上 下
3 / 21
メイ Ⅰ

3*

しおりを挟む

 イツキの舌先が俺の尖りきった乳首を突いた。そのままグリグリと根元を穿るように刺激され、更にチュウチュウと吸い付いて来る。もう片方は親指と中指で扱かれ、人差し指の爪でコスコスと擦られているようで・・・

「あぁぁぁぁぁぁぁっ!!や、やだ・・・なんでこんなに・・・うっ、ひぃぃん!!」

みっともない声を上げてよがる俺。

なんで?!なんでいきなり乳首なんかで感じちゃってるんだ??

俺は立派な童貞で当たり前だが処女?なのに?

「ふふっ。今までメイが寝てる間にコツコツと乳首開発してたんだ~結果が出て嬉しいな~」

・・・お前かっ?!

「何だよ乳首開発って?!今までってどういう事?いつから??」

「ん~中学生の頃から。ほら、時々お互いの家でお泊まりしてたじゃん?あの時からちょっとずつね」

はぁっ?!確かに週末にゲームしたりしてて盛り上がった時にはそのまま泊まらせてもらったり、逆にウチで泊まったりしてたけどもっ!中三の時も受験勉強で苦手な数学を教えてもらった後、よく泊まってたけどもっ!!

「・・・お前、そんなガキの頃から俺の乳首触ってたの?」

「うん。だってオレは幼稚園に行く前からずっとメイが好きだからね」

いや、ドヤ顔で言い切られても。

「たとえそうだとしても、中学生で男の乳首を開発しようと普通は思いもしねぇだろうよ」

「ん~初めは偶然だったんだけどね。抱きついてメイの胸に顔を埋めてたら、ビクってしてさ~で、直接弄ってみたらすぐにピンピンになるし可愛くて。
けど、あんまり育てすぎるとバレそうだから、毎回ちょこっと勃たせる程度だよ?これで性感帯に育ってくれたらな~みたいな?」

いやいや、当たり前のように言ってるけど、俺の胸に顔を埋めてる時点でもうおかしいからな?

それに首を傾げて可愛く言われても。

無駄に顔が整ってるから余計に腹立つわっ!!

「けど、無事に育ってくれて良かった。ほら、こうやって指で捏ねると腰が跳ねてメイのモノまでビクってするんだ」

「ひゃっあっ!あぁぁぁん!!」

容赦なくグニグニと乳首を捏ねるイツキ。その後軽く引っ張られて、本当に腰が跳ねてしまう。

「はぁ・・・今日はやめなくていいんだ。嬉しいなぁ~いっぱいいっぱい弄ってあげるね」

「いや、やめろ!アホバカ、このクソイツキ!!んぁっ、あっ、あっ、やぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

両乳首を引っ張られ、小刻みに揺らされると完勃ちになったモノが痛い。

「あぁ、さっき出したのにもうそんなに硬くして。シミまで出来てるね。昨日も寝る前に出したんでしょ?そんなに出したら疲れちゃうよ~
じゃあさ、こっちを開発してみようか。流石に寝てる間にこっちまでは触ってないから」

そう言ってイツキは俺のパンツを脱がし、尻穴の付近をフニフニと指で押して来た。

「い、いや、やめろ!やめて?そこまで開発されたくねぇよっ!!お願い、やだ、やだ、俺は掘られたくねぇのっ!
女の子に突っ込みたいのっ!!」

「・・・へぇ?メイはオレがいるのに女の子に突っ込む気なんだ。オレがそんな事許すと思う?
分かった。ばっちり開発して尻穴だけでイケるようにしてあげるね。オレがいないと疼いて疼いて仕方がない体にしてあげる。
ん~逃げられると困るからこうしとこうか」

ダメだ全然分かってくれねぇっ!!

しかもその辺にあったタオルで俺の両腕を一つに縛り、パイプベッドのヘッドボードにくくり付けやがった・・・マジで?!

 いつの間にか取り出したローションを手のひらに出すイツキ・・・えっと、それ持って来たの?

ヤル気満々じゃねぇかっ!!!

