16 / 25
オレの番
トワ2*
しおりを挟むリューセーは、ゲホゲホと咽せる俺を抱きしめ、洗浄魔法をかけてくれた。
喉に絡まっていた白濁が消え、楽に呼吸出来る事にホッとする。
「・・トワ、トワ、堪んないよ・・・オレの精液塗れのトワなんて滾って滾って仕方がない。本当は消したくなかったけど・・キスもおもいっきりしたいしね。」
そう言って噛み付くように口付けられる。実際に食べられるんじゃないか?ってくらいの濃厚なキスに俺の体はまた蕩けていく・・・って、ん?何か硬いものが俺の股の辺りに当たってるんですけどっ?!!
一回抜いたの無意味??!
もうすでにまたガッチガチじゃねぇかっ??!!!
リューセーは俺の足を折り曲げていわゆるM字開脚の形にし、あろう事か俺の尻穴に舌を這わして来た。
「えっ?うそ?!や、やめろ、汚ねぇだろっ?!!」
「汚くなんかないよ。さっき洗浄魔法かけたし。まぁ、かけてなくてもトワのなら全然舐めれるよ?」
「ひうっ!そこで喋んなぁぁっ!!」
リューセーの吐く息がかかり、尻穴がひくついてしまう。その瞬間に舌をねじ込まれ、びっくりして腰が浮いてしまった。そのまま、少し腰を持ち上げた状態で支えられ、周りを丹念に舐めてからチュポチュポと舌を出し入れされた。
「や、や、やぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
しばらくそのまま舌でも解され、グズグズに柔らかくなった俺の尻穴に再度香油を垂らす。そして自分の凶悪なモノにも香油をぶっかけ、俺の尻穴にその切先を当てた。
「や、やっぱり無理だって!ドラゴンサイズが人族の俺に入るわけが・・あっ、あっ、あぁ・・・」
先端で尻穴の入口を何度も突かれ、少しずつ挿入される。怖がる俺を抱きしめ、また洗浄魔法をかけてから長い長いキスが続く・・舌を絡め、お互いの唾液を貪りあっているうちに、リューセーのモノは俺の中をゆっくりと進んで行った。
とてつもない圧迫感に耐えきれず、涙が目尻から溢れ落ちる。その涙を唇で吸い取り、リューセーが俺を見つめて言う。
「流石にキツいね・・少しだけ拡張魔法をかけるよ?」
「・・・最初からかけてくれたらよくねっ?!!」
思わず叫んでしまったが、目でもしっかり訴えかける。
「う~ん、あんまり拡張しちゃうとトワが感じにくくなっちゃうからね。本当に少しだけ、最小限にしないと。」
本当に最小限、ギリギリ奥に進めるように拡張魔法をかけられる。腸壁が限界まで広がり、痛みで頭がクラクラする。自分で回復魔法をかけたい所だけど、そうすると拡張した部分も戻ってしまうから出来ない。
だが、しこりをこれでもかと圧迫しながら進まれると、痛みの中にもわずかながら快感を拾っている自分に驚く。
前世でもリューセーがゆっくりゆっくりと挿入し、馴染むまでしばらく待ってくれたからそこまで痛くはなかったんだよな。今もリューセーはかなり切羽詰まっているだろうに、激しく動く気配はない。
俺の気がまぎれるようにか、上半身のあらゆる所にキスをされ吸い付かれ・・そして俺はやっぱり乳首で一番感じてしまう。
少し引っ張って根元をコリコリと弄られ、乳頭の先を爪でコスコスと刺激されると堪らない。そうされると自然に腰が動き、それに合わせてリューセーのモノが俺の隘路を進んで行く。
「ひぃっ!!もう乳首やめ・・あぁぁんっ!!い、いや、そんなにコリコリされたら・・・んふぅっ!!コスコスもやぁぁぁぁぁっ!!!はうっ、、ん、んん、大き・・あ゛~無理、無理だよぉぉ・・・」
「ふふ、トワはこの可愛い尖りを虐められるのが好きなんだね。キュウキュウに締め付けられてキツいけど、それでも腰が動くって事はこっちと連動して感じてるんでしょ?うれしいなぁ。」
・・中というより、モノを擦り付けたくて腰が動くんだが・・・禁止とか言われてるし・・・中は圧迫感が凄すぎてまだ感じる余裕なんてない。
「あぁぁぁっ・・リューセー、お願い。前も触って?もう入ってるんだからいいだろっっ?!辛いんだよ・・俺もうイキた・・・」
ダラダラと先走りを溢れさせたモノが痛いくらいだ。だが、流石に何の刺激もなくはイケない。あぁ、せめてリューセーの硬い腹筋に擦り付けられたら・・・
「もうすぐとりあえず今の最奥まで入るから頑張って。そろそろ一気に行くよ?」
少しだけ引かれたリューセーの腰がズドンと押し入れられ、俺の内壁の奥にコツンと当たる。すごい衝撃だが、ほんの数センチ突かれただけのようだ。
ドラゴンサイズがデカすぎて、腹を突き破られそうな感覚・・・なのにリューセーは恐ろしい事を口にした。
「今日はこれで許してあげるけど、いずれはオレのモノを全部受け入れてね?」
ち、ちょっと待てっ?!まだ全部入ってないの??!ドラゴンサイズ半端ねぇなっ!!!
だが、ゆるゆると奥を突かれるとじわじわと快感が生じて来る。あれ?そんなに痛くない??
「ちょっとだけ痛みを軽減する魔法をかけたよ。トワにも気持ち良くなって欲しいからね。」
・・・だ・か・ら!!それなら最初してくれってぇのっっ!!!
0
お気に入りに追加
104
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
失恋して崖から落ちたら、山の主の熊さんの嫁になった
無月陸兎
BL
ホタル祭で夜にホタルを見ながら友達に告白しようと企んでいた俺は、浮かれてムードの欠片もない山道で告白してフラれた。更には足を踏み外して崖から落ちてしまった。
そこで出会った山の主の熊さんと会い俺は熊さんの嫁になった──。
チョロくてちょっぴりおつむが弱い主人公が、ひたすら自分の旦那になった熊さん好き好きしてます。
異世界転移で、俺と僕とのほっこり溺愛スローライフ~間に挟まる・もふもふ神の言うこと聞いて珍道中~
兎森りんこ
BL
主人公のアユムは料理や家事が好きな、地味な平凡男子だ。
そんな彼が突然、半年前に異世界に転移した。
そこで出逢った美青年エイシオに助けられ、同居生活をしている。
あまりにモテすぎ、トラブルばかりで、人間不信になっていたエイシオ。
自分に自信が全く無くて、自己肯定感の低いアユム。
エイシオは優しいアユムの料理や家事に癒やされ、アユムもエイシオの包容力で癒やされる。
お互いがかけがえのない存在になっていくが……ある日、エイシオが怪我をして!?
無自覚両片思いのほっこりBL。
前半~当て馬女の出現
後半~もふもふ神を連れたおもしろ珍道中とエイシオの実家話
予想できないクスッと笑える、ほっこりBLです。
サンドイッチ、じゃがいも、トマト、コーヒーなんでもでてきますので許せる方のみお読みください。
アユム視点、エイシオ視点と、交互に視点が変わります。
完結保証!
このお話は、小説家になろう様、エブリスタ様でも掲載中です。
※表紙絵はミドリ/緑虫様(@cklEIJx82utuuqd)からのいただきものです。
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
【完結】ままならない男-追ってきた男2-
長朔みかげ
BL
「俺に抱かれる覚悟、無かったことになってないよね?」
映画の共演を機に出会った、駆け出し俳優の仁木義嗣と超人気若手俳優の八朔レオ。
前世の記憶を持つ八朔に「あんたは俺が前世で愛した人の生まれ変わりだ」と迫られて、
いつの間にか絆されてしまった仁木は、紆余曲折ありながらも八朔と付き合い始めた。
念願の初Hに向けて盛り上がる二人だが、何かと邪魔が入って悶々とする日々。
さらに周囲では薬物事件が浮上し、またもや騒動に巻き込まれてしまい…!?
年齢差や自制心に悩みながらも距離を縮めていく二人を描いた、芸能界お仕事(+前世)BL第二弾‼
※こちらは『追ってきた男』の続編です。前作を読んでいない方はそちらを先にどうぞ。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/290392773/811817645
※ムーンライトノベルズでも投稿しています
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
ただの新米騎士なのに、竜王陛下から妃として所望されています
柳葉うら
恋愛
北の砦で新米騎士をしているウェンディの相棒は美しい雄の黒竜のオブシディアン。
領主のアデルバートから譲り受けたその竜はウェンディを主人として認めておらず、背中に乗せてくれない。
しかしある日、砦に現れた刺客からオブシディアンを守ったウェンディは、武器に使われていた毒で生死を彷徨う。
幸にも目覚めたウェンディの前に現れたのは――竜王を名乗る美丈夫だった。
「命をかけ、勇気を振り絞って助けてくれたあなたを妃として迎える」
「お、畏れ多いので結構です!」
「それではあなたの忠実なしもべとして仕えよう」
「もっと重い提案がきた?!」
果たしてウェンディは竜王の求婚を断れるだろうか(※断れません。溺愛されて押されます)。
さくっとお読みいただけますと嬉しいです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
捨て猫はエリート騎士に溺愛される
135
BL
絶賛反抗期中のヤンキーが異世界でエリート騎士に甘やかされて、飼い猫になる話。
目つきの悪い野良猫が飼い猫になって目きゅるんきゅるんの愛される存在になる感じで読んでください。
お話をうまく書けるようになったら続きを書いてみたいなって。
京也は総受け。
【完結】冷酷眼鏡とウワサされる副騎士団長様が、一直線に溺愛してきますっ!
楠結衣
恋愛
触ると人の心の声が聞こえてしまう聖女リリアンは、冷酷と噂の副騎士団長のアルバート様に触ってしまう。
(リリアン嬢、かわいい……。耳も小さくて、かわいい。リリアン嬢の耳、舐めたら甘そうだな……いや寧ろ齧りたい……)
遠くで見かけるだけだったアルバート様の思わぬ声にリリアンは激しく動揺してしまう。きっと聞き間違えだったと結論付けた筈が、聖女の試験で必須な魔物についてアルバート様から勉強を教わることに──!
(かわいい、好きです、愛してます)
(誰にも見せたくない。執務室から出さなくてもいいですよね?)
二人きりの勉強会。アルバート様に触らないように気をつけているのに、リリアンのうっかりで毎回触れられてしまう。甘すぎる声にリリアンのドキドキが止まらない!
ところが、ある日、リリアンはアルバート様の声にうっかり反応してしまう。
(まさか。もしかして、心の声が聞こえている?)
リリアンの秘密を知ったアルバート様はどうなる?
二人の恋の結末はどうなっちゃうの?!
心の声が聞こえる聖女リリアンと変態あまあまな声がダダ漏れなアルバート様の、甘すぎるハッピーエンドラブストーリー。
✳︎表紙イラストは、さらさらしるな。様の作品です。
✳︎小説家になろうにも投稿しています♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる