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第四章 プラム村
第112話
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プラム村のオーク襲撃事件は、こうして一つの終幕を迎えたんだけど、現実的なお話はこれからだよね。
でも、とりあえずは一旦休憩かな。
『主人様ー!』
お、この声は風羽花だね。
目線を上げると、案の定風羽花がこっちに向かって飛んでくるのが見えました。どうやらネルが乗ってるみたいです。
横に腕を差し出すと、見事に着地。ネルも一緒です。
「やっぱり飛び降りなくて正解ね。ふーちゃん信じて良かったわ」
『だから大丈夫って言ったですよ!ネルお姉さん!』
どうやら、前にキャッチしなかった事を言ってるみたいです。
「おかえりユーマ!見てたわよ!やるじゃない!」
「ありがと。風羽花もお疲れ様!」
『むふぅ!ふうか頑張ったです!』
誇らしげに胸を張る風羽花の羽毛が膨らんで、もふもふかわいいです。
「あっちにマイラも居るわ。シアと銀の姿が見えないけど?」
「あ、うん。2人には逃げ出したオークの処理をしてもらってる。そんなに沢山はいないからすぐ戻ると思う」
「あ、ほんとね。来たわよ」
ちょうどシアと銀がこちらに駆け寄ってくるのが見えました。
「ユーマ様!任務完了じゃよー!」
『殿!敗残兵の掃討完了でござる!シア殿と10匹少々屠りましてござる」
「2人ともありがとう!お疲れ様!」
素材としてはオークを回収しておきたいんだけど、さすがに収納にぽいぽい回収するのを見られても色々と具合も悪いしなぁ…
実際僕達に向けて、イカツいおっさんが、返り血にまみれたまま近寄って来るのが見えるし。
「そこの方々!俺は冒険者ギルドプラム出張所の所長をやってるカウフマンと言うんだが、済まない、名前を聞かせてくれないか?」
あら、所長さんなんだね。確かに貫禄あるもんなぁ。
「ご丁寧にありがとうございます。僕はユーマと言います。こっちが仲間のシアと、従魔の銀と風羽花、コレが連れのネルです」
「見たところ、オークの討伐に助力してもらった様子。プラムの住人に代わってお礼させてくれ。ほんとにありがとう」
「いえ、当然の事をしたまでです。それより、村は無事なんでしょうか?被害の状況など」
オークジェネラルが動き出したのって、多分門が破られたからじゃないかなって思うし。村の中にオークが侵入してたら、結構な被害が出ててもおかしくない。
「いや、被害についてはまだ把握出来ていないんだ。実は、俺もさっきまでオークと闘ってたもんでな。
とりあえず、俺と一緒に出撃した冒険者達は、怪我の大小はあるが命に別状はないのはわかってる。あれだけの大群とぶつかったにしては奇跡だな」
「そうなんですか?そりゃ凄い!プラムの冒険者達は優秀なんですね。
後は村の被害ですか…」
「おーい!ユーマくーん!」
カウフマン所長と話をしていると、ちょうどマイラさんが駆け寄って来ました。
今回の殊勲はマイラさんだよね!
「マイラさん!お疲れ様!さっきのアレ、マイラさんですよね?魔法!
あの魔法のおかげでなんとかなりましたよ。ほんと助かりました!
ジェネラルが移動し出した時は、どうしようかと思いましたもん」
「あはははっ!そりゃよかった!
でも、こちらこそだよ?ユーマ君。君のおかげで、まだまだ全然余裕あるんだよ!逆にびっくりしたじゃないか。
昔だったら、アレ一発でフラフラになってたはずだからねぇ」
「竜巻も凄かったけど、あの炎球も凄かったです!
苦手だって言ってたじゃないですか、火属性」
マイラさんと喜び合う僕達を見て、カウフマン所長が、怪訝そうな顔で問いかけてきました。
「ちょっと待ってくれ。ユーマ殿、そちらのエルフ殿はユーマ殿の仲間だよな?
風と火の2属性を操るエルフ族がいるのは知っているが、どちらもあれ程の水準で使い熟すなんて、初めて聞いたんだが…」
「ユーマ君、こちらは?」
「あ、そうだね。この人はプラムの冒険者ギルド所長のカウフマンさん。冒険者達を率いてオークの迎撃に出てたんだそうです」
マイラさんは、カウフマン所長に軽く目礼すると、僕の耳元に口を寄せて囁きました。
「ユーマ君、魔法の件聞かれて大丈夫かい?なんなら秘密にしとくけど?」
「いや、不自然になりますからある程度は」
「そうかい?わかったよ」
カウフマン所長もその様子を見て、察するところがあったんだろうね。立ち入った事を聞いて申し訳ないと詫びてくれました。
「それで、最後に仕留めたのはユーマ君だろ?
あれこそ凄いじゃないか!ヘッドショット一発だったねぇ」
「いや、偶々上手くいっただけですって。マイラさんが魔法で足留めしてくれなかったら無理でしたもん」
「なんだって!?重ね重ね済まないが、アレを殺った一撃はユーマ殿だったのか?俺はてっきりそちらのマイラ殿かと…」
あ、なんかやらかしたっぽい。
マイラさんも気付いたみたいで、あ、しまったって顔してる。
こりゃ誤魔化せない感じだね。
まぁ、どうしても隠さなきゃいけないわけじゃないし、どうせライサさんとミラさんの口からも伝わるだろう。
あんまり秘密にし過ぎても、却ってよくないよね。
「カウフマン所長。とりあえず村に戻りませんか?
報告やら何やらは、必要があればギルドでお話しさせて頂く方が良さそうですし」
「あ、あぁ、そうだな。すまん、そうさせて貰う。
手間を取らせるようで申し訳ないが、ギルドまで同行してくれ」
カウフマン所長はそう言った後、冒険者達にオークの死体の回収を命じ、その足で村へと歩き始めました。
僕達も後に続いて村へ向かうけど、大丈夫かな?何もないとは思えないんだよね。
でも、とりあえずは一旦休憩かな。
『主人様ー!』
お、この声は風羽花だね。
目線を上げると、案の定風羽花がこっちに向かって飛んでくるのが見えました。どうやらネルが乗ってるみたいです。
横に腕を差し出すと、見事に着地。ネルも一緒です。
「やっぱり飛び降りなくて正解ね。ふーちゃん信じて良かったわ」
『だから大丈夫って言ったですよ!ネルお姉さん!』
どうやら、前にキャッチしなかった事を言ってるみたいです。
「おかえりユーマ!見てたわよ!やるじゃない!」
「ありがと。風羽花もお疲れ様!」
『むふぅ!ふうか頑張ったです!』
誇らしげに胸を張る風羽花の羽毛が膨らんで、もふもふかわいいです。
「あっちにマイラも居るわ。シアと銀の姿が見えないけど?」
「あ、うん。2人には逃げ出したオークの処理をしてもらってる。そんなに沢山はいないからすぐ戻ると思う」
「あ、ほんとね。来たわよ」
ちょうどシアと銀がこちらに駆け寄ってくるのが見えました。
「ユーマ様!任務完了じゃよー!」
『殿!敗残兵の掃討完了でござる!シア殿と10匹少々屠りましてござる」
「2人ともありがとう!お疲れ様!」
素材としてはオークを回収しておきたいんだけど、さすがに収納にぽいぽい回収するのを見られても色々と具合も悪いしなぁ…
実際僕達に向けて、イカツいおっさんが、返り血にまみれたまま近寄って来るのが見えるし。
「そこの方々!俺は冒険者ギルドプラム出張所の所長をやってるカウフマンと言うんだが、済まない、名前を聞かせてくれないか?」
あら、所長さんなんだね。確かに貫禄あるもんなぁ。
「ご丁寧にありがとうございます。僕はユーマと言います。こっちが仲間のシアと、従魔の銀と風羽花、コレが連れのネルです」
「見たところ、オークの討伐に助力してもらった様子。プラムの住人に代わってお礼させてくれ。ほんとにありがとう」
「いえ、当然の事をしたまでです。それより、村は無事なんでしょうか?被害の状況など」
オークジェネラルが動き出したのって、多分門が破られたからじゃないかなって思うし。村の中にオークが侵入してたら、結構な被害が出ててもおかしくない。
「いや、被害についてはまだ把握出来ていないんだ。実は、俺もさっきまでオークと闘ってたもんでな。
とりあえず、俺と一緒に出撃した冒険者達は、怪我の大小はあるが命に別状はないのはわかってる。あれだけの大群とぶつかったにしては奇跡だな」
「そうなんですか?そりゃ凄い!プラムの冒険者達は優秀なんですね。
後は村の被害ですか…」
「おーい!ユーマくーん!」
カウフマン所長と話をしていると、ちょうどマイラさんが駆け寄って来ました。
今回の殊勲はマイラさんだよね!
「マイラさん!お疲れ様!さっきのアレ、マイラさんですよね?魔法!
あの魔法のおかげでなんとかなりましたよ。ほんと助かりました!
ジェネラルが移動し出した時は、どうしようかと思いましたもん」
「あはははっ!そりゃよかった!
でも、こちらこそだよ?ユーマ君。君のおかげで、まだまだ全然余裕あるんだよ!逆にびっくりしたじゃないか。
昔だったら、アレ一発でフラフラになってたはずだからねぇ」
「竜巻も凄かったけど、あの炎球も凄かったです!
苦手だって言ってたじゃないですか、火属性」
マイラさんと喜び合う僕達を見て、カウフマン所長が、怪訝そうな顔で問いかけてきました。
「ちょっと待ってくれ。ユーマ殿、そちらのエルフ殿はユーマ殿の仲間だよな?
風と火の2属性を操るエルフ族がいるのは知っているが、どちらもあれ程の水準で使い熟すなんて、初めて聞いたんだが…」
「ユーマ君、こちらは?」
「あ、そうだね。この人はプラムの冒険者ギルド所長のカウフマンさん。冒険者達を率いてオークの迎撃に出てたんだそうです」
マイラさんは、カウフマン所長に軽く目礼すると、僕の耳元に口を寄せて囁きました。
「ユーマ君、魔法の件聞かれて大丈夫かい?なんなら秘密にしとくけど?」
「いや、不自然になりますからある程度は」
「そうかい?わかったよ」
カウフマン所長もその様子を見て、察するところがあったんだろうね。立ち入った事を聞いて申し訳ないと詫びてくれました。
「それで、最後に仕留めたのはユーマ君だろ?
あれこそ凄いじゃないか!ヘッドショット一発だったねぇ」
「いや、偶々上手くいっただけですって。マイラさんが魔法で足留めしてくれなかったら無理でしたもん」
「なんだって!?重ね重ね済まないが、アレを殺った一撃はユーマ殿だったのか?俺はてっきりそちらのマイラ殿かと…」
あ、なんかやらかしたっぽい。
マイラさんも気付いたみたいで、あ、しまったって顔してる。
こりゃ誤魔化せない感じだね。
まぁ、どうしても隠さなきゃいけないわけじゃないし、どうせライサさんとミラさんの口からも伝わるだろう。
あんまり秘密にし過ぎても、却ってよくないよね。
「カウフマン所長。とりあえず村に戻りませんか?
報告やら何やらは、必要があればギルドでお話しさせて頂く方が良さそうですし」
「あ、あぁ、そうだな。すまん、そうさせて貰う。
手間を取らせるようで申し訳ないが、ギルドまで同行してくれ」
カウフマン所長はそう言った後、冒険者達にオークの死体の回収を命じ、その足で村へと歩き始めました。
僕達も後に続いて村へ向かうけど、大丈夫かな?何もないとは思えないんだよね。
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