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魔族の国のショウ×ルイのその後
ルイ3*
しおりを挟むショウマルの精液が僕の内壁にビュクビュクとかかるのを感じると同時に、今までの比ではないほどのショウマルの感情が僕の体内を駆け巡る。
好き、好き、好きすぎて辛いよ。オレはルイベルを愛してる。オレの自由はルイベルと一緒に居る事だ。オレの横にルイベルが居ればそれだけでいいんだ。あぁ、可愛い、好き、気持ちいい、ルイベルはオレのものだ。ルイベルのすべてがオレなんだ。ルイベルの体内をオレでいっぱいにしたい。あぁ、どれだけ出せばルイベルはオレで満たされる?
しばらく僕を背後から抱きしめていたショウマルが、僕の上半身を起こす。そして僕の顔を後ろに向けさせ、噛みつくようにキスをして来た。僕も必死でそれに応える。
けど・・僕の中のショウマルがだんだんと硬度を取り戻し、そのまま突かれ始めるとわけが分からなくなって来た。
ショウマルが出した精液が抜き差しの度に溢れ出る。
もう・・気持ちいい、と、好き、しか分からない・・・
背面座位でしこりと奥を突きまくられ、首筋や翼の付け根に甘噛みというよりは強めに噛みつかれ、乳首をコリコリと刺激されると、目の前がチカチカして来た。何これ、ヤダ、何か来る?怖いよ・・ショウマル・・・
そんな僕の感情をショウマルの意識が優しく包み込む・・大丈夫だよ、中で感じてるんだね?怖がらないで。大丈夫、オレがしてるんだよ?オレを受け入れて?・・・
僕の中で何かが弾けた。
いつの間にかモノからタラタラと精液を漏らしながら、自分から腰を振りまくる僕。
「あっ、あっ、あぁぁぁぁぁぁっ!!!」
盛大に中イキした僕の快感がショウマルにもなだれ込んだようで、二人で狂ったように繋がり続けた・・体への快感だけでなく、お互いに精神的にも一つになって貪る快楽は、とてつもない充実感をともない凄まじい。
僕はイキっぱなしだし、ショウマルは僕の中に何回吐精したんだろう?結合部からは溢れた精液が漏れ、グッチャグッチャと湿った音を立てる。滑りが良くなっているので、挿入したまま僕の体を回し対面座位の形になり、二人でずっと抱き合ったままキスをし続けた。
もう二人の境界線が曖昧だ。
僕たちは二人で一つ・・・
いつの間にか意識が飛んでしまったようだ。横を見ると僕を抱きしめながら眠るショウ。意識がなくなると憑依は解けるので、ベルとマルもベッドの隅で重なり合って寝ている。
ドロドロだったはずの体も綺麗になっているので、ショウが洗浄魔法をかけてくれたんだろう。
もぞもぞと動いているとショウが起きた。
「ごめん。起こしちゃったね。」
「ん、ルイ。おはよう・・昨日は最高だったよ。今まであんなに幸せだった事はない。」
「そ、そうだね。完全憑依はお互いの気持ちが分かりすぎてすごいね。ちょっと恥ずかしいけど・・・」
「オレ、あそこまでルイに求められたの初めてだから本当に嬉しかった。ぐちゃぐちゃに犯・・・」
「ぎゃー!!やめて、やめて、朝っぱらからなんて事言うの?!」
「ルイの本心が聞けて良かったなぁ。本当に幸せだった。」
「だから、もうやめてってっ!!!」
「何で?オレ本当に嬉しかったんだ。中イキも初めてさせてやれたし・・・」
「もうっ!!やめてって言ってるのに!もうヤダ。しばらく完全憑依ではしないからねっ?!」
「えぇっ?!何でだよ??あんなに気持ちよくなってたのに??」
「そう言うとこだよっ!!ショウのバカっ!!」
あぁ、もうっ?!売り言葉に買い言葉だよ。何でこうなるの??!
まぁ、でも・・心の底から・・・幸せだなぁ。
「魔族の国のショウ×ルイのその後」 完
ーーーーーーーーー
お読み頂き本当にありがとうございました。
エロが書けて楽しかった!!
って、一気に書き上げてふと我にかえったんですが、ショウってば十五歳のくせにこなれ過ぎてませんかね?まぁ、ショウマルなんでマルがすごいって事にしておきましょうw 悔いはなし!!
これからもファンタジーの方でショウとルイが登場しますが、イチャイチャさせる事が出来ず、筆者のストレスが溜まる予定ですw
そんな時はまたこちらで発散させて頂こうと思いますので、お付き合いしてくださると幸いです♡
ルコ
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