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ツリーハウスで

アスミ1*

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 次の日の朝、すっかり元気になったミイと話をする。

「今日からしばらく、ケンショーさんの所に行くつもりだけど大丈夫か?出来れば他の山狼族のみんなにも会わせてもらおうと思ってる」

「うん!大丈夫だよ。ゆっくり寝てスッキリした。僕だってリューに会いたいし。会ってる方がマシだと思うんだよね~あのしつこさ。
あれはやっと会えた番が目の前に居ないのが不安で仕方ないんだよ。どんだけ僕の内部を自分で満たしたいの?って感じ。僕って個体の隅々まで犯し続けるん・・・」

「ストップ!もういい!!何かいたたまれねーわ。自分の子どものそういう話を聞いてるみたいで」

「何言ってるの?アスミだってヤリまくってたじゃん。それに、完全憑依してヤルと同じ体験するんだからね!」

だから、ミイの口からヤリまくってるとかヤルとか聞きたくねーんだよっ!!
それはそうと、完全憑依してのSEXか・・・う~ん、今はまだ考えないでおこう・・・

 ミイがリューと再び繋がり、今日からしばらくそっちに行きたいと、ケンショーさんに伝えてもらう。即答で、一昨日送った所で待つとの事。
いや、すぐには出れないし、そこに行くまでにも時間がかかるってーの!それに瞬間移動で一瞬で来るんだ。俺が着いたら呼ぶからそれまで大人しくしてろっ!

そう言ってケンショーさんを宥めて用意をし、父さんと母さんに声をかけてから家を出た。
トワとルイには昨日のうちに、今日からしばらくケンショーさんの所に行くと伝え済みだ。

ミイがリューと繋がり早速フニャフニャになったので、憑依して飛んで行くのは諦めて歩く。
城下町から出てそのまま歩いていると、俺の目の前に大きな影が現れ、すぐに長めのフード付きマントを着た男に実体化された。

えっ?!ケンショーさん?・・・あぁ、リューがいると目立つしバレるから、憑依した状態で街の近くまで来たのか。普通の憑依かな?それだと、一つの体に契約者と精霊の意識が二つある状態だ。
精神まで融合した完全憑依だと、ケンショーさんとリューが混ざり、ショーリューという人格になる。俺の場合だとアスミイ。

「うっわっ?!ビックリした!まだ呼んでねーだろっ?!!」

「うはは!アスミちゃん、つれないねぇ。一刻も早く会いたいから、繋がってるリューに無理矢理今アスミちゃんがいる場所を聞いて、城下町から出た瞬間に移動して来たのによ」

そう言って俺を抱きしめたケンショーさん。次の瞬間にはツリーハウスのベッドの上で、俺は憑依を解いたケンショーさんにガッツリキスをされていた。しかも速攻で上半身の服を脱がされる。ついでに自分の服も脱いだようだ。

色々と手が早すぎねーかっ?!

「っっ!!んん・・・いきなりかよっ・・・や、やめろ、バカ、盛んな・・・このエロ狼っ!!」

体を離そうと身を捩り、唇が離れた瞬間、文句を言った俺の口内に、ケンショーさんの舌がぬるりと侵入して来た。

この前暴かれた感じる場所を分厚い舌が丁寧に舐め上げていく。一通り口内を蹂躙した舌が俺の舌を絡めとり、グニグニと動きながらケンショーさんの口内へと誘導された。

その舌を甘噛みされ、俺はケンショーさんの口内に舌を突き出した状態で固定されてしまう。

「はひっ!んんん!!んん・・・」

そのまま噛みちぎられたら死んでしまう・・・愛する人に命を預けているという状況が・・・俺の脳を痺れさせる。

その舌の上に二人の混ざり合った唾液が溜まり、くっつけあった唇の端から溢れて垂れる。

その唾液をすくったケンショーさんの指で、俺の乳首にそれを塗り込められていく。
唾液に濡れた指先でそっと捏ねられ、その冷たさと刺激に身を捩る。だが、そのまま乳首をクリクリと小刻みに弄られ、舌への甘噛みも続いたままで・・・

これは離してくれないと悟り、諦めてケンショーさんの背中に手を回す俺。

すると俺の舌を解放したケンショーさんが、俺を見つめながら言った。

「くっそ可愛い。口ではキャンキャン文句を言うくせに、体はすぐに反応する。体でデレるって・・・どんだけ可愛いんだよオレの番は・・・」

「・・・何言ってんのっ?!体でデレるとかわけ分かんねーからっ!!」

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