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番外編 セイヤ×ワリン
セイヤ1*
しおりを挟むオレは今、番であるワリンを背後から貫いている。あぁこの後ろ姿のそそること!耳の上に伸びているリンクスティップも、短いふさふさの尻尾と純白の翼もあり得ないほど可愛い。そして限りなくエロい。
ドラゴン族としか性交の経験がないオレにはこのもふもふ感が愛おしすぎて、ついつい尻尾や翼を甘噛みしてしまう。付け根は特に性感帯のようで、そこで感じているワリンにますます欲情してしまっている。
あぁ、本当に可愛くて可愛くて仕方がない。
モノから溢れていた先走りでオレの感情はワリンにバレバレだろう。まぁ、元から隠すつもりは全くないが。
ワリンの感情も腸液からじわじわとオレに伝わって来る。
『正直怖いけど・・もう腹をくくった。俺の体はセイヤのもの。全部受け入れてやるよ・・・』
・・こんなに可愛いのに思考が漢なんだよなぁ・・・このギャップがまた堪らない。
本当にオレの理想そのものだよ。
ゆるゆると腰を動かし奥の壁を捏ねる。まだまだ硬いから充分に蕩けさせ、最後には自ら最奥を求めるようにしてやろう。
だんだんと馴染んで来た所で一度ギリギリまで腰を引き、途中のしこりを散々突いてから再度奥を捏ねる。
「んあっっ!!ひっ、んんんん・・あぁぁぁぁぁっ!!!」
ワリンの反応もいいので遠慮なく奥の壁を突いてやる。
「ひっぃんん!!乳首がぁぁっ・・ん、ん、んんん、はぁぁん!!一緒は無理ぃ・・・」
くうっ!軟化させた尻尾の先で乳首を擦ると可愛い声で啼く・・尻穴もキュッキュッとオレを締め付けて来る。最高だ。
あぁ、存分に可愛がってやろう。
『繋がりたい・・もっとセイヤと繋がりたいよ・・・キス・・キスしたい・・・』
ワリンの心の声がオレの体内に響く。
オレはすぐにワリンの上半身を抱き起こし、貫いたままオレの上に乗せた。
翼がオレの胸筋をくすぐり、短い尻尾が腹にもふもふと当たる・・この柔らかさが堪らないな・・・
「あぐぅっっ!!ふ、深いぃ・・・」
背面座位の形になり、自重で更に奥まで咥え込み、ハクハクしているワリンの頭を撫で後ろを向かせる。
「ワリン、舌を出して?」
息を荒げて突き出した舌に唾液を垂らし、それを美味そうに味わうワリンに目を細めて命令する。
「飲んで?」
ゴクリと喉を鳴らして飲み込み、恍惚の表情を浮かべるワリン。オレの中の嗜虐性に火が灯る。
『あぁ、倶利伽羅龍王の姿に戻って頭から喰らい尽くしてしまいたい・・』
そんな俺の欲望に塗れた思考でワリンの精神をまた蹂躙して行く。
どちらからともなく深い口付けが始まり、それに合わせて抽挿も激しくなる。
『あぁ・・気持ちいい・・全部気持ち良くて死んじゃいそう・・・セイヤにならこのまま喰われてもいいや・・・セイヤの血肉になれる・・・・・』
ワリンの心の声がオレの体内を駆け巡る。
オレは自分の欲望が抑えきれず、ワリンの体をオレのモノが抜けるギリギリまで持ち上げ、そのままズドンと落とす。奥の壁にぶち当たるが、その先に進めるようコツコツと捏ねるように突きまくる。
「ぐっ!!はぁぁぁん!!!や、や、やっぱむりぃ・・・」
声を上げるワリンを精神的に宥め、痛みと恐怖心を共有する。これで少しは落ち着くだろう。請け負った分オレにも恐怖心が芽生えるが、欲望と快楽の前では微々たるものだ。逆にワリンにはオレが感じている貫く快感も共有させた。
「あっ、あぁぁぁぁぁっ?!なにこれぇ・・セイヤもきもちいいん・・・んっ、んんんっ!!」
オレは背後から手をまわし、指でワリンの尖りきった乳首を摘み、尻尾の先をワリンのものに巻きつけ扱く。
「む、むり、ぜんぶいっしょはむりぃぃっっ!!あぁ、でも、、おく、おくがヤバい・・・なにこれぇ・・・」
快楽で飛びそうなワリンの意識支え、同じく快楽に溺れそうな自分自身を奮い立たせ、更に激しく抽挿した。
先端が行き止まりの壁をこじ開け、無理矢理その先に進む。グポッと入ってはいけない窄まりに挟まった先端を小刻みに動かすと、ワリンが悲鳴を上げコプリと白濁を漏らした。
「あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!むり、むり、しんじゃうぅっっ!!グポグポしないでぇぇぇっっ!!!!」
凄まじい快感と衝撃が脳天とモノの先端を直撃する。
狭い窄まりに先端が挟まり、ダイレクトに感じるとんでもない快感・・・それと同時にワリンが感じている内臓が裏返ったような衝撃と、その先の恐ろしいほどの快感も全て二人で共有する・・・
そしてすべてがワリンの中に入ったという事実は、オレにとてつもない満足感をもたらせたんだ。オレはパンパンとワリンの尻に肌を打ち付け、それによってワリンの腹に浮き出るオレのモノの先端を撫でる。
「あ゛っ!!あ゛ぁ!!らめぇ・・こんなのおかしくなる・・・おれぇせいやのちんこで・・・あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!グポッって、グポッってやだ、おなかなでないれ、、とまらにゃ・・イッてる、イッてるかりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
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