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魔族の国のショウ×ルイのその後
ルイ2*
しおりを挟むルイベルとしてショウマルと向き合う。
ショウマルが僕の頭や耳を撫で、そっとキスをして来た。最初は優しく啄むように、だが段々と深く貪るような荒々しいキスに変わる。
お互いに舌を絡めどちらのものか分からない唾液を啜り合っているうちに、ショウマルの意識が僕の中に流れ込んで来た。
あぁ、好き、好き、好きだよ。ルイベルを愛してる。他の物なんて何もいらない。オレはただただルイベルを愛している。ショウは生まれて数日後に会ってから、本当にルイしかいらないんだ。愛してる。
尻尾を絡めて僕も答える。
ショウマルが好きだよ。僕も他は何もいらない。僕はショウマルの側でずっと支えていたい。ショウが生まれた翌日から、ルイはずっとショウに恋してるんだ。ルイを好きになってくれてありがとう。
ショウマルの唇が離れ、僕の体を愛おしそうに愛撫していく。耳や尻尾、翼といったルイベルならではの部分を甘噛みされると、ルイの時には考えられないほどの快感が走る。
翼が大きいので自然と四つん這いの格好になる。ショウマルが翼の付け根を舌でなぞりながら、覆い被さるようにして乳首を摘まむと、がまん出来ずに声が漏れた。
「んあっ?!ヤダ・・」
「ヤダ?嘘。気持ちいいくせに。もう精神的に繋がってるから、ルイベルの気持ちは全部分かるよ?ほら、無駄な抵抗はせずに快感に身を任せて?」
あぁ、そうだ。ショウマルの意識や感情が僕の意識を犯していく。今、僕の全てはショウマルのものだ。
そのまま乳首を指でコリコリと弄りながら、ショウマルの唇は僕の尻尾の付け根に辿り着いた。尻尾の周りをペロペロと舐められると、乳首への刺激も相まって僕のモノが完全に勃ち上がっていく。
「ふふっ、気持ちいいね?あぁ、ルイベルが可愛い。」
いつの間にか尻尾をピンと伸ばし、自分で尻を高く上げている僕。
ショウマルは僕の尻尾を掴み、尻穴に洗浄魔法をかけた。
ショウマルの舌が尻尾の付け根から尻穴に移動する。ゆっくりと周りを解すように舐め、力が入っていた僕の尻穴が緩むと、舌先を中に入れて来た。
ショウマルの唾液が僕の中に入ると、またショウマルの意識が僕の体内を駆け巡る。
ルイベル、ルイベル、可愛い。好き。あぁ、早くここに突っ込みたい。ルイベルをぐちゃぐちゃに犯したい。好き、好き、食べてしまいたいよ。
そんな直接的な感情に僕の意識が犯される。それだけでイってしまいそうだ。
自然と腰が揺れ、ショウマルの舌をキュッと締め付けてしまった。
「がまん出来ないの?じゃあ、後ろを解しながらイカせてあげる。」
舌を抜いたショウマルは、そう言って香油を手のひらに垂らし、僕の尻穴の周りに塗り込んだ。
そして完全に勃ち上がり、先から涎をたらたらと溢れさせている僕のモノに舌を這わす。先端をペロペロと舐められ、片手で根元を扱かれると、僕はすぐに達してしまいそうになる。
「あぁ、ヤダ、ショウマル!僕すぐにイッちゃうよっ!!」
いつの間にか僕の尻穴にはショウマルの指が二本入っており、前の動きと連動して動かされている。指が折り曲げられ、僕の中のしこりを刺激すると同時に、もう片方の手でモノを強く扱かれる。
もう僕はがまん出来ずにショウマルの口の中に吐精してしまった・・・
その瞬間、僕の意識が大量にショウマルの中になだれ込んで行くのが分かる。
好き、好き、ショウマルが好き。あぁ、気持ちいい・・僕の体はショウマルのもの。早く、早く挿れて欲しい。僕を組み伏せてぐちゃぐちゃに犯して欲しい・・
自分の感情をショウマル越しに感じ、あまりの直接さに恥ずかしくなり、真っ赤になって顔を背ける。
だが顔を覗き込まれ、仕方なく目を合わせると、そこにはギラギラと熱をまとい、欲情しきった目をしたショウマルがいた。
ーーーーーーーー
案の定、終わりませんでしたw
明日も更新する予定です。
ルコ
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