところに、食事を届けにきたデリバリー配達員の男子大学生がピチピチのサイクルウェアを着ていた。イケメンな上に筋肉質でエロかったので、追加料金を払って、メシではなく彼を食べることにした。

いろいろ疲れちゃった高校生の話

こじらせた処女
BL
父親が逮捕されて親が居なくなった高校生がとあるゲイカップルの養子に入るけれど、複雑な感情が渦巻いて、うまくできない話

義兄に寝取られました

天災
BL
 義兄に寝取られるとは…

小さい頃、近所のお兄さんに赤ちゃんみたいに甘えた事がきっかけで性癖が歪んでしまって困ってる

海野
BL
小さい頃、妹の誕生で赤ちゃん返りをした事のある雄介少年。少年も大人になり青年になった。しかし一般男性の性の興味とは外れ、幼児プレイにしかときめかなくなってしまった。あの時お世話になった「近所のお兄さん」は結婚してしまったし、彼ももう赤ちゃんになれる程可愛い背格好では無い。そんなある日、職場で「お兄さん」に似た雰囲気の人を見つける。いつしか目で追う様になった彼は次第にその人を妄想の材料に使うようになる。ある日の残業中、眠ってしまった雄介は、起こしに来た人物に寝ぼけてママと言って抱きついてしまい…?

おねしょ癖のせいで恋人のお泊まりを避け続けて不信感持たれて喧嘩しちゃう話

こじらせた処女
BL
 網谷凛(あみやりん)には付き合って半年の恋人がいるにもかかわらず、一度もお泊まりをしたことがない。それは彼自身の悩み、おねしょをしてしまうことだった。  ある日の会社帰り、急な大雨で網谷の乗る電車が止まり、帰れなくなってしまう。どうしようかと悩んでいたところに、彼氏である市川由希(いちかわゆき)に鉢合わせる。泊まって行くことを強く勧められてしまい…?

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

エレベーターで一緒になった男の子がやけにモジモジしているので

こじらせた処女
BL
 大学生になり、一人暮らしを始めた荒井は、今日も今日とて買い物を済ませて、下宿先のエレベーターを待っていた。そこに偶然居合わせた中学生になりたての男の子。やけにソワソワしていて、我慢しているというのは明白だった。  とてつもなく短いエレベーターの移動時間に繰り広げられる、激しいおしっこダンス。果たして彼は間に合うのだろうか…

【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます

夏ノ宮萄玄
BL
 オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。  ――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。  懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。  義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。

処理中です...