「ちょっと冷たいけど我慢してね」

「ひゃっん!!」

ひんやりとしたローションが俺の尻穴に塗り込まれていく。

「だ、だからヤダって!やめろって言ってんだろっ!!んんん、んむっ・・・」

イツキの唇が俺の口を塞いだ。

またもや激しく貪り尽くされるようなキス・・・逃げる俺の舌を追い立てるように、イツキの舌が絡んで来る。更にさっきちょっと気持ち良かった上顎を重点的に舌先で攻められると、何故か下半身がキュンキュンする。

あぁ、また酸欠かな・・・頭がフワフワして来た・・・
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

お客様と商品

あかまロケ
BL
馬鹿で、不細工で、性格最悪…なオレが、衣食住提供と引き換えに体を売る相手は高校時代一度も面識の無かったエリートモテモテイケメン御曹司で。オレは商品で、相手はお客様。そう思って毎日せっせとお客様に尽くす涙ぐましい努力のオレの物語。(*ムーンライトノベルズ・pixivにも投稿してます。)

失恋して崖から落ちたら、山の主の熊さんの嫁になった

無月陸兎
BL
ホタル祭で夜にホタルを見ながら友達に告白しようと企んでいた俺は、浮かれてムードの欠片もない山道で告白してフラれた。更には足を踏み外して崖から落ちてしまった。 そこで出会った山の主の熊さんと会い俺は熊さんの嫁になった──。 チョロくてちょっぴりおつむが弱い主人公が、ひたすら自分の旦那になった熊さん好き好きしてます。

「今夜は、ずっと繋がっていたい」というから頷いた結果。

猫宮乾
BL
 異世界転移(転生)したワタルが現地の魔術師ユーグと恋人になって、致しているお話です。9割性描写です。※自サイトからの転載です。サイトにこの二人が付き合うまでが置いてありますが、こちら単独でご覧頂けます。

愛され悪役令息のセクハラ日記

ミクリ21 (新)
BL
皆に愛されている悪役令息が、主人公や攻略対象達にセクハラする日記の話。

ゲーム世界の貴族A(=俺)

猫宮乾
BL
 妹に頼み込まれてBLゲームの戦闘部分を手伝っていた主人公。完璧に内容が頭に入った状態で、気がつけばそのゲームの世界にトリップしていた。脇役の貴族Aに成り代わっていたが、魔法が使えて楽しすぎた! が、BLゲームの世界だって事を忘れていた。

【2話目完結】僕の婚約者は僕を好きすぎる!

ゆずは
BL
僕の婚約者はニールシス。 僕のことが大好きで大好きで仕方ないニール。 僕もニールのことが大好き大好きで大好きで、なんでもいうこと聞いちゃうの。 えへへ。 はやくニールと結婚したいなぁ。 17歳同士のお互いに好きすぎるお話。 事件なんて起きようもない、ただただいちゃらぶするだけのお話。 ちょっと幼い雰囲気のなんでも受け入れちゃうジュリアンと、執着愛が重いニールシスのお話。 _______________ *ひたすらあちこちR18表現入りますので、苦手な方はごめんなさい。 *短めのお話を数話読み切りな感じで掲載します。 *不定期連載で、一つ区切るごとに完結設定します。 *甘えろ重視……なつもりですが、私のえろなので軽いです(笑)

【完結済み】準ヒロインに転生したビッチだけど出番終わったから好きにします。

mamaマリナ
BL
【完結済み、番外編投稿予定】  別れ話の途中で転生したこと思い出した。でも、シナリオの最後のシーンだからこれから好きにしていいよね。ビッチの本領発揮します。

屈強冒険者のおっさんが自分に執着する美形名門貴族との結婚を反対してもらうために直訴する話

信号六
BL
屈強な冒険者が一夜の遊びのつもりでひっかけた美形青年に執着され追い回されます。どうしても逃げ切りたい屈強冒険者が助けを求めたのは……? 美形名門貴族青年×屈強男性受け。 以前Twitterで呟いた話の短編小説版です。 (ムーンライトノベルズ、pixivにも載せています)

処理中です...