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第四章 プラム村
第109話
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ちょっとえらい事になってるねぇ。
アタシがどうにか防壁を乗り越えて、主戦場にたどり着くよりも早く、村の門が破られたみたいだ。
もう残された時間は、もうあまり無いんじゃないかな。
それでもアタシは、少しでもオークの数を減らしてやろうと、戦場へ急いだよ。
オーク達をはっきり視認出来る距離に辿り着いた時には、多分本隊だろうねぇ、アタシの目から見ても、明らかに強そうなオーク達が村へと進軍し始めてた。
連中の中には、他より存在感のある巨体が1匹。アレがきっと集落の長。しかも間違いなくオークジェネラルだねぇ。
咄嗟に発動したのは、アタシが一番得意な風魔法。
なかでも、威力はとびっきりの「残酷な竜巻」を撃ち込んだよ。
以前だったら、保有魔力の大半を消費しないと使えない、戦術級の範囲攻撃魔法だったんだけど、ユーマくんとそういう関係になって色々と彼の影響を受けたせいか、アタシの魔力保有量も運用効率も格段に向上してる。
やろうと思えば、あと数回は発動出来るだろうねぇ。
「あはっ!すごいねぇ!アタシ!」
思わず顔がにやけちゃったじゃないのさ。こんな顔絶対ユーマ君には見せられないよ…
「見ぃーちゃったわー♪すーごーい顔ぉー♪」
…!?
「マイラってばー♪大魔法で蹂躙してぇー♪カ・イ・カ・ン♡って顔するのぉー♪」
ネル様ぁ…
ふーちゃんに乗って、すっごいいい顔で笑ってらっしゃる…
見られたぁ…それも多分一番見られたらダメな方に…
「ほら、マイラー!ガクブルしてる場合じゃないわよー!まだオーク残ってるからねー」
そうだった!まだ魔力も余裕あるし、もう1発。
「同じ魔法じゃ芸がないわよー!なんか他のやつなーいーのー?」
なんか勝手な事言ってるし。
もうっ!
でも考えてみれば、自重しないで攻撃魔法使える場面なんて、そんなに多くないのも事実だねぇ。
どうせなら、まだ試した事ない魔法を使ってみてもいいかな。ちょうど苦手な火魔法で実験してみようじゃないか。
「炎球蓮華」
エルフ族は森に住むっていう種族特性から、火魔法は苦手だってずっと教えられてきたし、アタシもそう信じてた。
ただ、冒険者として生きていくなかで風や木魔法に強い耐性を持ってて、火魔法に弱い生物も相手にしなきゃいけない事もあったから、必要に駆られて初級火魔法はいくつか習得したんだ。
でもやっぱり苦手属性だから威力には自信なくて、余程の時以外は使ってなかったんだよ。
そしたらユーマ君が教えてくれたんだ。使える属性なら得手不得手はイメージの問題なんだって。才能の有無で絶対に使えない属性はあるけど、使える限りはその特性さえ理解してたら、魔力が足りる限りどんな魔法でも発動出来るんだって。
研究者でもあるアタシは、目から鱗ってやつだったよ。
実際ユーマ君は、器用に魔法を使ってた。後で知ったんだけど、属性の変更なんて非常識な事まで出来るらしい。
彼なりの理論では、魔力に属性という方向性を持たせたものが魔法という形で発動するだけで、どの属性でも根本的な違いはないんだそうだよ。
しかも発動する魔法は、同じ属性なら使用魔力量や形状・範囲・規模なんかが違うだけで、全く同じものなんだって。「風弾」も「風刃」も「竜巻旋風」も同じって事だねぇ。
ちなみに詠唱も、術者がイメージを固めやすくして、魔法として発動させやすくする補助でしかないらしい。
事実ユーマ君は全ての魔法を無詠唱で使える。たまに詠唱してるのは病気だってさ。「中二病」って病気、初めて聞いたけど。
ともかく、ユーマ君の教えを受けて以来、アタシの魔法の威力は格段に成長したよ。自分では、もう頭打ちだって思っていたから二重に驚いたさ。
そんなわけで、今発動した魔法はただの「炎球」だ。数を増やして、1つ1つの炎の温度を高くしただけなんだよ。
こんな名前の魔法は聞いた事ないんだけど、実際発動出来てるから、ユーマ君の理論の正しさを証明してるんだよねぇ。
ちなみに名付けはアタシ。ちょっとカッコいいだろ?
「マイラも中二病になったのね…」
え?そうなんですか?詠唱なんてしてませんよ?
「中二病っていうのはねぇ…」
な、なんだって!?そうだったのか…
アタシは精神にダメージを受けて、思わず膝を突いてしまったよ。
あ、たまにユーマ君がこうしてた理由がわかった…
「マイラぁ、アンタ最近ユーマに似てきたんじゃない?
合流したらユーマに報告しといてあげるわ。アンタも中二病だって」
やめてっ!お願いネル様!それだけはぁ…
ユーマ君の中ではお姉さんポジションでいたいんです。
「そう?喜ぶと思うけどなぁ….」
お願いします!ニヤニヤしながら言わないでください…
『ネルお姉さん。マイラおねーさんはなんでガックリしてるですか?』
「ふーちゃん。それは聞いちゃダメなやつよ?そっとしといてあげましょうね」
『はいなのです!マイラおねーさん元気出すですよ!』
ふーちゃんの優しさが痛いわ…
戦場にもかかわらず、アタシ達がこんなやり取りをしている時、オークの集団にいた、一際目立つジェネラルの頭部が弾け飛ぶのを目撃したんだよね。
あれはやっぱり…
アタシがどうにか防壁を乗り越えて、主戦場にたどり着くよりも早く、村の門が破られたみたいだ。
もう残された時間は、もうあまり無いんじゃないかな。
それでもアタシは、少しでもオークの数を減らしてやろうと、戦場へ急いだよ。
オーク達をはっきり視認出来る距離に辿り着いた時には、多分本隊だろうねぇ、アタシの目から見ても、明らかに強そうなオーク達が村へと進軍し始めてた。
連中の中には、他より存在感のある巨体が1匹。アレがきっと集落の長。しかも間違いなくオークジェネラルだねぇ。
咄嗟に発動したのは、アタシが一番得意な風魔法。
なかでも、威力はとびっきりの「残酷な竜巻」を撃ち込んだよ。
以前だったら、保有魔力の大半を消費しないと使えない、戦術級の範囲攻撃魔法だったんだけど、ユーマくんとそういう関係になって色々と彼の影響を受けたせいか、アタシの魔力保有量も運用効率も格段に向上してる。
やろうと思えば、あと数回は発動出来るだろうねぇ。
「あはっ!すごいねぇ!アタシ!」
思わず顔がにやけちゃったじゃないのさ。こんな顔絶対ユーマ君には見せられないよ…
「見ぃーちゃったわー♪すーごーい顔ぉー♪」
…!?
「マイラってばー♪大魔法で蹂躙してぇー♪カ・イ・カ・ン♡って顔するのぉー♪」
ネル様ぁ…
ふーちゃんに乗って、すっごいいい顔で笑ってらっしゃる…
見られたぁ…それも多分一番見られたらダメな方に…
「ほら、マイラー!ガクブルしてる場合じゃないわよー!まだオーク残ってるからねー」
そうだった!まだ魔力も余裕あるし、もう1発。
「同じ魔法じゃ芸がないわよー!なんか他のやつなーいーのー?」
なんか勝手な事言ってるし。
もうっ!
でも考えてみれば、自重しないで攻撃魔法使える場面なんて、そんなに多くないのも事実だねぇ。
どうせなら、まだ試した事ない魔法を使ってみてもいいかな。ちょうど苦手な火魔法で実験してみようじゃないか。
「炎球蓮華」
エルフ族は森に住むっていう種族特性から、火魔法は苦手だってずっと教えられてきたし、アタシもそう信じてた。
ただ、冒険者として生きていくなかで風や木魔法に強い耐性を持ってて、火魔法に弱い生物も相手にしなきゃいけない事もあったから、必要に駆られて初級火魔法はいくつか習得したんだ。
でもやっぱり苦手属性だから威力には自信なくて、余程の時以外は使ってなかったんだよ。
そしたらユーマ君が教えてくれたんだ。使える属性なら得手不得手はイメージの問題なんだって。才能の有無で絶対に使えない属性はあるけど、使える限りはその特性さえ理解してたら、魔力が足りる限りどんな魔法でも発動出来るんだって。
研究者でもあるアタシは、目から鱗ってやつだったよ。
実際ユーマ君は、器用に魔法を使ってた。後で知ったんだけど、属性の変更なんて非常識な事まで出来るらしい。
彼なりの理論では、魔力に属性という方向性を持たせたものが魔法という形で発動するだけで、どの属性でも根本的な違いはないんだそうだよ。
しかも発動する魔法は、同じ属性なら使用魔力量や形状・範囲・規模なんかが違うだけで、全く同じものなんだって。「風弾」も「風刃」も「竜巻旋風」も同じって事だねぇ。
ちなみに詠唱も、術者がイメージを固めやすくして、魔法として発動させやすくする補助でしかないらしい。
事実ユーマ君は全ての魔法を無詠唱で使える。たまに詠唱してるのは病気だってさ。「中二病」って病気、初めて聞いたけど。
ともかく、ユーマ君の教えを受けて以来、アタシの魔法の威力は格段に成長したよ。自分では、もう頭打ちだって思っていたから二重に驚いたさ。
そんなわけで、今発動した魔法はただの「炎球」だ。数を増やして、1つ1つの炎の温度を高くしただけなんだよ。
こんな名前の魔法は聞いた事ないんだけど、実際発動出来てるから、ユーマ君の理論の正しさを証明してるんだよねぇ。
ちなみに名付けはアタシ。ちょっとカッコいいだろ?
「マイラも中二病になったのね…」
え?そうなんですか?詠唱なんてしてませんよ?
「中二病っていうのはねぇ…」
な、なんだって!?そうだったのか…
アタシは精神にダメージを受けて、思わず膝を突いてしまったよ。
あ、たまにユーマ君がこうしてた理由がわかった…
「マイラぁ、アンタ最近ユーマに似てきたんじゃない?
合流したらユーマに報告しといてあげるわ。アンタも中二病だって」
やめてっ!お願いネル様!それだけはぁ…
ユーマ君の中ではお姉さんポジションでいたいんです。
「そう?喜ぶと思うけどなぁ….」
お願いします!ニヤニヤしながら言わないでください…
『ネルお姉さん。マイラおねーさんはなんでガックリしてるですか?』
「ふーちゃん。それは聞いちゃダメなやつよ?そっとしといてあげましょうね」
『はいなのです!マイラおねーさん元気出すですよ!』
ふーちゃんの優しさが痛いわ…
戦場にもかかわらず、アタシ達がこんなやり取りをしている時、オークの集団にいた、一際目立つジェネラルの頭部が弾け飛ぶのを目撃したんだよね。
あれはやっぱり…
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