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番外編 パーティー後のハル×トモ

ハル1*

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 案の定長くなってしまったので三話に分けました。全三話です。

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 ウチの天使が相変わらずエグい。

純真無垢なオレの天使は、オレが体に教えた快楽を素直に受け入れる。そしてそういった自分の肉欲にも素直で、時にはびっくりするくらいストレートに要求してくる。

SEXの時には天使と言うより小悪魔なんだ。

最高じゃね?!

 だが、うかうかしていると翻弄されっぱなしになるからな。ちょっと気合いを入れてトモにキスをする。

片手で頭を支え、指先ではリクエスト通り耳たぶをフニフニと弄りながら、トモの口腔内を余すところなく蹂躙して行く。絡めた舌をオレの口内へと誘導し、甘噛みをしながら、もう片方の手でトモの体のあらゆる部分を軽く摘んでやった。

首筋、背中の肩甲骨、脇、二の腕、胸筋、臍、脇腹、尻・・・

あえて乳首や下半身のモノは触らない。焦れたトモが不満そうに身をよじるので、オレは唇を解放してやる。

「ど、どうして触ってくれないの?」

「触ってるよね?いっぱい、色んなところを・・・」

「・・・意地悪・・・分かってるくせに・・・最初に摘んだとこがいいの。」

顔を赤くして恥ずかしそうに言うトモ・・・あぁ、たまんねぇな。

「じゃあ、服を全部脱いでベッドに寝て?」

 ゆっくりと服を脱ぎ、言われた通りベッドに横たわるトモ。オレは、すでに赤く充血し、小さいながらも健気に勃ち上がっている両乳首を同時に摘み、DJ中のように左右に絞る。

「ひっあぁぁぁっん!!」

しばらく執拗にそのまま弄り、ますますピンピンに尖った乳首を舌でほじくり返す。いつの間にかトモのモノも完勃ちになっていた。

「乳首を弄ってるのに、こっちまでビンビンになっちゃったね?このまま乳首だけでもイケるんじゃない?」

「無理ぃぃ・・・お願いハルさん、下も触って?後、後ろもせつない・・・」

「ん~、じゃあ膝の裏を持ち上げて足開いて?」

真っ赤な顔で目を潤ませながら、おずおずと足を持ち上げM字開脚の形になるトモ。チンコからは先走りが溢れ、尻穴はヒクヒクとオレを誘っている・・・あぁ、最高の眺めだな。

 オレはトモのモノの先端を指先でクルクルと撫でまわす。そして先走りをまとった指先で尻穴周辺を軽く押すと、すでに周りは柔らかく、つぷりと人差し指が沈んでいった。

「・・・トモ、また自分で準備した?」

「う、うん。パーティーに行く前に家でお風呂に入ったからその時に中も洗ってちょっと解したの。けどそれから結構時間も経ってるから・・・」

・・・オレはもう片方の人差し指を軽く舐め、先に入れた指先の横に挿入して穴を広げ、躊躇なく舌先を抉じ入れる。

「ひっ?!!ウソ、ヤダ、汚いって!!広げないで・・・ヤダっ!結構時間経ってるって言ったじゃ・・・あっあぁぁぁぁっ!!!」

舌を出し入れし、指を抜いた後は、まわりのシワをひとつひとつなぞるように舐めていく。そしてまた舌先に力を入れ、入口付近を穿るようにピストンする。

「やぁだぁぁぁ・・・もうやめ・・・それやぁぁぁぁぁぁっ!!!」

オレは舌を抜き、代わりにローションをかけた指をいきなり二本トモの尻穴に挿入した。

「んっ!!あぁぁぁぁっ!!!」

「ん、余裕で飲み込んでる。だってトモはオレに犯されるのを期待して、自分で尻穴まで洗ってくるヤラシイ子だもんね?」

三本に増やした指を動かし、トモのしこりを撫でながら、グッチャグッチャと尻穴を掻き混ぜる。

「ひっ、いやぁぁぁん!!あっ、あっ、そこやぁぁぁぁぁっ!!」

「『やぁぁ』じゃないでしょ?『もっと大きくて太いモノが欲しい』でしょ?ほら、ちゃんと足を持っておねだりして?!じゃないと挿れてあげないよ?」 

ズルリと指を抜いて、上からトモを視姦する。真っ赤な顔で少し口を開け、ハアハアと息を荒げているオレの天使・・・いや、今は堕天使かな?
乳首はピンピンに尖り、完勃ちしたモノからはトロトロと涎を垂れ流している。持ち上げた足の間から見える尻穴は、クパクパとヒクついてオレのチンコを待ちわびているようで・・・オレは舌舐めずりをしながら視線でトモを犯していく。

「はぁっ、はぁっ、もう挿れてぇ・・・僕の中にハルさんの大きくて太いの挿れてぇっ!!!」

「よく出来ました。」


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