上 下
29 / 33
番外編 湖畔の城 シグ×ユイ編

ユイ 2*(コウ×リンより激しめ?です)

しおりを挟む

 そして、大変豪華なディナーを頂いたけど堪能出来るはずもなく・・何とか食べ終え部屋に戻る。

ロム先生とランさんにちょっと心配されたけど、「憧れの城に居る事に興奮してるだけ」って言ったら納得してくれた・・のかな?まぁ、自分たちの事で精一杯みたいだし(特にロム先生)大丈夫だろう。

部屋はリビングスペースと寝室がある豪華な作りだ。部屋のデザインにも見入ってしまう。ロム先生とランさんはスイートルームに宿泊。もう付き合ってるみたいだしね。すごくお似合いだと思うんだ。幸せになって欲しい。
スイートルームも見せてもらったけど、細部に至るまで細やかなデザインが施されていて素晴らしかった。

「ユイ?また私を忘れていましたね?上半身だけでは足りませんでしたか?」

「へっ?忘れてない!忘れてないからっ!!上半身だけで充分だよっ!」

「そうですか?とりあえず寝室に行きましょう。確か姿見もありましたし、今のユイを確認しましょうね?」

何の確認??!

俺は寝室に連行された。
ルーとローはリビングでイチャイチャ、ペロペロしてる。あれはもう精神的に繋がってるな。

姿見の前で服を脱がされ、上半身に着けられたレザーのハーネスだけになる。本来ならシルバーの金具と合わさった物が多いんだろうけど、シグの魔法で作られるのは革だけ。それでも充分カッコいいデザイン。うん、服の上からだと普通にファッションとして有りかも知れない。今は裸で下半身も丸出しだけど・・・

「・・・・拘束。」

上半身のハーネスの左右の脇下から繋がり、腰と両太ももに革のベルトが追加された・・確かにバランスはいい。

「本当は体の中心も繋いでコックリングを付けたいんですがね。大好きな城でそこまでされるのはいくら淫乱なユイでも・・・おや?想像して勃ちましたか?流石私だけの淫乱な奥さんだ。乳首もピンピンに尖らせて。昼からずっとハーネスに刺激されて、そんなに気持ち良かったんですか?」

ハーネスごと持ち上げるようにされると、乳首を突き出す格好になる。
シグはいきなり乳首をカリッと噛んだ。

「はぁんっ?!!」

そして、その後噛んだ所を優しく舐めてきた。しばらく舐め続けられ、俺のモノが完全に勃ち上がる。もう片方の乳首が放置されて辛い。ピンピンに尖って痛いくらいだ。

「んんっ!シグ・・お願い、こっちも触って・・・ひっあぁっ?!!!」

突然、放置されていた方の乳首を指で弾かれ体に電流が走る。

「おや、乳首だけでイケそうですね?こんなに蜜を溢れさせて。どうしましょう?イカないようにここも拘束しましょうか?それとも乳首だけでイキますか?」

「い、イキたい!!お願いイカせてっ!!!」

「イクのなら乳首だけでですよ?他は一切触りませんが?」

昼からずっと服に擦れ、赤く色付き尖りきった乳首をコリコリと指の腹で強く扱かれる。それだけで俺のモノはガチガチに硬くなり、イヤラしい蜜を垂れ流す。

姿見には、ハーネスに拘束され乳首への刺激に腰を揺らす俺の痴態が映っていた。黒いレザーのハーネスに俺のモノも繋がれるのを想像したら、イキそうになった。

「おや、本当に乳首だけでイクんですか?流石私の淫乱な奥さんだ。チンコにもハーネスを繋ぐ想像でもしましたかね?いっその事、乳首とチンコを繋いであげましょうか?」

そう言ってシグに乳首を強く引っ張られた俺は・・呆気なく吐精してしまった。

「ひあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

「あぁ、最高ですね。堪りません。洗浄!」

飛び散った精液と俺の穴に洗浄魔法をかけ、香油を取り出しほぐしにかかるシグ。
毎日のようにシグを受け入れている俺の穴は、シグの指ですぐにトロトロに蕩けてしまう。

あぁ、シグのモノが欲しい・・・

「シグ・・挿れて?」

「くっ?!本当にこの淫乱な奥さんは・・・お望み通りに挿れて差し上げましょう!!」

正面から、香油塗れのシグのモノが入って来る。途中でしこりを擦り上げ、そこからは一気に貫かれた。

「はっあんっ!!!」

悲鳴を防ぐかのように激しくキスをされた。俺も必死でシグの口内を貪る。徐々に馴染んできた穴にシグの腰が揺れ始めた。ずりゅんと何度もしこりを擦られた俺は、シグの背中にしがみつき、足を腰に絡める。

