57 / 170
第ニ章 ガルドの街
第55話
しおりを挟む
やってきましたボロガデル商会。シアのやつ採用ですね。
商業ギルドのすぐ近くという好立地にある大きな建物がそうみたい。
表には綺麗な花壇があり、門構えは重厚な雰囲気で、かつ細やかな装飾彫りが施された立派な造りをしています。
「いらっしゃいませ!ブランデル商会へようこそ!」
中に入ると美人なお姉さんが明るく声をかけてきます。
おっ!獣耳!後ろからチラッと見えるフワっとした尻尾と耳の形からすると犬っぽいかな…
「わたくし、総合案内担当のミレイと申します。
商品お探しのお手伝いから、仕入れの商談まで、なんでもサポートさせて頂きますね!
本日はどういったご用件でしょうか?」
「えーと、実はちょっと珍しい物を入手してましてね、ブランデルさんとは顔見知りなんで可能なら商談をと思ってるんです。会頭は御在室ですか?」
我ながらよく言うよね!
「これは失礼を!会頭とお知り合いの方でしたか。
失礼ですがお名前と、お持ち込みの商品をお教え下さいますでしょうか?
丁度本日は執務室におりますので、ご案内いたします」
「それはありがとうございます。僕はユーマと言います。
商品については、ブランデルさんを驚かせたいので内緒にって事でよろしくお願いしますね」
ミレイさんにそう伝えると、ちょっと驚いた顔をしつつもニッコリ微笑んで、承知しましたと案内してくれます。
ちょっと罪悪感。後で怒られるだろうなぁ、彼女。
「あちらが会頭の執務室です。お呼びしますので…」
「あ、いや、驚かせたいって言いましたでしょ?
ここまでで大丈夫です。ありがとうございました」
「えっ?あ、そうでしたね!では失礼いたします!」
…うーん、また罪悪感が。
すっごい素直な子だよなぁ…ほんとごめんなさい。
ミレイさんが下に戻るの確認した後、執務室の扉前まで向かいます。
中からは、数人の話し声が漏れ聞こえてきていました。
「…というわけじゃ。あんたがたにはそいつを捕まえてもらって、その妖精と一緒に連れて来てもらう。
男の方は好きなだけ痛めつけてくれて構わんが、連れの女は大した別嬪じゃったから出来れば傷は付けて欲しくはない。
といっても妖精ほどの価値はないじゃろうから、抵抗するようであれば多少は眼をつぶる。
首尾よく妖精を手に入れてきたなら、女の方は好きにさせてやろう。もちろんワシの後でじゃがなっ!」
「そんな簡単な仕事で金貨20枚と女かよ!こりゃあ、やりがいのある仕事じゃねーか。
じゃあ、決行は今日の夕方ってとこだな。マーサの宿に入られたらややこしい事になるから、その前にやってやるよ。
ブランデルさんは楽しみに待っといてくれ」
…おぉう。ビンゴじゃーん。完全なる悪巧みの真っ最中とか、最高のシチュエーションです。ウマウマ。
早速扉をノックノック。
「誰じゃ?今来客中じゃぞ?急ぎ以外は待たせておけ!」
残念、急ぎです。
誰何の声を無視して扉を引っ張ります。
…あ、鍵壊れたっぽい。
「どうもー!お邪魔しまーす!」
「なにっ!?お、お前は昨日の!ここまでどうやって?
いや!そんな事よりもお前ら!こやつが話した目標じゃ!」
「なんだって!?おいっ!妖精もいるじゃねーかっ!女まで!よし!お前らやるぞ!」
部屋の中には昨日見たおっさんと、どう見てもマトモじゃないチンピラ風の男が6人。
男達はそれぞれ短剣やダガーなどで武装しています。
「ユーマさん!危ない!」
…あ、メアリの事忘れてた。
「なっ!?おい!てめぇ達、あいつはやべぇ!鬼のマーサの娘だぞっ!絶対手を出すな!」
大丈夫でした。マーサさんって凄い。
「さぁお前達、その小僧はどうなってもいいからな!やれっ!」
ブランデルの声とほぼ同時に、ダガーを持った男が2人襲いかかってきます。
正直言って喧嘩すらまともにやった事がない僕は、対人の戦い方なんてものは知りません。
という訳で発動、威圧眼。
かかって来た2人の足が止まりました。
これって戦意のある相手でも効果あるんだね。というか、見ている2人は明らかに戦意を失って怖気付いてるみたい。
「ひぃっ…」
「またそれか!何をしてるんだ!やってしまえ!」
無責任なブランデルの声にもその2人は反応出来ず、ついにはダガーを取り落とし震えながら後退りしていきます。
「なんなんだこの女!なんで刃が通らねぇ?化け物かよっ!」
「ありえねぇ…刃が欠けちまった」
「可憐な乙女に向かってバケモノなぞ、言うて良い言葉ではないのじゃ!我泣いちゃう」
シアに向かって行った短剣持ちの2人は、攻撃が通らない事に絶賛混乱中みたい。
シアって硬いんだねぇ…知らなかった。
「ユーマ様!そんな目で我をみてはダメなのじゃ!」
おっと危ない。見ない様にしないとね。
それはそれで良いのじゃぁとか聞こえません。
「なんなんだよこいつら?おいブランデルさんよ!こんなの聞いてねぇぞ?」
「何を腑抜けた事を!金貨20枚惜しくないのかっ!やれ!」
おっさんが喚くものの、チンピラ達からはもう戦意を感じて来ないです。よし、とどめの威圧眼。
ブランデル以外の6人は、顔を青ざめさせながら震え、すでに立っているのもままならない様子になりました。
これならもう大丈夫かな。
「なぁ、おっさん。どうする?あんたの手駒は使い物にならなくなったみたいだけど?」
「ワシが何をしたと言うのじゃ!貴様が素直にその妖精を寄越しておれば、こんな事には….」
「は?なんて?」
威圧感を込めた視線を送ると、今にも意識を飛ばしそうになります。気を失わせるわけにはいかないよね。
「最後の警告って事にしてやるよ。今日だって悪巧みさえしてなかったら、こうはなってなかったんだからな。
で、どうする?もっと強そうなの探すかよ?結果は同じだろうけど」
「ひいっ!わ、わかった!もう何もせん!いや、ワシが悪かった!慰謝料でもなんでも払うから許せ!いや許してくれ!この通りじゃ!」
ブランデルは床に頭を擦り付けながら謝ってきました。
これって絶対その場しのぎのパターンだよね。
あ、そうだいい事思いついた!
商業ギルドのすぐ近くという好立地にある大きな建物がそうみたい。
表には綺麗な花壇があり、門構えは重厚な雰囲気で、かつ細やかな装飾彫りが施された立派な造りをしています。
「いらっしゃいませ!ブランデル商会へようこそ!」
中に入ると美人なお姉さんが明るく声をかけてきます。
おっ!獣耳!後ろからチラッと見えるフワっとした尻尾と耳の形からすると犬っぽいかな…
「わたくし、総合案内担当のミレイと申します。
商品お探しのお手伝いから、仕入れの商談まで、なんでもサポートさせて頂きますね!
本日はどういったご用件でしょうか?」
「えーと、実はちょっと珍しい物を入手してましてね、ブランデルさんとは顔見知りなんで可能なら商談をと思ってるんです。会頭は御在室ですか?」
我ながらよく言うよね!
「これは失礼を!会頭とお知り合いの方でしたか。
失礼ですがお名前と、お持ち込みの商品をお教え下さいますでしょうか?
