治癒術師が前衛なのはマズいですか?

れもんぱん

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第二章 まやかし

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 ──【ドラゴンスレイヤーズ】。

 裏稼業を担うとされ、構成員もほぼ不明。そんなギルドが名実ともに有名となった理由は単純明快。
 ただひたすらに強いから。
 それだけである。
 ひとりでドラゴンを殺す時点で人の域に無いものたち。徒党を組むとなれば尚更だ。表沙汰となった実績だけでも、この評価が正当たることを物語る。

 攻略したダンジョン、その数──215。
 正式な踏破記録が残されたわけではないが、彼らはその最奥に「ドラゴンスレイヤーズ踏破済」のサインを記す。それが見つかっているだけで215個。これは現在発見されているダンジョンの10%にあたる。
 
 ここ2年で解決した協会公認依頼──1000と8。おおよそ一般のギルドが1日に1件ペースであるため、倍以上。しかもその全てが「レベル100以上推奨の魔物討伐」である。
 基本的に事後報告の形で協会へと話が流れてくる。協会は面子を保つためにも、【ドラゴンスレイヤーズ】へ正式に依頼を渡せないためだ。
 功績も「この依頼は【ドラゴンスレイヤーズ】が解決しました」という情報だけが、張り紙として掲示されるに留まる。

 そうして知れ渡るのだ。
 如何程まで【ドラゴンスレイヤーズ】という組織が桁違いなのか。

 もちろん、カレドゥシャで建築ギルドを営むクロード・ガシャも彼らについてはよくよく噂は耳にする。
 だからこそ彼らを前にしてやっと、終わりを覚悟した。
 

「お恥ずかしい話、命乞いのようで惨めだが、僕の話を聞いてほしい」


 彼は俯いてそう切り出した。
 ラッキーは特段聞きたそうではなかったのだが、リモンが
「聞いてやる。話せ」
 と言ってしまったため、クロードは一言感謝を述べて口を開いた。

「悪いことをしたという自覚はある。責任も感じているし、罪の重さに耐えかねて潰れそうになるときもある。つまり……あぁ、僕は悪事を悪事と理解し、してはいけないと考えていながらなお、そうしなければならなかった」

 そうしてクロードが語ったのは【百鬼夜行】というギルドの起こりだった。

「建築というのは体力仕事です。そこそこコミュニケーションを取れる人で、体を動かせるのなら雇えます。この【百鬼夜行】というギルドはいわば最後の砦。どこにも馴染めないはぐれものたちが、最後の最後に賃金を求めて駆け込んでくる組織です」

 元よりカレドゥシャで暮らすもの、建築や建築に興味がある者。仕事を求めカレドゥシャに流れ着いた者。吹き溜まりへと誘われ道を外れたが、それでも己を律し立ち直ろうとする者。普通でいられないが、普通であろうと努力する者。
 働く意欲さえあれば【百鬼夜行】は受け入れた。

「人手不足というのもあった。一方で本当にマズい人間は雇えないというのもあった。だから先代『餓者髑髏』……つまり僕の前のギルドマスターは、定員を百と区切りをつけ、それなりに信用できる者たちを雇い入れ、素性を知られぬように仮面を与えました」

 働きたくても働く場がない。
 冒険者の資格を持ってなお、よほど飛び抜け才能でもない限り、素行の悪い者のギルド加入は難しい。
 建築ギルド【百鬼夜行】は、そこへと救いの手を差し伸べる善意のギルドなのだと、遠回しにクロードに語る。

「先代も魔法使いだった。このギルドは『清く賢く正しいもの』により創られたのです」
「なら何故、同じ立場となったお前が不正をする」
「時代の変化、でしょうか」
「時代のせいにするのか?」
「……」

 クロードは顔を上げてリモンの顔を見据えた。
 なぜ彼が自分の話を聞いてくれるのか、そうしてくれる余裕があるのか。
 リモン・カーディライトは優しい男なのだと、彼は勝手に納得せざるをえなかった。

