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第3章七英雄集結編

第21話

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「ジャングルツアーズ」
前人未踏の密林を探検し、伝説の秘宝を手に入れるアドベンチャーエリアである・・・!
ちなみに、来場者の10人に9人はなんらかの伝染病にかかり、この世の地獄を味わう!!

ジャングル奥地の船着場。
ボロボロだが無骨なクルーズ船が1隻停泊している。
船に資材を詰め込む黒人のポーターたち。
船着場の床板を歩く、初老の白人ハンター。
ライフルを肩に担ぐハンター「断る。」
その後ろをヨシヒコとシルビアが追いかける。
ヨシヒコ「今度は何処へ行くんです?ローランド・・・」
凄腕ハンターのローランド・ペルト
「ハタリ遺跡にある3万カラットのダイアモンド、アフリカの女王をいただく・・・」
シルビア「その冒険の前にドラゴン狩りでもしない?」
ローランド「ははは・・・冗談はよせ。」
肩をすくめるシルビア「・・・信じてくれないわ。」
ヨシヒコ「じゃあ、こうしましょう。
ぼくらもその秘宝探しに協力したら、オファーを引き受けてくれませんか?」
タバコを川に投げ捨てるローランド
「ひと狩り行こうぜってか・・・くだらん。足でまといになるだけだ・・・」
ヨシヒコ「ヒヒイロカネの冒険の時は同行させてくれたじゃないですか・・・」
ローランド「あの時とは危険度が違う・・・ハタリ遺跡には秘宝の守り神がいる。」
シルビア「守り神?」
ローランド「バンダースナッチ。牙だらけの猛獣だ。
一度きりの人生、食われて終わりは嫌だろう?」
シルビア「あなたは食べられないの?」
ローランド「獲物じゃない。ハンターだからな・・・」

出航するローランドの船「ガンツ&ローゼス号」
船を見送るヨシヒコとシルビア。
シルビア「行っちゃった・・・諦めるしかないわね・・・」
ジャングルの地図を広げるヨシヒコ「いや・・・確かハタリ遺跡の近くに・・・転送ゲートがあったはず・・・先回りをしてアフリカの女王を見つけてやろう・・・」
シルビア「なんちゃらっていう守り神はどうするの?」
ヨシヒコ「こっちには霊長類最強がいるからなんとかなるだろ・・・」
ジープを停車させるスパルタン草薙「おい・・・結局このジープは使うのか?」
ヨシヒコ「使うことになりそうだ・・・ぼくらも乗せてくれ。」



ジャングルを進むジープ
シスターのローブを触ってベロを出すシルビア「うげ~・・・暑い・・・」
ペットボトルを差し出すヨシヒコ「水分補給をまめにした方がいいぞ・・・」
ハンドルを握る草薙「オレのようにタンクトップを着ればいいだろ。」
シルビア「どこの世界にそんなシスターがいるのよ・・・」
ヨシヒコ「ジャングルで最も危険なのは熱中症と、マラリアや西ナイル熱などの感染症だ・・・宗教的な事情はあるだろうが、無理はしないでくれ・・・」
シルビア「大丈夫です・・・
それに、少しMPを回復させたら、車内が涼しくなる魔法をかけてあげるわ・・・」
草薙「・・・こいつは何を言ってるんだ?」
ヨシヒコ「魔法少女なんだよ・・・」
草薙「うそくせえ・・・女、今見せて見ろ。」
シルビア「あんたの悪趣味なタワーのせいで魔力が消耗したのよ。
あと、女を女って呼ぶのはやめなさい。」
草薙「悔しかったら、このオレを超えてみるんだな、女。」
シルビア「・・・なんであたしも格闘家になんなきゃいけないのよ・・・」
コンパスを見るヨシヒコ「プライド・キャニオンに入ったら南東へ進んでくれ・・・
ガニメデ大瀑布の中に転送ゲート「セリャラントスフォス」が隠されている・・・
そこに入れば、陸路で30時間かかるハタリ遺跡にワープができる。」
草薙「よお、泉・・・この世界にはこの俺を楽しませる強者はいないのか?」
ヨシヒコ「かつては、ホルス族という戦士がいたが・・・コマキ社と接触したことで、現在ではTシャツ、エアマックス、アップルウォッチを身に付け、Instagramに夢中だ・・・戦士としての面影はもうない・・・」
草薙「じゃあ、猛獣は?猛獣はいるんだろう?戦わせてくれ!」
シルビア「こいつはバカなの・・・?」
ヨシヒコ「この世界の野生動物には手を出さない方がいい・・・
どいつもこいつも異常に狂暴で、サファリツアーでは彼らに近づきすぎたことで、多くの観光客が犠牲になっている・・・だから、この世界の常連は多少のギャラを払ってもローランドのような腕利きのハンターを雇うわけだ・・・」
草薙「オレは霊長類最強だ。問題はねえ。」
シルビア「でも、哺乳類最強ではないんでしょ?」
草薙「ほざいたな・・・」
すると、けもの道の真ん中に巨大なサイの群れが道をふさいでいる。
ブレーキを踏む草薙。
草薙「通行止めだ。どうする?」
動物図鑑をめくるヨシヒコ「・・・ライノセラス・ユニコニスか・・・
これ以上近づかない方がいい・・・ゆっくりと、リバースレンジに入れて迂回しよう・・・」
草薙「あんたらは時間がないんじゃなかったのか?」
ヨシヒコ「そうだが・・・」
シルビア「スパルタン、あんたの出番よ。あのモンスターたちをどかしてきなさい。」
ヨシヒコ「やめろ・・・!」
そう言うと、シルビアが助手席からクラクションを鳴らしてしまう。
サイたちの耳が一気に起き上がり、警戒態勢に入る。
ヨシヒコ「君はなんてことをするんだ!!この世界では絶対に自然を侮ってはいけない!!」
シルビア「だって・・・このスパルタンにバカにされて・・・」
草薙「泉よ、まあ見てなって・・・サイの1,2頭、このオレの剛拳で何回かぶん殴れば逃げていくさ・・・」
そう言うと車を降りて、指をぽきぽき鳴らす。
ヨシヒコ「ダメだ!車から離れるな!戻って来い!!」
サイの群れと対峙するスパルタン草薙。
人差し指をクイとやる。
草薙「来い・・・」
前脚を踏み鳴らし、最初の一頭が草薙に突進してくる。
「百獣の王に・・・オレはなる!!!」
そのサイの眉間に全力の拳を叩きこむ草薙。



プライド・キャニオン
暴走するサイの群に追いかけられているジープ。
ハンドルを握りアクセルを踏み込むヨシヒコ「逃げろおおおお!!」
後部座席で腕を握りしめる草薙「あいつら化け物か・・・オレの拳が粉砕した・・・!!」
手当をするシルビア「大げさね・・・突き指してるだけよ、情けない・・・!」
草薙「女!お前がホーンを鳴らしたせいだぞ!責任を取れ!!」
シルビア「何言ってるのよ!サイにケンカ売ったのはあんたじゃない!!」
父親が出てしまうヨシヒコ「いい加減にしなさい!!」
しばらくすると、巨大な滝つぼが見えてくる。
ヨシヒコ「ガニメデ大瀑布だ・・・!!」
川に飛び込むジープ。そこで、川底にタイヤを取られる。
アクセルを踏むヨシヒコ「まずい!」
後ろを振り返るシルビア「きゃああ!サイが来るわ!!」
ヨシヒコ「車を捨てるぞスパルタン!あの木に登れ!」
そう言うと、シルビアを抱きかかえる草薙「女!俺につかまれ!!」
川岸にある木に駆けだす3人。
ヨシヒコから木に登っていく。
シルビアを持ち上げ、ヨシヒコに引き上げてもらう草薙。
ヨシヒコ「OKだ!スパルタン、君も!!」
草薙「おうよ!」
最後に木を登る草薙。
3人がよじのぼった木の周りをうろつくサイ。
木から降りれなくなってしまう3人。
草薙の尻を角でつつくサイ。
草薙「やめるんだ・・・!やめ・・・あ・・・」
ケツの穴にすっぽりとハマってしまう角。



ガニメデ大瀑布の滝の裏にある転送ゲート
サイにアナルを責められるという屈辱を受けて、しおらしくなる草薙
「泉さん・・・シルビアさん・・・オレ・・・自然舐めてました・・・・・・」
シルビア「・・・どうしちゃったのかしら・・・」
ゲートを起動させるヨシヒコ
「このリージョンのジャングルは広大すぎるから、従業員専用のショートカットゲートがいくつかある・・・よし、エネルギーは来ている・・・いくぞ。」



