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番外編 前世のショウ×ルイのその後

ショウ2*

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 生まれたてのオレたちが恋に落ちた記念日に、二人で一泊旅行に行く事になったんだ。

もう、期待するなってのは無理な話だよな!半年もがまんしたオレに、流石のカグラも何も言わなかった。

そしてやって来たのは海だ海!!

ルイの親父さんの会社の契約保養所なんで、オレも何度か来た事がある。けど、その頃のオレはルイに対する思いを絶賛拗らせ中だったから、一緒に遊んだりはしなかった。だからその頃に出来なかった事をしたいってルイが言うんだけど・・

「何考えてる?」って聞いたら「今からショウとしたい事」って言うんだぜ?もう押し倒しても良くない?!オレの理性を褒めて欲しい。その後も普通に脱いで海パンに着替えるし・・オレ試されてる??

Tシャツが長めだったからちゃんとは見てないけど、チラッと見える尻の美味そうな事!!あぁ、舐めまわして齧り付きたい・・・ダメだダメだ、オレの理性様カムバック!!

はぁ、何とかラッシュガードを着せて海に来た。他のヤツにルイの裸の上半身を見せたくないし、Tシャツで海に入って肌に張り付いた状態のルイを見たら、オレがその場で襲ってしまいそうだからな。

ワンタッチで広がるサンシェードを設置して、荷物を置く。
ルイはすぐに海に向かって走って行った。

「ショウ!早く!!」

オレも走って追いつき、二人で海に入る。思う存分泳いで、疲れたら砂で城やらトンネルやら色々作った。
昼時には焼きそばと串に刺さったシーフードを食べ、またしばらく泳いでかき氷も食べた。

ルイは始終楽しそうで、オレも心底嬉しかった。あぁ、ガキの頃も素直になって一緒に遊べば良かったな。もう何回目か数えきれない後悔をまたしてしまったが、その分今からもっと楽しもう。

海で遊びつくして、トイレに併設されている水のシャワーで体を流してから旅館に帰った。

もう、夕食の用意が出来ていたので部屋で豪華な海の幸を頂く。刺身がとても美味しくて、二人であらためて感動した。

「何か子どもの頃より美味しい気がする。」

「オレたちも大人の味覚になったんじゃね?昔は肉にしか興味なかったからな。」

そんな事を言いながら食事を堪能。仲居さんに後片付けをしてもらって、布団も敷いてもらったら・・後は二人っきり。ドキドキしているオレにルイが言う。

「ショウ、花火しに行こう!夜の十時までは海岸で手持ち花火OKなんだよ?僕、花火持って来たんだ!」

「あ、、うん・・・」

これもガキの頃にルイとしなかった事の一つだ。断る権利はオレにはない。旅館でバケツを借りて海に戻った。

ルイが持って来ていたのは、ふくろに入ったバライティーパックみたいなヤツだ。次々と火を付けてはしゃぐルイ。花火の火で暗闇に浮かぶルイの顔を見ていると愛おしくて仕方がない。

最後の線香花火を二人でしゃがんでしている時、どちらからともなくキスをした。がっついてしまわないよう、また理性を総動員させる。

「・・火、危ないからちゃんと消して帰ろう。」

「うん、そうだね。楽しかった!ショウ、付き合ってくれてありがとう。」

二人で手を繋いで旅館に帰る。空を見上げると、月と星が明るく輝いていて本当に綺麗で、なんとなく、この夜空は一生忘れない気がした。

旅館に着き、花火が突っ込まれたバケツをどう処理するか戸惑っていると、そのまま旅館の人が引き取ってくれた。
ありがたくお願いして二人で部屋に戻る。

「煙臭くなっちゃったね。お風呂入ろう。」

そう、この旅館には小さな露天風呂が付いている部屋があり、運良くその部屋に泊まる事が出来たんだ!ルイの親父さんのおかげかもしれないけど。

「ルイ、一緒に入っていい?」

「えっ?うん・・・」

真っ赤になったルイが可愛い。
裸になったルイを見てゴクリと唾を飲み込む。あっ、ヤバい。ピンク色の小さな乳首とか・・勃ちそう。

「先に頭と体洗うわ。後で背中洗ってやるから、ルイも先に頭洗ったら?」

「うん。煙臭いから早く洗いたいしね。」

くっそう!!本当はオレが頭も全部洗ってやりたいのに。そんな事をするとがっついてしまいそうで・・余裕がない自分が腹立たしい。
オレは手早く自分の頭と体を洗い、ルイの方を見ると・・泡にまみれたルイの裸体・・・ダメだ、もう限界。

「ルイ・・」

後ろから抱きついて手でルイの体の前をまさぐる。

「ひぁっ?!ショウ、何やって・・んぁっ!」

手が乳首に触れると、ルイが可愛い声を上げる。

「体洗ってやってるの。ほら、綺麗に洗おうな?」

そう言って泡で滑る乳首をクニクニと刺激していると、ルイが前屈みになる。

「ヤダ、もうそこは洗ったから!くすぐったいし。背中洗ってくれるんじゃないの?!」

「背中洗おうと思ったけどルイが前屈みになって洗いにくいなぁ。ほら、背筋伸ばして?」

「えっと・・今は無理かな?」

オレは無理やりルイの上半身を起こした。手で股間を押さえるルイ。

「ルイ、勃っちゃった?ここも綺麗に洗おうね。」

ルイのモノに右手を伸ばす。オレの手の中で硬度が増すのが愛おしくて堪らない。

「んぁっ!!ヤダ、ショウ。僕すぐにイッちゃうよ!!」

「いいよ?イッて。」

オレはルイのモノを上下に扱きながら、石けんだけの滑りでなく、先走りが滲み出ている先端を指でクルクルと撫でてやる。

ルイの息が荒くなる。顔を赤くして耐えている姿を見ると堪らなくなって、ルイの顔を後ろに向けさせキスをした。

「んんっ?!ん、んふぅ・・・」

ルイの弱い場所は分かってる。上顎を重点的に舐め、舌を絡める。だんだんと体の力が抜けていくルイの体を左手で支え、右手の動きを速くする。ちょうど左手が胸の辺りを支えていたので、指先を伸ばし乳首を擦ってみる。

その瞬間、ルイの体がビクッと跳ね、勢いよく吐精した。

ルイの体を抱きしめ、あやすように頭を撫でる。放心状態のルイが可愛すぎる。

突然ルイがハッと我にかえり、頬を膨らませて怒った。

「もうっ!!何でショウが僕を先にイカせるの?!僕、ショウにしてあげようと思ってたのに。」

「えぇっ??!ルイ、何してくれるつもりだったの?」

「・・え~っと、く、口でとか?」

正直、その言葉だけでイキそうだった・・・

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