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第四章 プラム村
第100話
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デッキの湯船横に、魔導給湯器を設置してスイッチオン。みるみるうちに湯船から湯気が上がり、お風呂の準備が整いました。やっぱコレ便利だよね!
みんなに声を掛けましょう。
「お風呂お湯張りしたよ。入ろう?」
「待ってました!なのじゃ。ほれマイラよ行くぞ」
「アタシはユーマ君を待…こら!なんでひっぱるのさ!あー」
マイラさんが、ご機嫌のシアに引き摺られていきます。なんて切ない表情をするんだ、マイラさん…
「ユーマ様…お風呂ってどういう事ですの?みなさん慣れたご様子でしたけど」
「エリーヌはお風呂嫌い?僕達はみんなお風呂好きだからさ。僕も、この拠点を使う時は必ず入るよ」
「いえ、そうではなく、浴室があるようには思えず…」
そっか、露天風呂の習慣なんて絶対ないもんなぁ。
エリーヌをウッドデッキに連れて行くと、既にシアとマイラさんが既にくつろいでいます。
「いやぁ、ユーマ君!今日もいいお湯だよ。早く入っておいで」
「そうじゃよ。ユーマ様が用意したんじゃから、早よう入られよ」
「ありがと、すぐ準備するからさ」
湯けむりの向こうに見える美女2人、慣れはしたけど背徳感はあるよなぁ。
「あの、ユーマ様?これがお風呂?これはなんというか、話に聞いた事がある『温泉』ではないんですの?
お湯が地面から湧き上がってくると聞いておりますし、現に溢れるほどお湯が流れてますわ。
それに、こんなに広いお風呂なんて初めて見ました…」
「へぇ、エリーヌは温泉知ってるんだ?一応それを意識して作ってあるから、ちょっと嬉しいかも。
でも別に源泉があるわけじゃないから、やっぱりお風呂かな」
「そうですよね、確かに収納から取り出されて…あっ!そういえば!あのお湯を出してるのはなんですの?夕食の支度の時にもお見かけしましたけど…」
エリーヌは、魔導給湯器が気になってるようなので、簡単に機能を説明してあげます。
元はと言えば、エリーヌの実家のお風呂にあった魔道具のパク…オマージュだからね。インスパイアされたってやつね!
「それほどのものを自作なさるなんて凄すぎますわ!これは王国中の貴族から注文殺到いたしますわよ?」
「今、売るのは考えてないかな。将来的にはわからないけど、現実的な話をするなら、数を作るには材料が足りないしね。
それにそうしようと思えば、制作販売の拠点がないと、注文受注も出来ないと思う。今は固定の拠点を作ってる場合じゃないから。
親しくなった人が、どうしてもって欲しがれば一点物として作るかもしれないってところだね」
僕の説明に思うところもあったのか、エリーヌはしきりに頷きながら、何かブツブツ呟くように何かを言ってる。あんまり関心ないけど。
「ユーマー!私も入るわよ!アレお願いねー」
あ、ネル来た。後ろにはグラルと巴もいるね。
ネルに髪飾りを渡すと、すぐさま元の姿に戻って服を脱ぎ、僕の服に手を伸ばしてきます。
「ちょ!待ってってー!自分で脱げるから!」
「遅いのよっ!そんなのに構ってないで早く入りましょ?」
「そんなの…」
エリーヌが地味に凹んでます。
「エリーヌ、アンタは入らないの?服着たまま突っ立ってるけど」
全裸のネルがエリーヌに問いかけてます。ネルって改めて見ると、超絶美人だしスタイル抜群だから、実は迫力が凄いんだよね…
エリーヌも目のやり場に困ってるし。
「どうせ肌を晒すなんて恥ずかしくてとか思ってるんでしょ?
そんなのはほっとけばいいのよ。さぁ入りましょ」
「まだ脱いでる途中!引っ張らないでって!」
もうネルの圧力が凄いので、大急ぎで脱ぐと僕も湯船に入ります。
早速ネルが僕の腕を取り、その立派な谷間に挟み込んできます。感触が天国です。
「ネールドリア様がそんなはしたない事…」
「はしたない?そんな事誰が決めたの?女神が清らかだとかは、宗教家が勝手に作り上げた虚像よ?
そもそも神はみんな自由で享楽的なの。この世界にも私の眷属神霊なんかがいるけど、みんな勝手気ままよ?
もちろんこの世界じゃない所の神々も、ちょっと口じゃ言えない様な爛れた関係持ってたりとか普通なんだから」
確かに、僕も知ってるギリシャ神話とか日本神話の神様方って、身内同士とか息子の嫁とか、ある意味めちゃくちゃな関係が普通にあるし、某雷の神とかあっちこっちで神様どころか人間にまで手を出して、子供作りまくってたしなぁ…
でも、ネルの言葉にエリーヌの表情は強張りまくってます。
「エリーヌ、無理しなくていいからね?恥ずかしいって気持ちあるの当たり前だから。
なんなら、後から入ってくれてもいいんだしさ。お湯は基本的に使い放題掛け流しで冷めないから」
「あら?ユーマ。エリーヌには随分優しいのね?マイラの時は…あれ?マイラの時も無理強いしなかったわね。
あの時はマイラが勝手に入ってきたんだったわ」
「ネル様!なんて言い方するんですかっ!そう言う雰囲気だったし、寂しかっただけです!」
「そうよねー。今じゃすっかり気にしなくなってねぇ…ふふふん」
ネルがマイラさんをイジり始めました。すっかり仲良しだよね。2人とも。
「もう!酷いです!笑わないでくれませんかねぇ!」
「あら?(笑)の方が良かったかしら?」
そう言うのは言ったらダメなやつね?