「あぁ、腰に足を絡ませられるのも最高ですが、折角ハーネスを着けているので今日は足を開いて頂きましょう。拘束。」

俺の足が折り曲げられ、足首と太ももを革のベルトでくっつけて拘束される。いわゆるM字開脚の形だ。

「いいですね。ユイの白い肌に黒のレザーがよく似合う。」

そう言って激しく腰を振り、奥まで突かれまくった。パンパンと肌がぶつかる音と、ズッチャズッチャとモノが抜き差しされる湿った音が部屋に鳴り響く。

不意に乳首を摘まれ、引っ張って上下左右に動かされると堪らなくなって穴をキュンキュン締め付けてしまう。 

「ひあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!やだ、ダメ、またイッちゃうよっ?!!」

「何度でもイキなさい。私だけの淫乱な奥さん。」

再度吐精した俺を解放する事なく揺さぶり続けるシグ。そりゃそうだよな、シグはまだ一回もイッてないもん。

「あっあっあぁぁぁぁっ!!イッたから、あぁ、やだ、そんなに・・んっ、激しっ・・・」

「充分余裕があるじゃないですか?ほら、ユイのいい所をいっぱい擦りながら突いてあげましょうね?」  

そう言ってちょうどしこりの辺りまでモノを引き抜き奥まで突いて来るシグ、イッたところなのに、またイキそうになる。
 
「くっ!!中がヒクついて絡みついて来る・・堪りませんね。私も一度イキますよ?あぁ、ユイ、私の唯一・・・」  

シグの腰の動きが速くなり、俺の中で先端が膨らむのが分かる。シグの熱が放出され、ビュクビュクと俺の内壁にかかるのを感じながら、俺もまたイッてしまった。

朦朧としている俺に軽い回復魔法をかけ、体の表面と周りの寝具に洗浄魔法をかけるシグ。俺の中はシグのモノと精液で満たされたままだ。

「解放。」

足首と太ももを拘束していた革が外された。そしてシグはベッドに寝転び、俺を上に乗せる。

「拘束。」

今度は両手首を体の後ろで拘束された。
シグの上で自然と胸を突き出す格好になる。俺の中のシグのモノが再び硬くなった。

「いいですね。イヤラしい乳首が触ってくださいと言ってるみたいです。存分に可愛がってあげましょうね?ユイは中に刺激が欲しかったら自分で動いてください。精液塗れのユイの穴は滑りが良くて動きやすいはずですよ?」

あらためて言葉にされると羞恥で体が赤くなり、俺のモノも反応する。

そこから本当に乳首だけを弄り倒され、堪らなくなった俺はシグの上で腰を振りまくり、モノを腹に擦り付けた。

「・・もうやだぁ・・・足りないよぉ・・お願い、シグも動いて・・・?!」

そんな懇願に、シグは俺の体をモノが入ったまま一回転させ、自分は起き上がり俺の体を前に倒す。両手首を拘束されている俺は、顔を布団につけて尻を突き出すしかない。

一度ギリギリまで引き抜かれ、思いっきり奥まで貫かれた。

「あっっ!!ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!あぁ、やだ、きちゃうぅぅぅっ!!」

そして、俺の尻が赤くなるほど激しく腰を打ち付けられ、ドライでイッても構わず突きまくられる。

「あぁ、ユイ、ユイ、私にだけ淫乱なこの体・・最高ですね。愛しています・・・私の唯一。」

「シグ、シグ、きもちいいよぉぉ・・ん、ん、すきぃぃぃぃ・・・」  

もう何がなんだか分からない。イキっぱなしになってひたすらシグを受け入れた・・・


 次の日は、昼まで起き上がれなかった。朝ご飯を食べに行けなかったので気まずかったけど、ランさんとロム先生も昼まで部屋から出て来ず一安心??気まずいのは変わらないけどねっ!!

