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魔王城

3*

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 えっ?!無理!!物理的に入らないってっ!!!
キョウはザ・魔王様に香油を塗し、俺の尻穴に指を軽く添えた。

「拡張!」

マジで???!!!!!異世界魔法なんでもありかよっ!!!!!てか、それが出来るのなら、最初からすればよくね???

「んぐぅっっっ!!!!!」

・・・拡張は微々たる物でした。絶対ギリギリ俺の穴が裂けない程度にしか拡張してないな・・それでも処女でこの凶悪極まりないモノを受け入れられるギリッギリの魔法をかけてくれた事に感謝するべきなのか????無理矢理奥まで極太で長い凶器をねじ込まれ、錯乱状態の俺。

「痛いぃぃぃぃぃっっ!!やだ、無理ぃぃぃ!!!抜いてっっっ!!!」

「それは無理だな。アス、オレが初めてお前の中と奥を開いたんだ。この痛みを一生忘れるなよ??!そして、一生オレ以外のモノを挿れる事は許さない。」

流石魔王様!!!鬼畜極まりないねっ?!!わざとだろ?絶対魔法で痛みも消せるよねっ??!

それでも最低限の痛みは消してくれているのかも知れない。容赦なく突き上げられているうちに、段々と快感を拾えるようになって来た。

パンパンと肌と肌がぶつかる音が寝室に鳴り響く。キョウに俺の首筋や鎖骨を甘噛みされ、乳首にもカリッと歯を立てられた瞬間、俺の穴がキュッと閉まる。

「アスは本当にここを虐められるのが好きなようだな。俺のモノを食い千切る気か??」

「あぁぁぁっ!!またイッちゃうよっっ!!!」

「何度でもイケよ。くっっ!!オレも一回出すぞ。」

キョウの腰の動きが速くなる。中を擦る凶悪なモノが更に大きく膨らみ、チロチロと溢れ出る先走りが滑りを良くしてくれ気持ちがいい・・あぁまたイク・・・と思った瞬間、俺の腸壁に熱い液体がブチ撒けられた。

「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!熱いのが中にいっぱいかかってるっ!!気持ちいいよぉぉぉっ!!!」

長い吐精が終わり、しばらくじっとしていたキョウの凶器が、オレの中に入ったままムクムクとまた力を取り戻して来た。ちょっと待って??!更に大きく硬くなってない????

「よしよし、アス、気持ちいいんだな?まだまだ可愛がってやるから安心しろ。」

俺を抱き起こし、対面座位の体位にされる。俺の体を少し浮かせ、そのまま下に落とした。

「ぐぁっ!?いや、ふ、深いぃぃっ!!無理だよっ!!」

自分の自重で串刺し状態の俺の奥を容赦なく抉り、また限界まで俺を持ち上げて落とす。その度に結合部からは白い液体が伝い落ちる。それが潤滑油となり、ヌッチャヌッチャと音を立てながらキョウの怒張したモノが俺の中に抜き差しされる。

「あぁ、ここも可愛がってやらないとアスは不満だろう?」

そう言って俺の乳首を穿るように舌先で攻めるキョウ。

「あっ!あっ!あひっ!!やだ、そんなにされたら乳首取れちゃうよっ!!」

「取れねぇよ。まぁ、もし取れてもすぐに元通りにしてやるから安心しろ。何なら噛みちぎってやろうか?」

とんでもなく酷い事を言われているのに、乳首に歯を立てられた瞬間、また俺は吐精した・・・

「も、もう無理・・何も出ないよ・・・」

「大丈夫だ。出さなくてもイケる体にしてやるから。」

大丈夫じゃないよっっ?!!

有言実行。

そのままずっと突かれ続け、イッても俺のモノからは透明な汁がトロトロと垂れるだけ。

「もう、やめて!!またイッてるからぁ!!やだやだ、何か来るこれやだ怖いっっ?!!」

「大丈夫だ。そのまま感じてろ。ほら、ここが好きだろ?」

しこりを突かれ、乳首を捻られた俺の体が痙攣し、目の前がチカチカする。これはあれだ・・ヤバいヤツだ・・・

「ひやぁぁぁぁぁぁ?!!」

処女喪失したその日にドライでイクとか・・・前世の記憶で自分にツッコミを入れた後、俺の意識は飛んだ。

ふっと目が覚めると、後ろからキョウに抱きしめられていた。ん?これ・・まだ入ったままじゃん??!!!

「んっ?目が覚めたか?」

「ちょっ、キョウこれ???!」

「あぁ、あれから一度も抜いてない。」

当たり前のように言うなよっ??!!!

「大丈夫だ。洗浄の魔法はかけてあるし、腹を壊すこともない。」

いや、それはありがたいけど・・・

「ガバガバになったらどうしてくれんだよっ?!」

「ん?魔法で戻すが?何なら毎回処女に戻してやろうか?」

いやいやいや、毎回俺にあの痛い思いさせるのかよっ?!

「んあっ?!う、動かすなぁ!って、何で硬くてデカイままなだよっ??!!!」

「このまま一日中でもヤレるぞ?」

・・・そりゃ魔王様が絶倫ってテンプレだよなっ?!うん、そうだと思ってた!

「俺の体が持たねぇのっ!!」

「回復魔法をかけているが?」

あっ、ほんとだ。体がそれほど辛くない。穴と乳首もじんじんしてるけど、前世の時みたいにずっと痛いってわけじゃなさそうだ・・・け・ど・も!!!

「いや、だからって挿れっぱなしは・・・ほら、腹も減ったし?!」

「そうだな。では、オレが後一回イッたら今回は抜くとしよう。」



はい、結果は・・もう何も出ない俺がまたドライでイキっぱなしになってるのに・・何度も気絶してるのに・・・回復魔法をかけながらそのまま何時間も腰を振り続けやがった・・・

死ぬ。ヤリ殺されるよっ!!!

けど、死んでもすぐに蘇生魔法で生き返らせるてまたヤルんだろうなぁ・・・俺の完璧絶倫魔王様は・・・・

鬼畜すぎねぇ???!!!!!



ーーーーーーーーー

思いつきで、前作、前前作のキャラが登場する異世界ファンタジーを始めてしまいました。

どうぞよろしくお願いします。

明日からは基本一話づつの更新となります。


ルコ
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