ほら、放置されたエリーヌが絶望的な顔になってるから!
みんなに声を掛けましょう。
「お風呂お湯張りしたよ。入ろう?」
「待ってました!なのじゃ。ほれマイラよ行くぞ」
「アタシはユーマ君を待…こら!なんでひっぱるのさ!あー」
マイラさんが、ご機嫌のシアに引き摺られていきます。なんて切ない表情をするんだ、マイラさん…
「ユーマ様…お風呂ってどういう事ですの?みなさん慣れたご様子でしたけど」
「エリーヌはお風呂嫌い?僕達はみんなお風呂好きだからさ。僕も、この拠点を使う時は必ず入るよ」
「いえ、そうではなく、浴室があるようには思えず…」
そっか、露天風呂の習慣なんて絶対ないもんなぁ。
エリーヌをウッドデッキに連れて行くと、既にシアとマイラさんが既にくつろいでいます。
「いやぁ、ユーマ君!今日もいいお湯だよ。早く入っておいで」
「そうじゃよ。ユーマ様が用意したんじゃから、早よう入られよ」
「ありがと、すぐ準備するからさ」
湯けむりの向こうに見える美女2人、慣れはしたけど背徳感はあるよなぁ。
「あの、ユーマ様?これがお風呂?これはなんというか、話に聞いた事がある『温泉』ではないんですの?
お湯が地面から湧き上がってくると聞いておりますし、現に溢れるほどお湯が流れてますわ。
それに、こんなに広いお風呂なんて初めて見ました…」
「へぇ、エリーヌは温泉知ってるんだ?一応それを意識して作ってあるから、ちょっと嬉しいかも。
でも別に源泉があるわけじゃないから、やっぱりお風呂かな」
「そうですよね、確かに収納から取り出されて…あっ!そういえば!あのお湯を出してるのはなんですの?夕食の支度の時にもお見かけしましたけど…」
エリーヌは、魔導給湯器が気になってるようなので、簡単に機能を説明してあげます。
元はと言えば、エリーヌの実家のお風呂にあった魔道具のパク…オマージュだからね。インスパイアされたってやつね!
「それほどのものを自作なさるなんて凄すぎますわ!これは王国中の貴族から注文殺到いたしますわよ?」
「今、売るのは考えてないかな。将来的にはわからないけど、現実的な話をするなら、数を作るには材料が足りないしね。
それにそうしようと思えば、制作販売の拠点がないと、注文受注も出来ないと思う。今は固定の拠点を作ってる場合じゃないから。
親しくなった人が、どうしてもって欲しがれば一点物として作るかもしれないってところだね」
僕の説明に思うところもあったのか、エリーヌはしきりに頷きながら、何かブツブツ呟くように何かを言ってる。あんまり関心ないけど。
「ユーマー!私も入るわよ!アレお願いねー」
あ、ネル来た。後ろにはグラルと巴もいるね。
ネルに髪飾りを渡すと、すぐさま元の姿に戻って服を脱ぎ、僕の服に手を伸ばしてきます。
「ちょ!待ってってー!自分で脱げるから!」
「遅いのよっ!そんなのに構ってないで早く入りましょ?」
「そんなの…」
エリーヌが地味に凹んでます。
「エリーヌ、アンタは入らないの?服着たまま突っ立ってるけど」
全裸のネルがエリーヌに問いかけてます。ネルって改めて見ると、超絶美人だしスタイル抜群だから、実は迫力が凄いんだよね…
エリーヌも目のやり場に困ってるし。
「どうせ肌を晒すなんて恥ずかしくてとか思ってるんでしょ?
そんなのはほっとけばいいのよ。さぁ入りましょ」
「まだ脱いでる途中!引っ張らないでって!」
もうネルの圧力が凄いので、大急ぎで脱ぐと僕も湯船に入ります。
早速ネルが僕の腕を取り、その立派な谷間に挟み込んできます。感触が天国です。
「ネールドリア様がそんなはしたない事…」
「はしたない?そんな事誰が決めたの?女神が清らかだとかは、宗教家が勝手に作り上げた虚像よ?
そもそも神はみんな自由で享楽的なの。この世界にも私の眷属神霊なんかがいるけど、みんな勝手気ままよ?
もちろんこの世界じゃない所の神々も、ちょっと口じゃ言えない様な爛れた関係持ってたりとか普通なんだから」
確かに、僕も知ってるギリシャ神話とか日本神話の神様方って、身内同士とか息子の嫁とか、ある意味めちゃくちゃな関係が普通にあるし、某雷の神とかあっちこっちで神様どころか人間にまで手を出して、子供作りまくってたしなぁ…
でも、ネルの言葉にエリーヌの表情は強張りまくってます。
「エリーヌ、無理しなくていいからね?恥ずかしいって気持ちあるの当たり前だから。
なんなら、後から入ってくれてもいいんだしさ。お湯は基本的に使い放題掛け流しで冷めないから」
「あら?ユーマ。エリーヌには随分優しいのね?マイラの時は…あれ?マイラの時も無理強いしなかったわね。
あの時はマイラが勝手に入ってきたんだったわ」
「ネル様!なんて言い方するんですかっ!そう言う雰囲気だったし、寂しかっただけです!」
「そうよねー。今じゃすっかり気にしなくなってねぇ…ふふふん」
ネルがマイラさんをイジり始めました。すっかり仲良しだよね。2人とも。
「もう!酷いです!笑わないでくれませんかねぇ!」
「あら?(笑)の方が良かったかしら?」
そう言うのは言ったらダメなやつね?
ほら、放置されたエリーヌが絶望的な顔になってるから!
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