 あの日以来、シグはハーネスが気に入り、普段から俺に着けさせようとする。完全に女性のブラジャー扱いだよね??
流石に毎日は無理だけど、休みの日なんかには着ける俺も俺・・・

だってデザイン的にもカッコいいし、正直、シグに拘束されるのは嫌いじゃない。

うん、そんな感じで俺とシグも幸せです。



「番外編 湖畔の城 シグ×ユイ編」  完


ーーーーーーーーーー

 何とか書けたので、日を空けずに投稿出来ました。
シグ×ユイのえちえちは一番力を入れて書いてるんですが、あまり需要がない気がする・・・みなさんお嫌いですかねw?

次の番外編はキョウ×アスです。が、少し時間がかかるかもしれません(汗)。

お読みいただいているみなさま、本当にありがとうございます!!見捨てず今しばらくお付き合い頂けると嬉しいです♡


ルコ








しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

みなしご白虎が獣人異世界でしあわせになるまで

キザキ ケイ
BL
親を亡くしたアルビノの小さなトラは、異世界へ渡った────…… 気がつくと知らない場所にいた真っ白な子トラのタビトは、子ライオンのレグルスと出会い、彼が「獣人」であることを知る。 獣人はケモノとヒト両方の姿を持っていて、でも獣人は恐ろしい人間とは違うらしい。 故郷に帰りたいけれど、方法が分からず途方に暮れるタビトは、レグルスとふれあい、傷ついた心を癒やされながら共に成長していく。 しかし、珍しい見た目のタビトを狙うものが現れて────?

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語

紅林
BL
『桜田門学院高等学校』 日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

王子の宝剣

円玉
BL
剣道男子の大輔はあるとき異世界に召喚されたものの、彼がそこに召喚されたこと自体が手違いだった。 異世界人達が召喚したかったのはそもそもヒトでは無かった。 「自分なんかが出てきちゃってすんません」と思って居たが、召喚の儀式の中心人物だったエレオノール王子は逆に彼を巻き込んでしまったことに責任を感じて・・・ 1話目の最初の方、表現はザックリ目ですが男女の濡れ場が有りますので、お嫌いな方は避けてください。   主に攻め視点。攻め視点話の率が少なめに感じたので自力供給する事にしました。 攻めは最初性の知識がほとんどありません。でもきっと立派にやり遂げます。 作者は基本甘々およびスパダリ、そしてちょっと残念な子が好きです。 色々と初心者です。 R-18にしてありますが、どのレベルからがR-15なのか、どこからがR-18なのか、いまいちよくわかってないのですが、一応それかなと思ったら表示入れておきます。 あと、バトル描写の部分で、もしかすると人によってはグロいと感じる人が居るかも知れません。血とか内臓とか欠損とか苦手な方はご注意ください。魔獣なら大丈夫だけど対人間だと苦手だという方もご注意ください。ただ、作者自身は結構マイルドな表現にしているつもりではあります。 更新は不定期です。本業が忙しくなると暫くあいだがあいてしまいます。 一話一話が文字数多くてスミマセン。スマホだと大変かと思いますがこれが作者のペースなもんで。

天涯孤独な天才科学者、憧れの異世界ゲートを開発して騎士団長に溺愛される。

竜鳴躍
BL
年下イケメン騎士団長×自力で異世界に行く系天然不遇美人天才科学者のはわはわラブ。 天涯孤独な天才科学者・須藤嵐は子どもの頃から憧れた異世界に行くため、別次元を開くゲートを開発した。 チートなし、チート級の頭脳はあり!?実は美人らしい主人公は保護した騎士団長に溺愛される。

【完結】この手なんの手、気になる手!

鏑木 うりこ
BL
ごく普通に暮らしていた史郎はある夜トラックに引かれて死んでしまう。目を覚ました先には自分は女神だという美少女が立っていた。 「君の残された家族たちをちょっとだけ幸せにするから、私の世界を救う手伝いをしてほしいの!」  頷いたはいいが、この女神はどうも仕事熱心ではなさそうで……。  動物に異様に好かれる人間っているじゃん?それ、俺な?  え?仲が悪い国を何とかしてくれ?俺が何とか出来るもんなのー?  怒涛の不幸からの溺愛ルート。途中から分岐が入る予定です。 溺愛が正規ルートで、IFルートに救いはないです。

【完結】別れ……ますよね?

325号室の住人
BL
☆全3話、完結済 僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。 ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。

処理中です...