「仕事が減った。何故か。平和になったからだ。街に魔物が来ることはない。戦争などとうに終わった。工事は、建設は段々と減り、それに伴って経営が怪しくなってきました。でもそれでも、この組織はかつて『おばけギルド』と呼ばれた頃と同じように、100人で続けなければと思ったのです。先代の意志を継いだのは僕で、僕も彼らを救いたかった」
「それで不正に手を染めた?」

 ラッキーが顎に手を当てつつ口を挟み、クロードが小さく頷く。

「彼らはここでなければまともな職につけない。あなたがたも目にしたのではありませんか。口が悪い、態度が悪い。本人が改心していても、顔を見られれば過去の罪により責められるような者もいる」

 リモンとオリヴィアには思い当たる節しかなかった。

「ここから離れてしまったら、彼らは本当に最悪の手段を使ってお金を得なければならなくなるかもしれない。それがとても、苦しかった」
「お前は部下──否、ギルドであるから『家族』か。『家族』を守るために悪事に手を染めた、と言いたいのか」

 クロードは頷こうとしたが、思い留まるように、或いは何か振り払うようにその首を横に振った。

「それしか思い浮かばなかった。彼らには僕が指示するだけで済みます。つまり僕が悪事をしていたと責任を負うだけでいい。他の皆は罪を背負わなくてよくなる」
「それは嘘だろう」
「──そうですね、違いますよね。『それが一番手っ取り早いと分かってしまった』からだ。結局それは皆を危険に晒すことで。僕は……魔法使いなのに………先生からの教えも何も……あぁ…………」

 クロードは大きく息を吸い、ゆっくりと吐く。
 するとまた静かで冷静な、元の彼に戻った。

「【ドラゴンスレイヤーズ】が来るなんて思わなかった。僕は殺されるのでしょうね」

 どうにかできる。
 彼は自信を持っていた。
 彼は魔法使いで、ギルドの頭としての歴も長い。普通の相手ならばその威圧的にも見える態度とガラの悪い構成員たちの圧でもって、どうにか話し合いに持ち込み、ことを丸め込もうとしていただろう。
 そのために密室にした。多人数を控えさせなかった。

 そんな慢心が彼を窮地に立たされる。天秤は大いにラッキー側へと傾いている。

「殺しはしません」

 話の手綱はラッキーの手の中。
 虎の威を借りまくったうえで、彼女は凄みを増していく。

 黙するクロード。
 営業スマイルを取り戻したラッキー。
 たった今、ふたりの関係は対等ではない。

「告発もしません」
「………?」
「でもその代わり、脅迫し続けます。今後は正攻法でお金を稼ぐことを約束してください。そして……その監視も兼ねて。とあるギルドと協定を結んでもらいます」




   *


 

 印鑑が書面に2つ並んで押される。
 そこにはサインもある。
 ラッキー・クローバー。
 そして、クロード・ガシャ。

「……ハァ」

 クロードは仮面のまま俯き、してやられたという心境をありありと表向きにしていた。

「いやあなたが悪いことしたからでしょ」

 事情を知ってもなおオリヴィアは辛辣である。しかし正論でもあり、誰も何も言い返せなかった。
 彼女もクロードと同じ魔法使い。思うところがあってオリヴィアはむしゃくしゃしている風である。

「…………」
「魔法使いのくせに」
「……………」
「悪いことをしたからこうなるの。わかる?」
「猛省していますし二度とこのようなこともしません、魔物の始末もつけます。ケジメはつけます。つけますが……」
「が、じゃないわよみっともない、ハイわかりましたって言えばいいじゃない」

