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第三章 バーナムの街
第69話
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森の中で朝を迎えています。
銀達は本当に一晩見張り役を勤めてくれました。
なので朝からオーク肉を多目にプレゼントしたんだけど、配下狼達がものすごい勢いで尻尾を振ってて、朝からほっこり。
盗賊達も銀達には感謝してたみたいだね。
朝食にスープを沢山作って盗賊達にもあげたんだけど、なんだか物凄く感謝されたので、盗賊頭に尋ねると、捕まえた盗賊に食事なんて与えないのが普通だそうで。
改心するから手勢にしてくれって…
いや、邪魔だからいらないって断ったら泣かれたし。
だってねぇ養う甲斐性とかないんだもん。
朝の片付けも済ませて再出発。
幸いにも今の街道は平和そのもので、警戒心の強い単角鹿が、街道の脇で食事中だったりしています。
日差しも柔らかく、木漏れ日の中を散歩しているみたい。
何事もなく森を抜け、再び草原の中を歩いて行きます。
途中街道脇から、角ウサギが飛び出して来たくらいしかイベントもなく、日が中天に達する頃にはバーナムの防護壁と、その内側にある大きな鐘楼が見えてきちゃいました。
「予想よりも早かったかな?」
「まぁ、予想時間には戦闘なんかのトラブルも考慮されてるもんだからねぇ。アタシ自身も、ここまで何もなかったのは初めてさ」
「早く着く分はいいじゃない!さっさと入りましょ!」
門に近づいた時、バーナムの街から、一塊の集団がこちらに向かって進んで来るのが見えました。
よく見れば武装した兵士の集団です。
「こちらはバーナム守備隊である!そちらは集団でバーナムの街に何用であるか?返答如何によっては攻撃に移る!」
ありゃ。めちゃくちゃ警戒されてるみたい。
まぁ確かに盗賊連中を引き連れて来てるから、ぱっと見、極めて怪しい集団だって事は間違いないけどね。
「守備隊の方々に申し上げます!ガルドの街からの移動途中に盗賊を捕縛し、こちらまで連行して参りました!
そちらの責任者の方に、確認をお願いしたいと思います!」
「ならばその場に留まり、代表者が一名こちらまでこられたし!」
そりゃそうか、いきなり手のひら返しで襲ってこないともかぎらないもんね。
とりあえずみんなにはちょっと休憩してもらって、行って来ますか。
「警戒ご苦労様です。僕は旅の者でユーマと言います。
身元は、ガルドの冒険者ギルドのサブマス、ジークロフトさんに照会して貰えれば間違いありません。
それから、道中ご縁を頂いた方から、こちらの品を守備隊の方にお渡しするよう言付かっています。どうぞお納め下さい」
「…品とは?こっ、これはハイネン家の紀章メダル!貴様これをどこで!?」
「あ、すいません、こちらも併せてお渡しする様に言われていたのを忘れてました」
守備隊員さんの顔がメダルを見た途端に険しくなり、すかさず腰の剣に手を伸ばしたので、ちょっと怖かったです。
慌ててジオさんから貰ったメモを取り出すと、ひったくる様に奪い取られました。なにそれ?酷くない?
いくら疑わしいからってねぇ…
守備隊員さんはメモに目を通すと、驚きで一緒目を見開いた後、控えていた隊員達に声をかけました。
「全員整列!主家の恩人である!敬礼!」
おおぅ、いきなりだなオイ。って言うか、これメダルだけだったら絶対捕縛されてたんじゃね?
あのお嬢様に嵌められるとこだったわ。
きっとジオさんは、そうなるのを予想して、このメモ書いてくれたんだろうなぁ…
「私はバーナム守備隊長のレイドックと申します!
知らぬ事とは申せ、主家の恩人に大変なご無礼を致しました!
家令ジオ様の言に従い、皆様をご案内致します!」
「えっと…はい。わかりました。後ろの仲間たちも一緒でいいんですよね?
あと、連行して来た盗賊連中はどうしましょう?」
「お手数ですが、一旦守備隊詰所にお連れ致します!すぐに主家に使いを走らせますので!」
え?まじか。それって男爵家との強制イベントじゃん…
「では皆様!こちらにお越しください!ようこそバーナムへ!」
うへぇ…こりゃ抜けられそうにないなぁ。絶対面倒な感じになるやつだよ。
そうは言っても無視する事も出来ないし、大人しくドナドナされましょうかね…
護送でもするかの様に守備隊に囲まれ、気分はすっかり拉致です。
そのまま大きな門をくぐって、すぐ左手にある無骨な造りの大きな建物に連れてこられました。この建物が守備隊詰所のようです。
詰所に入ると、まず盗賊連中の引き渡しをする事に。
「ユーマ殿、事の経緯を説明して頂けますか?襲われて返り討ちにしたとか…」
レイドックさんが聴き取りの担当をしてくれるみたいです。
僕は馬車襲撃跡の発見から、拠点攻撃までの流れを掻い摘んで説明しました。
「では、エリーヌお嬢様がご無事だったのも全てユーマ殿の活躍の成果ですね!
この話は、私からハイネン男爵閣下に報告書を提出しておきます。
それから…グレアム!お前の隊でガルド方面に向かう街道を確認してこい。
エリーヌお嬢様の護衛に付いてた、冒険者の遺体が残ってる可能性があるから、遺品回収と処理をしておいてくれ」
そういえば、冒険者の処理しなかったな…
それにわからない事がいくつかあるんだよね。
銀達は本当に一晩見張り役を勤めてくれました。
なので朝からオーク肉を多目にプレゼントしたんだけど、配下狼達がものすごい勢いで尻尾を振ってて、朝からほっこり。
盗賊達も銀達には感謝してたみたいだね。
朝食にスープを沢山作って盗賊達にもあげたんだけど、なんだか物凄く感謝されたので、盗賊頭に尋ねると、捕まえた盗賊に食事なんて与えないのが普通だそうで。
改心するから手勢にしてくれって…
いや、邪魔だからいらないって断ったら泣かれたし。
だってねぇ養う甲斐性とかないんだもん。
朝の片付けも済ませて再出発。
幸いにも今の街道は平和そのもので、警戒心の強い単角鹿が、街道の脇で食事中だったりしています。
日差しも柔らかく、木漏れ日の中を散歩しているみたい。
何事もなく森を抜け、再び草原の中を歩いて行きます。
途中街道脇から、角ウサギが飛び出して来たくらいしかイベントもなく、日が中天に達する頃にはバーナムの防護壁と、その内側にある大きな鐘楼が見えてきちゃいました。
「予想よりも早かったかな?」
「まぁ、予想時間には戦闘なんかのトラブルも考慮されてるもんだからねぇ。アタシ自身も、ここまで何もなかったのは初めてさ」
「早く着く分はいいじゃない!さっさと入りましょ!」
門に近づいた時、バーナムの街から、一塊の集団がこちらに向かって進んで来るのが見えました。
よく見れば武装した兵士の集団です。
「こちらはバーナム守備隊である!そちらは集団でバーナムの街に何用であるか?返答如何によっては攻撃に移る!」
ありゃ。めちゃくちゃ警戒されてるみたい。
まぁ確かに盗賊連中を引き連れて来てるから、ぱっと見、極めて怪しい集団だって事は間違いないけどね。
「守備隊の方々に申し上げます!ガルドの街からの移動途中に盗賊を捕縛し、こちらまで連行して参りました!
そちらの責任者の方に、確認をお願いしたいと思います!」
「ならばその場に留まり、代表者が一名こちらまでこられたし!」
そりゃそうか、いきなり手のひら返しで襲ってこないともかぎらないもんね。
とりあえずみんなにはちょっと休憩してもらって、行って来ますか。
「警戒ご苦労様です。僕は旅の者でユーマと言います。
身元は、ガルドの冒険者ギルドのサブマス、ジークロフトさんに照会して貰えれば間違いありません。
それから、道中ご縁を頂いた方から、こちらの品を守備隊の方にお渡しするよう言付かっています。どうぞお納め下さい」
「…品とは?こっ、これはハイネン家の紀章メダル!貴様これをどこで!?」
「あ、すいません、こちらも併せてお渡しする様に言われていたのを忘れてました」
守備隊員さんの顔がメダルを見た途端に険しくなり、すかさず腰の剣に手を伸ばしたので、ちょっと怖かったです。
慌ててジオさんから貰ったメモを取り出すと、ひったくる様に奪い取られました。なにそれ?酷くない?
いくら疑わしいからってねぇ…
守備隊員さんはメモに目を通すと、驚きで一緒目を見開いた後、控えていた隊員達に声をかけました。
「全員整列!主家の恩人である!敬礼!」
おおぅ、いきなりだなオイ。って言うか、これメダルだけだったら絶対捕縛されてたんじゃね?
あのお嬢様に嵌められるとこだったわ。
きっとジオさんは、そうなるのを予想して、このメモ書いてくれたんだろうなぁ…
「私はバーナム守備隊長のレイドックと申します!
知らぬ事とは申せ、主家の恩人に大変なご無礼を致しました!
家令ジオ様の言に従い、皆様をご案内致します!」
「えっと…はい。わかりました。後ろの仲間たちも一緒でいいんですよね?
あと、連行して来た盗賊連中はどうしましょう?」
「お手数ですが、一旦守備隊詰所にお連れ致します!すぐに主家に使いを走らせますので!」
え?まじか。それって男爵家との強制イベントじゃん…
「では皆様!こちらにお越しください!ようこそバーナムへ!」
うへぇ…こりゃ抜けられそうにないなぁ。絶対面倒な感じになるやつだよ。
そうは言っても無視する事も出来ないし、大人しくドナドナされましょうかね…
護送でもするかの様に守備隊に囲まれ、気分はすっかり拉致です。
そのまま大きな門をくぐって、すぐ左手にある無骨な造りの大きな建物に連れてこられました。この建物が守備隊詰所のようです。
詰所に入ると、まず盗賊連中の引き渡しをする事に。
「ユーマ殿、事の経緯を説明して頂けますか?襲われて返り討ちにしたとか…」
レイドックさんが聴き取りの担当をしてくれるみたいです。
僕は馬車襲撃跡の発見から、拠点攻撃までの流れを掻い摘んで説明しました。
「では、エリーヌお嬢様がご無事だったのも全てユーマ殿の活躍の成果ですね!
この話は、私からハイネン男爵閣下に報告書を提出しておきます。
それから…グレアム!お前の隊でガルド方面に向かう街道を確認してこい。
エリーヌお嬢様の護衛に付いてた、冒険者の遺体が残ってる可能性があるから、遺品回収と処理をしておいてくれ」
そういえば、冒険者の処理しなかったな…
それにわからない事がいくつかあるんだよね。
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