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第1・隠れ王子隣国へ行くの巻
隠れ王子、婚約者と大接近
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ど、ど、どらいやー?!!
そんなのしてもらったことないけど!?!
大丈夫?
「あの…やっぱり僕なんかにしてもらいたくないですよね…ごめんなさい忘れてください」
え、ちょ、ま、え、
「え、っと…お願いして…いいですか?」
「いいのですか!!リュカありがとうございます!」
――――――――――――
ブォォォ
ど、ドライヤーって間近で聞くとこんなに煩いのか…
「どうですか?きもちいですか?」
「はい。とても気持ちいですありがとうございます!」
そうなのだ。とても気持ちよく
また眠ってしまいそうだ…
ウトウト
「ふふっ、眠たいのですか?ねてもらってもかまいませんよ」
あ、ねても、いいの?
他人の前で寝るのは失礼だって習ったけど…婚約者の前だったら…いいの、かな?
スヤァ
――――――
シャルルside
僕に婚約者ができるみたい
恋愛ごとは徹底的に避けてきましたがやはり僕は王族だから厳しかったんだよなー
婚約とか子供とかめんどくさいだじゃん
いい人だと良いなー
そしてドアが開いた
見た目だけでは判断できないよな
相手が礼をする
僕も釣られ軽く礼をする
「顔を上げよ。遠いところからはるばる、疲れただろう」
お父様は国の王様でもすごくいい人な部類だからこの婚約者を可愛がるだろう。
もし悪いやつだったら僕がどうにかしなきゃ、いけないよなぁ
「あぁ、そうだそうだもう知っていると思うがそなたの婚約者となるシャルルだ
仲良くしてやってくれ」
いやでもすぐ性格の善し悪しはすぐ分かるし
とりあえず
「紹介に預かりました
シャルル・ファーネロです
気軽にシャルル、とお呼びください」
さて。どう返してくる
「丁寧にありがとうございます
シャルル。私もぜひリュカ、とお呼びください」
出だしは良い奴ですね
「ふふ。早速よんでくださりありがとうございます
リュカ、とお呼びしますね」
とりあえず僕もいいやつぽくいっておこう
てか僕は比較的良い奴だよほかの王子に比べたら
「早速我が息子と仲良くなってきてくれたみたいで嬉しく思う
早速だが儂もリュカ、とよんでいいか?
義父として…ダメだったらいいのじゃが…」
お父様…
「えぇ!ぜひそう呼んでください!嬉しいです!」
―――
さて仕事をしなくちゃいけない
僕は今年から成人…18歳
だがリュカの国では20が成人だから20歳になったら正式に結婚する
リュカは今年20歳らしいから2歳差だ
約2年の猶予
その間になかようなれ。とお父様に言われた
―――
はぁ…ようやく書類を全部終わらせた
早くリュカとの部屋に行こう
見極めてやる
コンコン
「はい」
ノックするとすぐ返事が来た
寝ていなかったのか
ガチャ
「す、すみません!遅くなりました!
父がせっかく一緒の部屋にしてくれたのに…」
僕はあくまでもこの態度でいってやる
「大丈夫ですよ!あ、あと勝手にこっちのベッド使っちゃってたんですが大丈夫でしたか?」
こんなとこまで気を使うのか…
薄々気がついていたがいい人だよなぁ…?
「はい全然大丈夫です!
あれ?さっきまでお風呂はいってたんですか?」
りゅ、リュカ…
「も、もしかしてダメでしたか?
すみません…」
もしかして
「いやいや!そうじゃなくてちゃんと髪乾かさないと風邪ひいちゃいますよ?」
いつも召使いに全部させてたのか?
これからは僕が変わりにやれてきな感じか?
「え、あ、すみませんいつも乾かさないので…」
いつも(自分で)乾かさないので
なのか
そのままの意味なのか…どっちなんだ!
「じゃあ僕が乾かしていいですか?」
思わずこんな提案をしてしまっていた…
なぜだ?庇護欲でも湧いてきたのか?
…ほどかされてないか僕
……返事がない
やっぱり
「あの…やっぱり僕なんかにしてもらいたくないですよね…ごめんなさい忘れてください」
こーやっていえば多分OKするだろう
リュカ。いい人っぽいし
「え、っと…お願いして…いいですか?」
ほら
「いいのですか!!リュカありがとうございます!」
リュカ…年上に見えないな…
リュカのこと好きになったら手強そうだ。
――――――
ブォォォ
されるがままになってるリュカかわいい…
っ!?ぼくはいまなんとおもった?
かわ、いい?いやいやいや気のせいだろ
年上のくせにって気持ちしかないはずだ
…きっと
「どうですか?きもちいですか?」
それにしてもリュカの髪はさらさらだ
「はい。とても気持ちいですありがとうございます!」
素直だな
リュカの頭が船を漕いでいて
とてもかわいい
「ふふっ、眠たいのですか?ねてもらってもかまいませんよ」
また僕はかわいいって、、、
あぁリュカが完全に寝てしまった
おやすみリュカ
初日でこんなに堕とされるとは思わなかったよ
チュッ
僕はそっと髪にキスをした
そんなのしてもらったことないけど!?!
大丈夫?
「あの…やっぱり僕なんかにしてもらいたくないですよね…ごめんなさい忘れてください」
え、ちょ、ま、え、
「え、っと…お願いして…いいですか?」
「いいのですか!!リュカありがとうございます!」
――――――――――――
ブォォォ
ど、ドライヤーって間近で聞くとこんなに煩いのか…
「どうですか?きもちいですか?」
「はい。とても気持ちいですありがとうございます!」
そうなのだ。とても気持ちよく
また眠ってしまいそうだ…
ウトウト
「ふふっ、眠たいのですか?ねてもらってもかまいませんよ」
あ、ねても、いいの?
他人の前で寝るのは失礼だって習ったけど…婚約者の前だったら…いいの、かな?
スヤァ
――――――
シャルルside
僕に婚約者ができるみたい
恋愛ごとは徹底的に避けてきましたがやはり僕は王族だから厳しかったんだよなー
婚約とか子供とかめんどくさいだじゃん
いい人だと良いなー
そしてドアが開いた
見た目だけでは判断できないよな
相手が礼をする
僕も釣られ軽く礼をする
「顔を上げよ。遠いところからはるばる、疲れただろう」
お父様は国の王様でもすごくいい人な部類だからこの婚約者を可愛がるだろう。
もし悪いやつだったら僕がどうにかしなきゃ、いけないよなぁ
「あぁ、そうだそうだもう知っていると思うがそなたの婚約者となるシャルルだ
仲良くしてやってくれ」
いやでもすぐ性格の善し悪しはすぐ分かるし
とりあえず
「紹介に預かりました
シャルル・ファーネロです
気軽にシャルル、とお呼びください」
さて。どう返してくる
「丁寧にありがとうございます
シャルル。私もぜひリュカ、とお呼びください」
出だしは良い奴ですね
「ふふ。早速よんでくださりありがとうございます
リュカ、とお呼びしますね」
とりあえず僕もいいやつぽくいっておこう
てか僕は比較的良い奴だよほかの王子に比べたら
「早速我が息子と仲良くなってきてくれたみたいで嬉しく思う
早速だが儂もリュカ、とよんでいいか?
義父として…ダメだったらいいのじゃが…」
お父様…
「えぇ!ぜひそう呼んでください!嬉しいです!」
―――
さて仕事をしなくちゃいけない
僕は今年から成人…18歳
だがリュカの国では20が成人だから20歳になったら正式に結婚する
リュカは今年20歳らしいから2歳差だ
約2年の猶予
その間になかようなれ。とお父様に言われた
―――
はぁ…ようやく書類を全部終わらせた
早くリュカとの部屋に行こう
見極めてやる
コンコン
「はい」
ノックするとすぐ返事が来た
寝ていなかったのか
ガチャ
「す、すみません!遅くなりました!
父がせっかく一緒の部屋にしてくれたのに…」
僕はあくまでもこの態度でいってやる
「大丈夫ですよ!あ、あと勝手にこっちのベッド使っちゃってたんですが大丈夫でしたか?」
こんなとこまで気を使うのか…
薄々気がついていたがいい人だよなぁ…?
「はい全然大丈夫です!
あれ?さっきまでお風呂はいってたんですか?」
りゅ、リュカ…
「も、もしかしてダメでしたか?
すみません…」
もしかして
「いやいや!そうじゃなくてちゃんと髪乾かさないと風邪ひいちゃいますよ?」
いつも召使いに全部させてたのか?
これからは僕が変わりにやれてきな感じか?
「え、あ、すみませんいつも乾かさないので…」
いつも(自分で)乾かさないので
なのか
そのままの意味なのか…どっちなんだ!
「じゃあ僕が乾かしていいですか?」
思わずこんな提案をしてしまっていた…
なぜだ?庇護欲でも湧いてきたのか?
…ほどかされてないか僕
……返事がない
やっぱり
「あの…やっぱり僕なんかにしてもらいたくないですよね…ごめんなさい忘れてください」
こーやっていえば多分OKするだろう
リュカ。いい人っぽいし
「え、っと…お願いして…いいですか?」
ほら
「いいのですか!!リュカありがとうございます!」
リュカ…年上に見えないな…
リュカのこと好きになったら手強そうだ。
――――――
ブォォォ
されるがままになってるリュカかわいい…
っ!?ぼくはいまなんとおもった?
かわ、いい?いやいやいや気のせいだろ
年上のくせにって気持ちしかないはずだ
…きっと
「どうですか?きもちいですか?」
それにしてもリュカの髪はさらさらだ
「はい。とても気持ちいですありがとうございます!」
素直だな
リュカの頭が船を漕いでいて
とてもかわいい
「ふふっ、眠たいのですか?ねてもらってもかまいませんよ」
また僕はかわいいって、、、
あぁリュカが完全に寝てしまった
おやすみリュカ
初日でこんなに堕とされるとは思わなかったよ
チュッ
僕はそっと髪にキスをした
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