 リモンがヒートアップしそうなオリヴィアを押さえた。物理的に。

「【ラッキーウィスカー】、このギルドは?」
「そりゃあこの前できたばかりの即席ギルドなので、知らないのも無理ないです」
「協定を結んだ以上、僕らがあなた方を守るし、あなた方も僕らを守ることになってしまった、そういう認識でよろしいのですかね……」
「はい、ギルド間協定は非公認でも有効ですからね」

 ──冒険者ギルド間における連携協定。

 通称ギルド間協定と呼ばれるこれは、相互扶助団体であるギルドが更に「互いを助け合う」ことを目的に発行される、法的拘束力を持った決まり事である。
 教会協会により公認されたギルド同士はもちろん、当事者の一方、あるいは両方が構成員3名以上の非公認ギルドであっても成立するという、随分緩い協定。

 具体的には大規模な依頼の共同での対処、及び財政面での融通の効かせ合いが主な内容となっている。依頼斡旋円滑化と小規模ギルドの運営促進のために協会が用意した、いわば救済措置である。

「この協定、僕ら【百鬼夜行】に一切の得がない。あなた方は駆け出し、しかもついこの間できたばかりの、信用もない非公認ギルド。いいや、『元』とはいえのふたりの力を借りることができるのは有り難いには有り難いですが……」

 ラッキーはクロードがきちんと冒険者印を捺印したのを確認し、書類を手早く取り上げた。

「あなた方は我々という教会と懇意なギルドの後ろ盾を得た上、仕事と予算にまで手を出そうと……そちらのリターンが、絶大すぎる…………」

 クロードの声は小さくなる。
 静かに語る男ではあったが、さらに静かになった。

「安心してください。『今すぐカネを用意しろ!』なんて、さっきの話を聞いたなら言えませんよ。まぁそちらが本気で改心したのならの話ですが」
「………僕も魔法使いだ。きっぱり手を引く。これからは別の方法で収益を上げていく」
「アパートの経営とか」
「急に何を」
「いえね。建築ギルドですし、そういう家賃収入を得られる事業とかいいのかな、と思った次第」
「え、ええ。考えてみます」
「何にせよ」

 ポンポンと丸めた書類を手で叩き、ラッキー・クローバーは笑った。心から笑っていた。

「これからはどんな仕事にも私達の監視が付くと考えてください。次にやらかしたら法皇に代わっておしおきしますからね」
「重々承知いたしました。これでいい……きっと……」

 ──それから全く間を置かず。 

「あぁそれなら」

 クロードは思いついたように声を上げた。

「早速、共同でお仕事をしませんか」
「うわ、いきなりですか図々しい」
「僕個人からの依頼だと思ってもらって結構ですから」

 彼はそう言って、執務机の引き出しから1枚の絵が描かれた紙を取り出した。一見すると手配書に見える。
 ……どうやら彼も【ラッキーウィスカー】を可能な限り利用しようという魂胆らしい。

「これを探してほしい。そうすれば、互いが互いを信用できるようになる」
「これは──ナイフ?」

 オリヴィアは差し出された紙を覗き込み、その絵の中に描かれた美しい装飾の刃物を見つめる。
 普段からナイフを振り回して戦ってきた彼女には、絵の中の刃物はかなり魅力的な得物に見える。

「僕の魔導具まどうぐです」
「魔導具持ってるんだ。へぇ~、悪いことしてたわりに『格』はあるのね」
「それがつい先日盗まれてしまいまして。在り処を見つけ出すだけでもいい、とにかく情報がほしい」
「まさかこれ、盗品じゃないよね」
「これは先代のものでね。亡くなったとき僕が引き継いだのです」
「ふーん……」
「この際見つけてくれとまでは言いません。情報提供だけでも、お願いします」
「もしかして魔導具だってこと抜きにしても、相当大事な品物?」
「ええ。かなり」

 オリヴィアは髑髏の面を睨む。
 髑髏の面はそれなりに精巧な造りをしており、じっと見ていると少し不気味だった。

「──ここだけの話。盗んだ者は【百鬼夜行】内部に居るはずなんです」
「え、じゃあ自分で探しなよ」
「出来たらそうしているところだよ」

 クロードは面を少しずらし、先程の傷を見せた。

「実はかなり痛むんだ」
「暗に『治せ』って言ってる?」
「正体を確認する意味も兼ねて」
「む……」

 オリヴィアは一応の警戒をしつつクロードへと近づくと、そっと手をかざす。
 地下にあるはずの【百鬼夜行】のギルドハウスに、頬を優しく撫でる程度の風が吹いた……気がした。

「『そこそこの治癒プチヒール』」

 淡い、優しい光が見えた気もする。
 だがクロードの傷に変化はない。

「その傷は治せない。『呪い』でしょ、しかも自分でかけてる強力な」
「……本物なのですね。流石『天より使わされし癒し手エンジェリック・ヒーラー』、痛みが少し治まった」
「言ったじゃないの、本物ですって」
「ふむ」

 彼は傷跡を再度仮面で隠す。
 ついでにオリヴィアはフードを深く被った。

「……ともかく。僕はかなり多忙で──」

 それからクロードはいくつか、自分で犯人を探せない理由を並び立てる。

 本人は様々な事業の運営にあたるため忙殺される毎日であり、盗んだ犯人を探す暇がないこと。
 内部の者である可能性もある以上、協力者も募れないこと。
 かと言って見過ごせない事態であることと、【ラッキーウィスカー】の面々にとっても信用を勝ち得るチャンスとなるため悪い話ではないことも、やや遠回しに彼の口から説明された。

「この話をした時点で、僕もあなた方に一定以上の信頼を置いている訳ですし。勿論報酬は──これから手にするで支払いますから」
「ねえ今の聞いてた、ラッキーさん」

 オリヴィアが目をやった先、ラッキーは飄々とした態度で協定の書類を不備がないか確認している。職業病に近い。

「ラッキーさん」
「どうしました」
「これでいいの?」
「といいますと」
「このギルドとクロードって人のこと許すの?」
「許す勇気!」

 予期しないラッキーの大声にオリヴィアが一瞬固まった。

「過ちを認めたのなら許してあげる勇気を持つ。それって正義でしょ。ね、盾騎士様」
「んー、そうかもしれん。いやそうだな、うん。そうだ。許す勇気!」
「許す勇気!」
「許す勇気……」

 これはまずい、オリヴィアはそう思った。
 このままでは自分とリモンがラッキーの駒として様々な問題に首を突っ込まされたことも、流れで許さなければならなくなってしまうからだ。
 そうならないよう、空気など無視して話題をそこへ移す。

「それはそれとして。よくもわたしたちを良いように使ってくれて」
「うふふ、すみません」
「どこまで計算してたの」
「いえいえ。何も」
「ならどうしてこんなにも上手くいくの」
「さあ。でも私、運が良いので。行き当たりばったりでどうにかなっちゃうんですよ~」
「………嘘ばっかり」

 リモンも思う。
 ──これでいいのか、と。
 だが事態は間違いなく好転、即ち公共の利益に直結するような進展をしている。それは間違いなく良いことである。
 個人は全体の奉仕者たるべきと考えるリモンは、今の状況で口を挟もうとは思わなかった。

「ともかく」

 書類を丸めつつラッキーが笑う。
 どこか悪戯っぽい、心からの笑み。

「協定は成立。これからよろしくお願いしますねクロードさん。【百鬼夜行】のみなさんも。力を合わせて難題を乗り越えていきましょう」



 このようにし雑なギルド間協定が「行き当たりばったり」で成立することとなる。
 協定が成立した当初こそ、
「あの老舗ギルド【百鬼夜行】が非公認ギルドと協定を組んだらしい」
 とほんのちょっとした話題になるのだが。

 ──彼らがある一件で一躍その名を馳せることとなるのは、もう少し先の話。






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