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ユイ 自宅〜シグの部屋

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 シグが俺の頭を撫でた。セットはすでにくずれているからどうでもいいが、固めてあるから触り心地は良くないはずだ。なのに何度も撫でておれの頭を抱きしめる。

「・・ユイ、私のモノを舐めて興奮したんですか?またここが硬くなっていますよ?
あぁ、もう本当になんて私好みのビッチなんでしょう!!私もユイが相手なら何度でもイケそうです!」

俺の額や頬にチュッチュッっとキスをし、また口腔内を舌で犯すようにしつこく攻めて来るシグ。
自分が出した精液の味がするだろうに嫌じゃないのかよ??

昨日から敏感になりすぎている乳首をまた舐め上げられ思わず声を漏らしてしまう。

「んあっ!!」

「ユイは本当に乳首を虐められるのが好きですね。
ほら、また大きくなった。」

「ん・・もうヤダ・・・」

「嫌な人はこんなに股間を勃たせませんよね?いいから素直になって恋人の私に身を任せなさい。」

「ん・・・」

抱きしめられ肌が密着すると、シグのモノもまた硬くなり勃ち上がっていた。
それを俺のモノに擦り付けてくる。お互いの唾液と新たな先走りでぬるぬるとして気持ちが良い。
それをシグが手で握り込み、上下に扱く。互いの粘膜が触れ合う初めての感覚。

「はぁ、ユイ、上の部分を握ってくれますか?」

気持ち良すぎて朦朧としながらも、シグに言われた通り二人のモノの先端を一緒に握ってみる。先から溢れたどちらのものか分からない蜜を絡ませて互いのカリ首を扱けば、ぬちゃぬちゃと湿った音が部屋に響く。

「最高ですね。処女なのにそんなに蕩けただらしない顔をして・・なんて可愛いビッチなんでしょう。」

「あぁ!こんなのすぐにイッちゃうよ!!」

根元を扱くシグの手が速くなる。自然と二人で腰を揺らし、互いの熱を感じながらもっと密着しようと擦り付ける。

「シグ、シグ、お願いキスし・・」

最後まで言う前に噛み付くように口を塞がれた。舌を絡ませ互いに口腔内を貪ると、手の中のモノが更に硬く熱を持つ。

「んふぅ!んっんっん~!!!」

俺の二度目の吐精の際の声はシグの舌に絡め取られた。
あまりの快感に体がビクッビクッと跳ねる。

「んんんっ・・・」

俺の跳ねる体に同調するようにシグも吐精した。

「はぁ・・・ユイ、愛しています。」

横にあったティッシュで、手と俺の腹にかけられた二人分の精液を拭うシグ。

そのまま横抱きにされユニットバスに連れて行かれ、狭い風呂でもつれあいながらシャワーを浴びる。俺の固めた髪の毛もシグが洗ってくれた。

出てからもバスタオルで俺を包み優しく拭き、シグのTシャツを着せてドライヤーまでかけてくれる。何だこれ?介護か??

「ユイの髪の毛は、固めていないとサラサラで気持ちが良いですね。」

つむじにチュッとキスをしてくるシグ。
あっ、甘くないか??何か調子狂うんだけど・・・

「ところでユイ、お家には連絡しなくて大丈夫ですか?」

「えっ?今何時?」

「七時ですよ。」

「マジか?母さんに晩御飯遅れるって連絡しないとキレられる!」

「・・やっぱり泊まっていきませんか?
私、今日はユイを離したくないんですが・・・」

「えっ?う~ん。あっ!髪の毛!このままで帰ったら変に思われる!ワックスとかジェルある?」

「違う意味のジェルやローションはありますけど髪の毛用はないですね。コンビニかスーパーに買いに行かないと。」

「うわっ、面倒くさいな。」
 
本当はこのまま眠ってしまいたい。瞼がトロンと落ちて来る。意識を保つのがやっとで、外に買い物に行ける気がしない。

「友達の家に泊まると連絡すればそのまま眠れますよ?」

俺の頭を撫でながらシグが囁く。
シグと睡魔の甘い誘惑・・・

「ん・・そうしようかな?」

メッセージアプリを開いて母さんに「一人暮らししてる友達の家に泊まる。晩御飯いらないって連絡遅れてごめんなさい。」って送って・・・

・・・寝た。

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