丁度本日は執務室におりますので、ご案内いたします」
「それはありがとうございます。僕はユーマと言います。
商品については、ブランデルさんを驚かせたいので内緒にって事でよろしくお願いしますね」
ミレイさんにそう伝えると、ちょっと驚いた顔をしつつもニッコリ微笑んで、承知しましたと案内してくれます。
ちょっと罪悪感。後で怒られるだろうなぁ、彼女。
「あちらが会頭の執務室です。お呼びしますので…」
「あ、いや、驚かせたいって言いましたでしょ?
ここまでで大丈夫です。ありがとうございました」
「えっ?あ、そうでしたね!では失礼いたします!」
…うーん、また罪悪感が。
すっごい素直な子だよなぁ…ほんとごめんなさい。
ミレイさんが下に戻るの確認した後、執務室の扉前まで向かいます。
中からは、数人の話し声が漏れ聞こえてきていました。
「…というわけじゃ。あんたがたにはそいつを捕まえてもらって、その妖精と一緒に連れて来てもらう。
男の方は好きなだけ痛めつけてくれて構わんが、連れの女は大した別嬪じゃったから出来れば傷は付けて欲しくはない。
といっても妖精ほどの価値はないじゃろうから、抵抗するようであれば多少は眼をつぶる。
首尾よく妖精を手に入れてきたなら、女の方は好きにさせてやろう。もちろんワシの後でじゃがなっ!」
「そんな簡単な仕事で金貨20枚と女かよ!こりゃあ、やりがいのある仕事じゃねーか。
じゃあ、決行は今日の夕方ってとこだな。マーサの宿に入られたらややこしい事になるから、その前にやってやるよ。
ブランデルさんは楽しみに待っといてくれ」
…おぉう。ビンゴじゃーん。完全なる悪巧みの真っ最中とか、最高のシチュエーションです。ウマウマ。
早速扉をノックノック。
「誰じゃ?今来客中じゃぞ?急ぎ以外は待たせておけ!」
残念、急ぎです。
誰何の声を無視して扉を引っ張ります。
…あ、鍵壊れたっぽい。
「どうもー!お邪魔しまーす!」
「なにっ!?お、お前は昨日の!ここまでどうやって?
いや!そんな事よりもお前ら!こやつが話した目標じゃ!」
「なんだって!?おいっ!妖精もいるじゃねーかっ!女まで!よし!お前らやるぞ!」
部屋の中には昨日見たおっさんと、どう見てもマトモじゃないチンピラ風の男が6人。
男達はそれぞれ短剣やダガーなどで武装しています。
「ユーマさん!危ない!」
…あ、メアリの事忘れてた。
「なっ!?おい!てめぇ達、あいつはやべぇ!鬼のマーサの娘だぞっ!絶対手を出すな!」
大丈夫でした。マーサさんって凄い。
「さぁお前達、その小僧はどうなってもいいからな!やれっ!」
ブランデルの声とほぼ同時に、ダガーを持った男が2人襲いかかってきます。
正直言って喧嘩すらまともにやった事がない僕は、対人の戦い方なんてものは知りません。
という訳で発動、威圧眼。
かかって来た2人の足が止まりました。
これって戦意のある相手でも効果あるんだね。というか、見ている2人は明らかに戦意を失って怖気付いてるみたい。
「ひぃっ…」
「またそれか!何をしてるんだ!やってしまえ!」
無責任なブランデルの声にもその2人は反応出来ず、ついにはダガーを取り落とし震えながら後退りしていきます。
「なんなんだこの女!なんで刃が通らねぇ?化け物かよっ!」
「ありえねぇ…刃が欠けちまった」
「可憐な乙女に向かってバケモノなぞ、言うて良い言葉ではないのじゃ!我泣いちゃう」
シアに向かって行った短剣持ちの2人は、攻撃が通らない事に絶賛混乱中みたい。
シアって硬いんだねぇ…知らなかった。
「ユーマ様!そんな目で我をみてはダメなのじゃ!」
おっと危ない。見ない様にしないとね。
それはそれで良いのじゃぁとか聞こえません。
「なんなんだよこいつら?おいブランデルさんよ!こんなの聞いてねぇぞ?」
「何を腑抜けた事を!金貨20枚惜しくないのかっ!やれ!」