夕日で赤く染まるハタリ遺跡
ジャングルの真ん中にインドのアジャンター石窟寺院のような巨大な遺跡が鎮座している。

遺跡のそばにある、探検隊のベースキャンプをイメージしたコマキ社の中継基地。
探検隊の死体が転がっており、ジープは横転し、めちゃくちゃに荒らされている。
草薙「・・・死んでる・・・」
シルビア「わかるわよ・・・半分骨になってんだから。」
膨大なハエを払い除けてヨシヒコ「この社員証・・・」
シルビア「知り合いですか?」
ヨシヒコ「・・・ジャングルツアーズ担当の川口だ・・・」
弔うシルビア「川口隊員に主の平安が訪れますように・・・」
草薙「しかし、死体が変じゃないか?なんというか・・・」
ヨシヒコ「ああ・・・溶けてる・・・地獄の苦しみだったろうに・・・」
シルビア「この人たちは何をしていたの・・・?」
テントのテーブルの上にあるハタリ遺跡の内部を記録した図面を手に取るヨシヒコ。
ヨシヒコ「ハタリ遺跡が来場者にとって安全かどうか、調査していたのだろう・・・」
草薙「・・・で、なんでこんなところで溶けて死んでるんだ?」
テントのそばに宝箱が転がっているのに気づくヨシヒコ。
ヨシヒコ「・・・ハタリ遺跡の秘宝を持ち出そうとしたんだ・・・」
シルビア「中身はどこに行ったの?」
ヨシヒコ「取り上げられたんだろう・・・」
シルビア「誰に?」
地面に懐中電灯を照らすヨシヒコ「バンダースナッチだ・・・」
巨大な動物の足跡が遺跡まで続いている。
地平線に太陽がすっかり隠れ、あたりは突然闇に覆われる。
全自動でベースキャンプ周辺に照明が灯る。
一気に不気味になる密林。
シルビア「ね・・・ねえ、本当に秘宝を取りに行くの??」
ヨシヒコ「そうでもしないと、ローランドには認められないだろう・・・」
草薙「おもしれえ・・・」
シルビア「わ・・・わたしはここで待っていていい?
昔、遺跡で巨大な馬の化物に殺されかけたことがあって・・・」
ヨシヒコ「ああ・・・幸い川口が引いた遺跡の図面がほとんど完成している・・・
すぐに戻ってくるよ・・・」
草薙「守り神の相手は俺に任せろ・・・」
ヨシヒコ「相手を無理に倒そうとするなよ・・・
戦闘が回避できるならしないに越したことはない・・・」
草薙「サイで懲りたから大丈夫だ。あんたの護衛に徹するよ・・・」
ヨシヒコ「よろしい。アフリカの女王を奪ったら、すぐに転送ゲートまで逃げよう。
そして転送後すぐにゲートの電源を落としてしまえば、確実に逃げ切れる・・・」
すると、3人の背後にある照明の前を何かが横切り、一瞬だけ光が遮られる。
シルビア「・・・!なに・・・」
草薙「クマか?」
ヨシヒコ「いや・・・ゾウの大きさだったぞ・・・」
再び静寂になるジャングル。虫の合唱が再開する。
ヨシヒコ「・・・・・・。」
草薙「・・・・・・。じゃあ行ってくるから・・・」
慌てるシルビア「ちょ・・・!ちょっと~~!!!」



遺跡の中に入る3人。
図面を見るヨシヒコ「アフリカの女王が元の位置に戻っているなら・・・ここを右折して・・・
スイッチBを押して、迫り来る壁のトラップを解除して・・・それからフロア12に戻ると、3つの扉が現れるが、一番右以外は串刺しにされるから無視か・・・」
草薙「あの溶けた人・・・全部解いてくれたんだな・・・」
シルビア「この攻略本がなかったら11回は死んでたわ・・・」

ハタリ王の間
ヨシヒコ「ここがゴールだ・・・」
シルビア「・・・出口があるだけで何もないわよ。」
ランタンを掲げる草薙「場所が変わったんじゃないか?」
何かに気がつくヨシヒコ「スパルタン、明りを消してくれないか・・・」
草薙「え?ああ・・・」
ランタンを消す草薙。
すると、出口の方に蛍のような光が無数に輝いていることがわかる。
シルビア「あれって・・・」

遺跡を出ると、絶壁と小さな滝があり、ほのかに発光している鉱石がそこらじゅうに転がっている。
草薙「おい・・・もしかして・・・この石がすべてダイアモンドなんじゃねえだろうな・・・!!」
シルビア「うそでしょ!!」
ヨシヒコ「秘宝というからてっきり古代文明によって加工されたものかと思っていたが・・・
原石なのか・・・」
ダイアモンド原石をひろうシルビア「すごいすごい!!全部持って帰って宝石にしましょう!
あははは・・・あははははははは!!」
草薙「おい、峰不二子が狂っちまったぞ・・・」
微笑むヨシヒコ「どれか一つにしなさい・・・」
シルビア「女の子はね、欲張りなの!これであたしもお姫様・・・」
そう言って振り返ると、シルビアの背後に巨大な猛獣が立っている。
ヨシヒコ「!!!」
猛獣はヘビのような舌を伸ばして、シルビアが持っていた鉱石をつかみ、そのまま口の中に運ぶ。サメのような鋭い歯と巨大な顎で、鉱石をバリバリを噛み砕いて食べてしまう猛獣。
恐怖で動けない人間たち。
小声でヨシヒコ「・・・あの怪物が秘宝を守る理由がわかった・・・」
草薙「俺もだ・・・食いもんなんだ・・・」
硬直しているシルビアの体をチロチロと舌で舐めまわす怪物。
涙目のシルビア「あ・・・ああ・・・」
コンピテンシーリーダーを怪物に当てるヨシヒコ。
「学名アンドリューサルクス・インペリオス・・・神獣網、鯨偶蹄目・・・
現地では神として崇められる・・・通称バンダースナッチ・・・」
シルビア「ヨシヒコさん助けて・・・」
ヨシヒコ「動くな・・・哺乳類に見えて、神経系統は両生類に近いそうだ・・・
動いていないものは見えない・・・」
草薙「だめだ・・・シルビアのやつ膝はガクガクで失禁してやがる・・・!
今にも倒れちまうぜ・・・!」
ヨシヒコ「スパルタン馬鹿な考えはやめろ・・・!」
草薙「あんたらは何で俺を呼んだんだ?」
そう言うと、鉱石を拾って思い切りバンダースナッチにぶつける草薙。
草薙の方を瞬時に振り向きシルビアから離れていくバンダースナッチ。
草薙「そうだ!こっちだガマガエル!!」
ヨシヒコ「スパルタン動くな!!」
シルビアとは逆の方向へ走っていく草薙「シルビアを連れて逃げろ!!」
巨大な口を開け唸り声を上げるバンダースナッチ。
いきなり走りだし草薙に襲い掛かる。
草薙「きやがれ!この俺の拳でぶっ飛ばしてやる!!」
すると、遠くから無色透明のよだれを吐きかけるバンダースナッチ。
とっさによける草薙「うわ、なんだきたねえ!!」
よだれは絶壁に当たりはねる。
飛び散ったよだれが数滴、草薙の衣服に着くと、刺激臭と煙を上げてタンクトップをとかしていく。
草薙「あちち!なんだこれ!!」
ヨシヒコ「すぐにその服を脱げ!探検隊を溶かしたのはそのよだれだ!!」
服を脱ぎ半裸になる草薙「てめえ、その見た目で飛び道具使うのか、このやろう!!上等だ!」
ヨシヒコ「スパルタン逃げるぞ!無茶するんじゃない!!」
怪物に飛びかかり背中にしがみつく草薙「おらあああ!」
ヨシヒコの方へかけてくるシルビア「あいつ、本当に馬鹿よ!!」
草薙「オレに構わずいけ~!!」
シルビア「ヨシヒコさん!これじゃあ本末転倒よ!」
草薙にしがみつかれたバンダースナッチが暴れ、ロデオのようになる。
わざと壁にぶつかり草薙を潰そうとする怪物。
とうとう、バンダースナッチに振り払われ、地面に叩きつけられる草薙。
草薙「うーあうーあ!!」

その時――
滝から、「ガンツ&ローゼス号」が降ってきて、船に乗ったローランドが一発の弾丸を放つ。
その弾丸は正確に怪物の眉間を捉え、そのままクルーズ船で怪物を叩き潰してしまう。
巨大な水しぶきが上がる。
ポカンとする3人。
表情一つ変えず、バンダースナッチの死体の前で記念撮影をするローランド。
3人に気づくローランド「・・・あんたら、こんなところで何をしてるんだ?・・・」
ヨシヒコ「いやちょっと・・・」
鉱石をひろうローランド「・・・む?」
ヨシヒコ「どうしたんですか?」
ルーペを取り出すローランド「これはダイアモンドではない。」
シルビア「え?」
ローランド「・・・フルオライト・・・フッ化カルシウム・・・蛍石だ。結晶構造は似てるがな・・・」
シルビア「え~~!!」
ローランド「なるほど・・・確かバンダースナッチの胃液は塩酸ではなく硫酸・・・
あのよだれはフッ化水素酸だったわけか・・・どうりで危険なわけだ・・・
世界を溶かす恐るべき神の怒りも、結局はただの化学反応か・・・つまらん・・・」
そう言うと石を放り投げてしまう。
その石が当たる地面に倒れたままの草薙「いて・・・」
ローランド「・・・で?本物のドラゴンはどこにいるんだ?」
ヨシヒコ「それって・・・」
ライフルを肩に乗せるローランド「仕事は済んだ。」

――「ジャングルツアーズ」伝説のハンター、ローランド・ペルトが仲間になった!
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