【本編完結】腕白王子ちゃんの純真と甘い調教

ルコ

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シグ 出会いと過去

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 実は私の処女はキョウ様に捧げております。
中学三年生の時です。その頃の私は百六十センチ(今は二十センチ近く伸びていますが)で細身、つまり、キョウ様が、アスラ様を初めて抱くと決めた基準の体型でした。

キョウ様はアスラ様を何より大事にしていらっしゃったので、体が成長するまで(目安として百六十センチを超えるまで)抱かないと決めておられたのです。
当然アスラ様は処女。なので初めての穴を解す練習をしたいとの事でした。

もちろんキョウ様は、変に勘違いをするような人物は避け、キョウ様のお心がアスラ様のみにあるという事実を理解した上で、一度だけ抱かれたいという男の処女を厳選。そこに私が選ばれたのでございます。

何と言う栄誉でありましょうか?!!

私以外は多少なりともそうなれば自分はキョウ様にとって少しは特別な存在になれると思っていたかと思います。
アスラ様には勝てなくとも、他の親衛隊員よりは別格に!と、目論んでいたのではないでしょうか?

そうではないのです!!

アスラ様以外の人間なんて、例え親衛隊員でもキョウ様にとっては誰でも同じ。アスラ様かその他です。そこを弁えなければ!

キョウ様は神にも等しい至高の存在なのです。

我々はそのキョウ様のお手伝いをさせて頂けるだけで幸せだと感じなければ。

キョウ様の唯一、アスラ様のご負担を軽減するお手伝いに、私の体が役に立つなんて最高の栄誉です。

私は元々ゲイでしたが、キョウ様を男として欲望の目で見た事はありません。神をそのような目で見る事が出来ますでしょうか??

しかしその際には、感極まってイってしまいました。
キョウ様は、丁寧に解してくださり、どうすれば痛くないかなど、真剣に考察されていたように思います。
私は、そんなキョウ様のお役に立てた事が光栄で、感極まっての射精。いわゆる脳イキというヤツです。

そんな私に終わってからも「ありがとう」と声をかけてくださったキョウ様。
それだけでまたイってしまいそうになりました。

もちろんそれ以降、キョウ様のお相手をする事はありません。
私以外にももう一人抱いたようですが、その方も自分からキョウ様に抱かれたと吹聴するような人間ではなかったようで、誰かは分かりません。もちろん、私が抱かれた事も誰も知らないでしょう。
流石はキョウ様です。本当に人を見る目があられる。

私はゲイですが、キョウ様以外に抱かれたいとは思いません。
基本バリタチでございますし。
もし、万が一キョウ様に所望されたならは、すぐにでも尻を差し出しますが、それは性欲ではありません。
神に供物を捧げるのと同じ気持ちでございます。


 そして、そんな私が今猛烈に性欲を刺激される相手がユイです。
ユイは私の唯一だと確信しております。

そのユイがキョウ様と半分血が繋がっているなんて!!この幸せをどう表現したら良いのでしょうか??!

あぁ、これからどうやって彼を堕としてさしあげましょうか?
キスと、言葉責めだけであれだけの顔をするんですよ?
実際に体に快楽を仕込めばどれだけ乱れてくれるのでしょう?

楽しみで楽しみで仕方ありません。

可愛い可愛い、私だけのビッチ。

早く堕ちて来てください。

存分に可愛いがって差し上げましょう。

ユイ、唯仁。私の唯一。




ーーーーーーーーー

歪んでるなぁ・・w

シグの内面を書ききれる文章力がなくて辛い・・・
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