おっさんが喚くものの、チンピラ達からはもう戦意を感じて来ないです。よし、とどめの威圧眼。
ブランデル以外の6人は、顔を青ざめさせながら震え、すでに立っているのもままならない様子になりました。
これならもう大丈夫かな。
「なぁ、おっさん。どうする?あんたの手駒は使い物にならなくなったみたいだけど?」
「ワシが何をしたと言うのじゃ!貴様が素直にその妖精を寄越しておれば、こんな事には….」
「は?なんて?」
威圧感を込めた視線を送ると、今にも意識を飛ばしそうになります。気を失わせるわけにはいかないよね。
「最後の警告って事にしてやるよ。今日だって悪巧みさえしてなかったら、こうはなってなかったんだからな。
で、どうする?もっと強そうなの探すかよ?結果は同じだろうけど」
「ひいっ!わ、わかった!もう何もせん!いや、ワシが悪かった!慰謝料でもなんでも払うから許せ!いや許してくれ!この通りじゃ!」
ブランデルは床に頭を擦り付けながら謝ってきました。
これって絶対その場しのぎのパターンだよね。
あ、そうだいい事思いついた!
0
お気に入りに追加
536
あなたにおすすめの小説

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

調子に乗りすぎて処刑されてしまった悪役貴族のやり直し自制生活 〜ただし自制できるとは言っていない〜
EAT
ファンタジー
「どうしてこうなった?」
優れた血統、高貴な家柄、天賦の才能────生まれときから勝ち組の人生により調子に乗りまくっていた侯爵家嫡男クレイム・ブラッドレイは殺された。
傍から見ればそれは当然の報いであり、殺されて当然な悪逆非道の限りを彼は尽くしてきた。しかし、彼はなぜ自分が殺されなければならないのか理解できなかった。そして、死ぬ間際にてその答えにたどり着く。簡単な話だ………信頼し、友と思っていた人間に騙されていたのである。
そうして誰もにも助けてもらえずに彼は一生を終えた。意識が薄れゆく最中でクレイムは思う。「願うことならば今度の人生は平穏に過ごしたい」と「決して調子に乗らず、謙虚に慎ましく穏やかな自制生活を送ろう」と。
次に目が覚めればまた新しい人生が始まると思っていたクレイムであったが、目覚めてみればそれは10年前の少年時代であった。
最初はどういうことか理解が追いつかなかったが、また同じ未来を繰り返すのかと絶望さえしたが、同時にそれはクレイムにとって悪い話ではなかった。「同じ轍は踏まない。今度は全てを投げ出して平穏なスローライフを送るんだ!」と目標を定め、もう一度人生をやり直すことを決意する。
しかし、運命がそれを許さない。
一度目の人生では考えられないほどの苦難と試練が真人間へと更生したクレイムに次々と降りかかる。果たしてクレイムは本当にのんびり平穏なスローライフを遅れるのだろうか?
※他サイトにも掲載中
私の入る余地なんてないことはわかってる。だけど……。
さくしゃ
恋愛
キャロルは知っていた。
許嫁であるリオンと、親友のサンが互いを想い合っていることを。
幼い頃からずっと想ってきたリオン、失いたくない大切な親友であるサン。キャロルは苦悩の末に、リオンへの想いを封じ、身を引くと決めていた——はずだった。
(ああ、もう、)
やり過ごせると思ってた。でも、そんなことを言われたら。
(ずるいよ……)
リオンはサンのことだけを見ていると思っていた。けれど——違った。
こんな私なんかのことを。
友情と恋情の狭間で揺れ動くキャロル、リオン、サンの想い。
彼らが最後に選ぶ答えとは——?
⚠️好みが非常に分かれる作品となっております。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。

やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる