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キョウとアスラ
アスラ1*
しおりを挟むあの後、再度ルイくんが瞬間移動で俺に会いに来て、「カグヤ様、母さん、カグラに、アスラ様も前世の記憶持ちだって言っていいですか?」って聞かれて了承した。
俺が書いた小説の世界って説明もするらしいけど、受け入れてもらえるのかな?俺は初対面故の勢いでキョウに言ったけど、「ついこの前思い出しました。」ってどうなんだろう?逆に言いにくいよね?!
その時に前世での他のみんなの未来?も聞いた。キョウは精神科医になっていて、大学病院勤務。俺と二人で暮らしている。病院でもカミングアウト済み。
ジュンさんもレンさんと暮らしてるんだって。
もちろん長とユイくんも。ユイくんは前世でも建築デザインの仕事をしているとの事!グラフィックデザイナーになるのかと思ってたけど、こっちと同じ職業なんだね。長(シグ)はデイトレーダーとして稼ぎつつ、将来ユイくんがひとり立ちして会社を起こせるように下準備中らしい。
ナオさんとヒロさんみたいだよね(腕白王子ちゃんの最新話参照)。
そんな事を思い出しているともう夜だ。リイも隣の部屋でレイと居る。リイとレイも夫婦なんだよ。だから夫婦のプライバシー重視で、夜は部屋を分けているんだ。まぁ、たまに完全憑依してヤル時もあるんだけど・・・
ん?キョウが寝室に帰って来た。
「ルイにアスと同じ前世の記憶が戻ったそうだな?」
「そうなんだよ!俺、魔王城にキョウに会いに行くまでしか書いてないっていうか、記憶がないから、その後の事も聞けて良かったよ。
あっ、前世のキョウは精神科医をしていて俺と一緒に暮らしてるらしいよ?」
「・・結婚はしてないのか?」
「あ~前世で俺たちが暮らしていた国では同性での結婚は認められてなかったからなぁ。けど、俺はキョウが好きだったし、キョウも・・んんっ?!」
「・・もういい。それはオレではないからな。アスの口からオレじゃない男が好きだとか聞きたくもない。それに、そのキョウに前世のアスが抱かれていると思うと腹が立つな。」
そう言ったキョウに深く深くキスをされ・・・あぁ、体がキョウを求めている。
「俺は、この目の前に居るキョウが好きだよ?だからキョウもこの俺だけを愛してよ。前世の俺は、今の俺じゃないから。そんな事を言うと俺だって前世の俺に嫉妬するよ?」
「・・そうだな。オレも目の前に居るアスだけでいい・・」
捕食者の噛み付くような、食べてしまわれそうなキスが続く。俺の口内をくまなく舐めまわし、舌を絡めて存分に貪られる。俺も舌を絡め返し、しばらくお互いを貪り合う。
どちらのものか分からない唾液をジュルジュルと啜り合い、お互いを存分に味わい合った。
キョウの手が俺の寝間着の中を弄る。すでにツンと尖った乳首を軽く引っ張られる。
「ひあっん!!」
引っ張ったまま指でクリクリと扱かれ、思わず声が漏れる。もう片方も爪の先でカリカリと引っ掻くように刺激され、俺のモノはすでに痛いほどに勃ち上がっている。けどキョウはしつこく乳首だけを弄ってくるんだ。
「んっ!んんっ!!キョウ、もう脱がせて?俺のモノも触って欲し・・・」
服は全て脱がされた。けど・・モノは放置。しつこく乳首を弄られる。ピンピンに尖った先を舌で突かれ唇で喰まれ、カリッと甘噛みをされた。
「んぁっ!!やだ、下が辛い・・お願い、触って?出させて!!」
「アスは乳首だけでイケるだろ?」
感じすぎて辛いんだよっ!!俺は直接的な刺激でガッツリ出したいのに・・今日は許してくれないみたいだ。
更にチュウチュウと根元から吸われ、先を舌で嬲られる。もう片方の乳首も指の腹でコリコリされたり、爪でスリスリされたり・・
「あっ、あぁん、ひうっ!!もうやだイキたいぃぃぃっ!!」
「イケよアスラ。乳首だけでイク姿をオレに見せろ。」
ぐっ、絶倫魔王様モードかよ?!こうなると絶対許してくれねぇからな・・
その間もキョウは俺の乳首を攻めまくる。くぅっ、引っ張りながら捏ねくりまわすのはやめて欲しい・・
「ひぁんっ!ヤダ、やめて!!乳首伸ばさないで?取れちゃうよっ!あぁっ、もうチンコつらいからぁっ!!」
「取れても魔法で戻してやるって言ってるだろ?何なら噛みちぎってやろうか?ほら?」
こんな酷いことを言われてるのに感じる俺ってヤバくない?そして強めにガリッと歯を立てられて・・・
「ひっ??!あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
本当に乳首だけで吐精した・・・
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