18 / 21
番外編 イツキは勉強熱心
イツキ3*
しおりを挟むイラマチオ・・・それは考えてもみなかった。確かに泣き顔をみたくて、酷く犯したいと思った事はあるが、本気で苦しい思いをさせたくはなかったから。
けど、メイの口にチンコを突っ込んで腰を振る自分を想像すると・・・
「やぁだ~あんた想像してるでしょ」
アズサを無視してすぐに自分の部屋へと戻り、とりあえず抜いた。速攻でイッてしまったが仕方がないと思う。よし、何度もシュミレーションして耐性をつけよう。
それからのオレは、そういったシーンがある動画や小説、漫画でどこまですればどうなるか等、しっかりと勉強した。もちろん、メイが「すごかった」というBLもアズサに教えてもらい、メイが好みそうなシュチュエーションも研究済み(対価は語りたくない)。
リョウくんにも相談したが「オレは甘やかすのが専門だからそれは分からないな」との事。けど、色々ヤッて来たという、これまたバイの友人に聞いてくれたようで、リアルな注意事項をメッセージで送ってくれたんだ。
ありがとうリョウくん!
そうして万全の体制で迎えた一周年記念日。ちょうど金曜日で明日は休み。メイパパは出張(出張が多い仕事に感謝)、メイママもまたマミさんの店に行っているという、最高の状況でこの日を迎えられた。
放課後デートに出かけ、二人でちょっといい店で食事をし、誰もいないメイの家に帰って来たオレたち。
プレゼント交換では、なんとメイもオレが選んだ物に似たキーホルダーを贈ってくれたんだ。そのシンクロ率が嬉しくてちょっと泣いた。
まだ場所が店だったのでメイは素っ気ない態度だったが、あれはかなり喜んでいるようだ。うん、可愛い。
家に着くなりもう我慢が出来なくなったオレは、玄関でメイの唇を貪った。丁寧に口腔内を舐め尽くし、上顎を重点的に責めてやる。後でここをオレのチンコで擦るんだと思うと、早くも股間が苦しくなる。
「ん、んん、早く俺の部屋に行こう・・・お、俺、実はもう中を洗ってある程度解してるんだ」
メイの言葉に一瞬で完勃ちだ。だって、生でなんか、一年前のあの日とお互いの誕生日にしかヤッていない。しかもメイが自ら洗っておいてくれたなんて・・・けどオレは、努めて冷静な口調で言う。
「そんなにオレの生チンコが欲しかったの?オレのメイはヤラシイなぁ。最高。うん、部屋に行ったらいっぱいあげるね」
靴を脱いだオレはメイを抱きかかえ、二階へと階段を登って行く。メイ部屋のドアを開け、電気を付けてメイをそっとベッドに降ろした。
オレはズボンとパンツを脱ぎ、すでに臨戦態勢のチンコをメイの顔に近付けた。
「ねぇメイ。メイがその気になって中を洗ってくれた事もめちゃくちゃ嬉しいし、その状態でオレとデートしてご飯に行ってた事に、ものすごく興奮してるんだけど。ほら、責任とって欲しいなぁ」
チンコでメイの唇をなぞる。この辺はアズサのおススメBLの真似だ。口を開け、期待のこもった目でオレを見つめるメイを見ながら、オレは逆に腰を引いた。
「メイ、思いっきり舌を出して舐めて?まだ口の中に挿れちゃダメだよ。手も使わないで。舐めるだけ」
言われた通りに舌を出し、ペロペロとアイスクリームを舐めるようにチンコに舌を這わせるメイ。すでに先走りで濡れている先端を舌先でグリグリと刺激されると、それだけでイキそうになるが今日はまだまだ我慢だ。
「ん、いいよ。気持ちいい・・・ねぇメイ。口の中犯してもいい?喉の奥まで犯したいんだけど」
一瞬目を見開いたメイは、ゆっくりと頷き口を開いた。
そんなメイの口にチンコを挿れ、ゆっくりと喉の奥まで進んで行く。動いていいものか少し躊躇していると、メイの頭が前後に揺れ出した。小さな口をいっぱいに開いて、涎を垂らしながら喉の奥を締め、更に奥に咥え込もうとするメイにあり得ないほど興奮してしまう。
涎を啜ると同時に吸い上げられたチンコが、その刺激でメイの口内で更に大きく膨らんだのが分かる。
あぁ、ダメだ。油断するとイク。
ゆっくりと腰を動かし、メイの喉の粘膜を先端で撫でるように刺激する。少し腰を引いて、キスでいつも感じている上顎の辺りもカリの部分で擦ってからまた喉の奥へと突き入れると、苦しそうに眉を寄せながらもどこか恍惚とした表情のメイ。
「ははっ、メイの口は完全に性器だね。最高」
腰をゆっくりとピストンさせながら、メイの服を脱がせて行く。すでに勃ち上がっているチンコを見て顔がニヤけてしまう。うん、何度見てもメイのチンコは可愛い。オレも舐めたくなったが、今は我慢だ。
「メイ?オレに口を犯されながら興奮してるの?チンコが完勃ちなんだけど?」
羞恥で顔が真っ赤になるメイ。それでも口の中のオレのチンコに舌まで絡めながら喉を締めて来る。
「メイは口を犯されるだけでイッちゃいそうだね。可愛いなぁ・・・ごめんメイ。我慢出来ない」
オレはメイの頭を押さえ付け、えずかないようにゆっくりと、それでもグイグイチンコを喉の奥へと押し込んでいった。
涙を流し、溢れる涎で口の周りをベトベトにしながらもメイのチンコは萎えない。やっぱりメイはイラマに興奮しているようで、その事実にオレは、ホッとすると同時に嗜虐心を刺激された。
大事に大事にしたいのに、今はめちゃくちゃに啼かせたい・・・そしてメイもそれを望んでいる・・・そんなの滾らないはずがない。
「あぁ、メイ、メイ、メイ・・・気持ちいいよ・・・その可愛い顔が卑猥に歪んでるのも堪んない。好き、好き、大好きだよ。オレの体が二つあればいいのに・・・そしたら尻穴も犯せる。上も下も犯して、メイの内臓全部をオレの精液で満たしたい・・・あっ、あっ、ごめん、もうイク・・・」
少し躊躇ったが結局そのままメイの喉の奥に吐精してしまう。かなりの量の精液に咽せたメイに焦り、口からチンコを抜こうとするオレ。だが、ゴクリと喉を鳴らして飲み込んだメイに、逆に腰を掴まれ尿道に残った精液までチュウチュウと吸い出されてしまった。
飲みきれずに口の端から溢れた精液で、ベトベトのメイの顔をタオルで拭いてやり、オレはメイを抱きしめる。
もう、愛おしすぎてやばい。
「ごめんねメイ。大丈夫?」
カバンに入っていたペットボトルの水を思い出し、メイに渡すと、ゴクゴクと結構な量を飲み干してからこう言ったんだ。
「ふうっ・・・苦しかったけど、き、気持ち良かった・・・」
ーーーーーーーーー
明日(予定)からはメイ視点です。
本編のテンションに戻るかと・・・
ちなみにリョウくんは、自作「パラノイアで愛を知る」の攻めです。
もしよろしければそちらもチラ見してみてください。
ルコ
1
お気に入りに追加
498
あなたにおすすめの小説

兄に魔界から追い出されたら祓魔師に食われた
紫鶴
BL
俺は悪魔!優秀な兄2人に寄生していたニート悪魔さ!
この度さすがに本業をサボりすぎた俺に1番目の兄が強制的に人間界に俺を送り込んで人間と契約を結べと無茶振りをかましてきた。
まあ、人間界にいれば召喚されるでしょうとたかをくくっていたら天敵の祓魔師が俺の職場の常連になって俺を監視するようになったよ。しかもその祓魔師、国屈指の最強祓魔師なんだって。悪魔だってバレたら確実に殺される。
なんで、なんでこんなことに。早くおうち帰りたいと嘆いていたらある日、とうとう俺の目の前に召喚陣が現れた!!
こんな場所早くおさらばしたい俺は転移先をろくに確認もせずに飛び込んでしまった!
そして、目の前には、例の祓魔師が。
おれ、死にました。
魔界にいるお兄様。
俺の蘇りの儀式を早めに行ってください。あと蘇ったら最後、二度と人間界に行かないと固く誓います。
怖い祓魔師にはもうコリゴリです。
ーーーー
ざまぁではないです。基本ギャグです(笑)
こちら、Twitterでの「#召喚される受けBL」の企画作品です。
楽しく参加させて頂きました!ありがとうございます!
ムーンライトノベルズにも載せてますが、多少加筆修正しました。

ハッピーエンドのために妹に代わって惚れ薬を飲んだ悪役兄の101回目
カギカッコ「」
BL
ヤられて不幸になる妹のハッピーエンドのため、リバース転生し続けている兄は我が身を犠牲にする。妹が飲むはずだった惚れ薬を代わりに飲んで。

美形×平凡の子供の話
めちゅう
BL
美形公爵アーノルドとその妻で平凡顔のエーリンの間に生まれた双子はエリック、エラと名付けられた。エリックはアーノルドに似た美形、エラはエーリンに似た平凡顔。平凡なエラに幸せはあるのか?
──────────────────
お読みくださりありがとうございます。
お楽しみいただけましたら幸いです。

こっそりバウムクーヘンエンド小説を投稿したら相手に見つかって押し倒されてた件
神崎 ルナ
BL
バウムクーヘンエンド――片想いの相手の結婚式に招待されて引き出物のバウムクーヘンを手に失恋に浸るという、所謂アンハッピーエンド。
僕の幼なじみは天然が入ったぽんやりしたタイプでずっと目が離せなかった。
だけどその笑顔を見ていると自然と僕も口角が上がり。
子供の頃に勢いに任せて『光くん、好きっ!!』と言ってしまったのは黒歴史だが、そのすぐ後に白詰草の指輪を持って来て『うん、およめさんになってね』と来たのは反則だろう。
ぽやぽやした光のことだから、きっとよく意味が分かってなかったに違いない。
指輪も、僕の左手の中指に収めていたし。
あれから10年近く。
ずっと仲が良い幼なじみの範疇に留まる僕たちの関係は決して崩してはならない。
だけど想いを隠すのは苦しくて――。
こっそりとある小説サイトに想いを吐露してそれで何とか未練を断ち切ろうと思った。
なのにどうして――。
『ねぇ、この小説って海斗が書いたんだよね?』
えっ!?どうしてバレたっ!?というより何故この僕が押し倒されてるんだっ!?(※注 サブ垢にて公開済みの『バウムクーヘンエンド』をご覧になるとより一層楽しめるかもしれません)


【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

当て馬的ライバル役がメインヒーローに喰われる話
屑籠
BL
サルヴァラ王国の公爵家に生まれたギルバート・ロードウィーグ。
彼は、物語のそう、悪役というか、小悪党のような性格をしている。
そんな彼と、彼を溺愛する、物語のヒーローみたいにキラキラ輝いている平民、アルベルト・グラーツのお話。
さらっと読めるようなそんな感じの短編です。

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる