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第ニ章 ガルドの街
第59話
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鱗を毟られたシアが回復するまで、少し休憩する事にしました。
時々ビクッと痙攣するので、その度にマイラさんもビクッとするのがちょっと面白いです。
「ユーマ君にはアタシが受けた依頼について説明させてくれないかな?
なにしろ、全部君のおかげだって言える程に貢献してもらったんだから」
「そんな事ないですよ?みんなの協力あってこそです。
ただ回復したら、シアにはありがとうって言ってあげれば喜ぶとは思います」
「そうだねぇ。だが君も出来れば秘密を教えてくれないだろうか?
特殊な収納といい、シア殿といい、普通じゃ無さすぎてねぇ…」
マイラさんの観察眼や洞察力は、ちょっと油断ならないレベルなんだよね。
しかも、気付いた事や知り得た情報を、使うべきタイミングを違わずに使えるだけの思慮がある人だと思う。
それでも…
「相談させて下さい。気安く話せる事でもないので」
「そうか…それ程なんだね?それなら胸襟を開いて見せるのが、アタシが出来る最大限の礼儀だろうよ。
知って損になる話でもないから聞いて貰いたい…」
マイラさんはエルフだと言っていたけれど、実はハイエルフというエルフの上位種にあたるそうだ。
ハイエルフ種は、エルフ族の大多数が所属する国家「ルフ王国」の支配種として国を率いているそうで…
「アタシの名前は『サリュヒマーイラ・ルフ・エヒテ』というんだ」
ルフは国名であるのと同時に、ハイエルフの氏族名でもあるらしい。
そして現在のルフ王国の国王を『トールヒム・ルフ・エヒテ』という。
「アタシの親父殿さね」
…ですよねー。絶対そういうやつだと思ったー。
って事はマイラさん王女様じゃん。
「エルフの王位は性別に左右されないから、今の継承権第1位にいるのは『サリュフニーナ王太女』アタシの姉さんだよ。
ちなみにアタシには姉が1人、兄2人に妹が2人いてね、アタシは継承権も4番目さ」
名目上は継承権4位のマイラさんだけど、特別な扱いが嫌だった事もあり、継承権を返上すると言う書置を王太妃である祖母に託して、ルフ王国のある精霊の森を出奔したのだそうだ。
ちなみにそれが150年前だってさ。マイラさんって何歳なんだろう…聞けないけど。
「ただアタシは姉さんや妹達とはとても仲が良くてね。祖母とは定期的に手紙をやり取りしながら彼女たちの事も教えて貰ってたんだよ」
直近で手紙を受け取ったのが今日の朝だったみたいだ。
そしてその手紙の内容がマイラさんの行動に繋がっているんだと。
「姉さんと一番下の妹が病気にかかったんだ。
それがハイエルフ種特有の『封脱熱』と言う病だよ」
その病気にかかると、始めは微熱が続き徐々に高熱が出るようになる。更に厄介なのが、身体が魔力を蓄えられなくなる事なんだそうだ。
常に魔力が流出する症状は、進行するにつれてその量を多くし、最期は魔力欠乏状態で意識を失ったまま衰弱死に至るらしい。
もちろん魔力量の多いハイエルフ種は、その回復量も多いおかげもあって、そうそう魔力欠乏状態に至る事はないそうで。
ただ、もう1つ厄介なのが魔力操作が不安定になる事。魔法に込める魔力量の調整が難しくなる為、強過ぎたり弱過ぎたりと狙った効果が出せなくなるみたいです。
だから最悪のケースとしては、病の進行で流出量が回復量を超えてしまった時、使った魔法に大量の魔力を持っていかれてしまうと、そのまま昏倒して還らぬ人になるそうだ。
「勿論昔からある病だから、治療薬も確立されたわけで、必ずしも死者が出るわけじゃなかったんだ。ところが…」
昔は精霊の森の中の泉に棲んでいた水竜が、いつからか姿を消し、泉に残った鱗も取り尽くされると、薬の製薬自体が出来なくなり、遂には最期の薬も国王の緊急用の物だけになってしまったのだそうだ。
「…シア、お前のせいじゃん」
さっき起きたの気付いてるからね?
『我!?引っ越しは時々しておるからエルフの都合などは知らんのじゃよ?』
「よし、シアその泉に帰りなさい」
『イヤじゃしな!我、鱗くらい幾らでも毟ってくれていいのじゃ!気持ちいいし…
じゃから絶対イヤっ!』
…駄々っ子かよ。
「まぁまぁユーマ君、シア殿にも住処を選ぶ権利がある。それに今回こうして協力してくれたんだし」
マイラさんがそうまで言ってくれるなら仕方ないけど。
それで、結果的に森の外で活動していたマイラさんに、どうにか材料を集め製薬して欲しいと王太妃から依頼が入ったと言うのが今回の事情だった。
「アタシが秘密にしたかったのも理解して貰えたかい?」
理解は出来るよね。普通考えたら1つの国の存亡にも関わる程の問題だ。知らない人は少ない方がいいし。
ただなぁ…
「ネル?どうしようか?マイラさんに話する?」
「うーん…そうねぇ。私はいいと思うわ。その代わりこれから同行して協力してもらうのが条件ね」
そっか、ネルがそう思うならその条件で交渉してみようかな。
「ユーマ君、相談するってその妖精とだったのかい?」
「マイラさん、彼女妖精じゃないです。
それと僕等の秘密を話すなら、これから先僕等に同行して目的に協力して貰うのが最低条件です。
もちろん話だけ聞いて協力出来ないって事になれば、マイラさんには強力な制約の魔法をかける事になりますけど…」
「アタシの話を聞いた上でもそこまでする話って事?
待って…………ふぅ
よし!いいよ。最悪魔法は受け入れる。聞かせてくれるかい?」
マイラさんは腹を括ってくれたらしい。それなら聞いて貰おう。
出来れば協力してほしいけどね。
時々ビクッと痙攣するので、その度にマイラさんもビクッとするのがちょっと面白いです。
「ユーマ君にはアタシが受けた依頼について説明させてくれないかな?
なにしろ、全部君のおかげだって言える程に貢献してもらったんだから」
「そんな事ないですよ?みんなの協力あってこそです。
ただ回復したら、シアにはありがとうって言ってあげれば喜ぶとは思います」
「そうだねぇ。だが君も出来れば秘密を教えてくれないだろうか?
特殊な収納といい、シア殿といい、普通じゃ無さすぎてねぇ…」
マイラさんの観察眼や洞察力は、ちょっと油断ならないレベルなんだよね。
しかも、気付いた事や知り得た情報を、使うべきタイミングを違わずに使えるだけの思慮がある人だと思う。
それでも…
「相談させて下さい。気安く話せる事でもないので」
「そうか…それ程なんだね?それなら胸襟を開いて見せるのが、アタシが出来る最大限の礼儀だろうよ。
知って損になる話でもないから聞いて貰いたい…」
マイラさんはエルフだと言っていたけれど、実はハイエルフというエルフの上位種にあたるそうだ。
ハイエルフ種は、エルフ族の大多数が所属する国家「ルフ王国」の支配種として国を率いているそうで…
「アタシの名前は『サリュヒマーイラ・ルフ・エヒテ』というんだ」
ルフは国名であるのと同時に、ハイエルフの氏族名でもあるらしい。
そして現在のルフ王国の国王を『トールヒム・ルフ・エヒテ』という。
「アタシの親父殿さね」
…ですよねー。絶対そういうやつだと思ったー。
って事はマイラさん王女様じゃん。
「エルフの王位は性別に左右されないから、今の継承権第1位にいるのは『サリュフニーナ王太女』アタシの姉さんだよ。
ちなみにアタシには姉が1人、兄2人に妹が2人いてね、アタシは継承権も4番目さ」
名目上は継承権4位のマイラさんだけど、特別な扱いが嫌だった事もあり、継承権を返上すると言う書置を王太妃である祖母に託して、ルフ王国のある精霊の森を出奔したのだそうだ。
ちなみにそれが150年前だってさ。マイラさんって何歳なんだろう…聞けないけど。
「ただアタシは姉さんや妹達とはとても仲が良くてね。祖母とは定期的に手紙をやり取りしながら彼女たちの事も教えて貰ってたんだよ」
直近で手紙を受け取ったのが今日の朝だったみたいだ。
そしてその手紙の内容がマイラさんの行動に繋がっているんだと。
「姉さんと一番下の妹が病気にかかったんだ。
それがハイエルフ種特有の『封脱熱』と言う病だよ」
その病気にかかると、始めは微熱が続き徐々に高熱が出るようになる。更に厄介なのが、身体が魔力を蓄えられなくなる事なんだそうだ。
常に魔力が流出する症状は、進行するにつれてその量を多くし、最期は魔力欠乏状態で意識を失ったまま衰弱死に至るらしい。
もちろん魔力量の多いハイエルフ種は、その回復量も多いおかげもあって、そうそう魔力欠乏状態に至る事はないそうで。
ただ、もう1つ厄介なのが魔力操作が不安定になる事。魔法に込める魔力量の調整が難しくなる為、強過ぎたり弱過ぎたりと狙った効果が出せなくなるみたいです。
だから最悪のケースとしては、病の進行で流出量が回復量を超えてしまった時、使った魔法に大量の魔力を持っていかれてしまうと、そのまま昏倒して還らぬ人になるそうだ。
「勿論昔からある病だから、治療薬も確立されたわけで、必ずしも死者が出るわけじゃなかったんだ。ところが…」
昔は精霊の森の中の泉に棲んでいた水竜が、いつからか姿を消し、泉に残った鱗も取り尽くされると、薬の製薬自体が出来なくなり、遂には最期の薬も国王の緊急用の物だけになってしまったのだそうだ。
「…シア、お前のせいじゃん」
さっき起きたの気付いてるからね?
『我!?引っ越しは時々しておるからエルフの都合などは知らんのじゃよ?』
「よし、シアその泉に帰りなさい」
『イヤじゃしな!我、鱗くらい幾らでも毟ってくれていいのじゃ!気持ちいいし…
じゃから絶対イヤっ!』
…駄々っ子かよ。
「まぁまぁユーマ君、シア殿にも住処を選ぶ権利がある。それに今回こうして協力してくれたんだし」
マイラさんがそうまで言ってくれるなら仕方ないけど。
それで、結果的に森の外で活動していたマイラさんに、どうにか材料を集め製薬して欲しいと王太妃から依頼が入ったと言うのが今回の事情だった。
「アタシが秘密にしたかったのも理解して貰えたかい?」
理解は出来るよね。普通考えたら1つの国の存亡にも関わる程の問題だ。知らない人は少ない方がいいし。
ただなぁ…
「ネル?どうしようか?マイラさんに話する?」
「うーん…そうねぇ。私はいいと思うわ。その代わりこれから同行して協力してもらうのが条件ね」
そっか、ネルがそう思うならその条件で交渉してみようかな。
「ユーマ君、相談するってその妖精とだったのかい?」
「マイラさん、彼女妖精じゃないです。
それと僕等の秘密を話すなら、これから先僕等に同行して目的に協力して貰うのが最低条件です。
もちろん話だけ聞いて協力出来ないって事になれば、マイラさんには強力な制約の魔法をかける事になりますけど…」
「アタシの話を聞いた上でもそこまでする話って事?
待って…………ふぅ
よし!いいよ。最悪魔法は受け入れる。聞かせてくれるかい?」
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