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21話
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「それは楽しみだな!」
楽しそうに笑う南野さんを横目に俺はやるせない気持ちになっていた。
あのキャラのどこに人気になる要素があるっていうんだ……
そして俺は今後もあのキャラを描かないといけないのか……
それから一週間後、放課後になって、
「剛、今から劇団に来い」
とすっかり王子キャラが抜け、不良キャラ単体になった美琴に誘われた。
やはり混じっているよりも単体の方が良いな。カッコいいぞ美琴。
「急にどうしたんだ?」
連絡が急な理由はキャラが影響しているとして、俺は劇団に呼ばれるほどの事を何かやったか?
もしかしてあのキャラを作ったことの説教か?
「新人がな。どうせ今日は仕事が無くて暇だろ?」
いつもの美琴なら説明してくれるのだが、不良キャラになってしまったせいで説明が無かった。
「それはそうだが」
「じゃあ行くぞ」
俺の返答も聞かず、強引に俺の腕を引っ張って連行しようとしてきた。
「まあ良いか」
別に断る理由も無いし、強引な美琴を近くで見られてそれはそれで良いからな。
「作家!連れて来たぞ!」
俺が連れてこられたのは劇団の練習場所、ではなくその隣にある師匠の家である。
「ここまでずっと俺の腕を掴んでいる必要は無かっただろ……」
不良キャラになっても美琴の見た目が良い事は変わらない。そのせいで周囲の視線が痛かった。
普通に仲良くしているならともかくずっと腕を掴まれていたからな。恐らくカップルだと思われたんだろうな。
「んあ?ああお前らか。ちょっと待て」
インターホンから聞こえてきた声は完全に寝起きだった。
「何やってるんだよこの人は」
「劇団の練習が始まるのが大体この時間からだからな。それに合わせているんだろうよ」
「そうだったか?」
俺の記憶では劇団の練習は3時から始まっていたはずなんだが。
「俺の学校の時間に合わせたんだとよ」
「なるほどな」
流石劇団ロマンスの花形。完全なVIP待遇だ。
「まあ実際の所は団員の半分くらいが3時に起きることができないせいだろうがな」
「それは色々と終わってないか?他の生活もあるだろうが」
「ここ数年で収益が安定したお陰で劇団以外で働かなくても生きていけるようになったんだよ」
「そうなのか」
確かに劇団に来る客が増えたなとは思ったが全員の生活を賄えるほどに成長していたのか。
皆劇団とは別にバイトしたり、普通に企業に勤めていたりと大変そうだったからな。好きなことに専念できるようになって本当に良かった。
それから他愛のない会話をしてから10分、
「待たせたな。行くぞ」
家の扉が開き、出てきた師匠はヨレヨレの白Tにジーパンというなんともだらしない格好だった。
「人を待たせといて出てくる恰好じゃないでしょそれは」
服装もそうだが、寝ぐせも立ちっぱなしだ。化粧も何もしていないなら直す時間位あっただろ。
「まあ良いじゃねえか、眠かったんだよ。それに、こんなんでも俺様は美人だから良いだろ?」
「はあ……」
余りにも自堕落で、見た目に一切気を遣わない俺の師匠。京崎麗奈という女性は、寝ぐせがついていようと、服がどれだけ汚くとも、それでも美しいと言えてしまうほどに美人である。
それ自体は別に構わないのだが、当の本人がそれを自覚した上で悪用している所だけはやめてほしい。
「じゃあ行くぞ!」
そんな師匠に連れられ、劇団の練習場に向かった。
「やあ諸君!俺様の登場だ!」
師匠は練習場の扉を開くと同時に劇団員に向けてやたら威勢の良い挨拶をしていた。
「うっす!」
「こんにちは!」
「こんちゃー」
劇団員は慣れているらしく、それに対し怒るでも呆れるでもなく、ただ軽く挨拶していた。
「もう少し早く来てくれよ……って剛じゃないか!」
「智弘さん、お久しぶりです」
師匠の遅刻を諫めようとしたタイミングで俺に気付いたのは劇団ロマンスの劇団長である相田智弘さんだ。
「まさか戻ってきてくれる気になったか!俺はとても嬉しいぞ!!!」
「いや、違いますって」
「そうなのか……」
俺が劇団に戻ってくるわけではないことを知り、露骨にがっかりする智弘さん。
別に美琴ほど優秀な役者じゃないのにありがたい話だ。
「劇団に戻る……?」
「っ!!!!」
俺は背後から聞こえたあり得ない声に驚き飛びのいた。
「そんなに驚かなくても良いじゃないですか、先生」
「どうして雨宮がここにいるんだ……」
その声の正体とは雨宮。今日は漫画の仕事は無いので今頃家に居るか友達と遊んでいるはずなんだが。
「俺が呼んだんだよ。こいつが呼べって五月蠅くてな」
どうやら美琴が師匠に頼まれて呼んだらしい。人の後輩に迷惑かけるなよ。
「弟子が話作り専門のアシスタントを採用したと聞いてな。話作りの師匠である俺様としては一度会ってみたいと思ったんだ」
「迷惑なら断っても良かったんだぞ。別に来なかったからって評価を落とすとかそんなわけが無いんだから」
「いえ!なみこ先生の師匠とあれば一度会ってお話したいと思っていたので!よろしくお願いします!雨宮沙希です」
「そうかそうか。俺は京崎麗奈だ。後でゆっくり話そうな」
「俺は相田智弘だ。よろしくな」
「はい!それで先生、先程の劇団に戻るとはどういうことですか?漫画家ですよね?」
「それはだな、俺が元々この劇団の役者だったからだよ」
「え!?そうだったんですか?」
流石の雨宮でも過去の俺を読み解くことは出来なかったらしく、素直に驚いていた。
「ああ、本当だ。それも一時的な手伝いとかではなく、正規の役者だぞ」
雨宮の疑問に対し、智弘さんが肯定した。
「でもどうしてですか?先生はどう考えても演劇をしたがるような方では無いですよね。ってことは……?」
と言いながら美琴をチラチラ見る。どうやら美琴が俺を誘ったのではと勘違いしているらしい。
「違うぞ。それは寧ろ逆で、弟子が美琴を連れて劇団にやってきたんだよ。この弟子は俺様の台本に大層惚れ込んだらしくてな。俺様の弟子にしてくださいって頼み込んで来たんだよ」
「あの時の剛は傑作だったな。まともに話せるか怪しいから付いてきてくれって言われた時は吹き出すかと思ったぞ」
「うるさいな」
「まあそうやって俺を連れて来たお陰で弟子になれたんだから運が良かったよな」
「それは感謝している」
「どういうことですか?」
話の流れを掴めていない雨宮が不審そうな顔をしている。
「俺が師匠の弟子になる代わりに、俺と美琴が当時この劇団に居なかった子役になるという契約をしたんだよ」
「不足していたんですか?」
「ああ。今でこそ劇団専用の練習場があり、所属している役者全員がこれだけで食べていける位の収益を上げているが、当時は場所も人も金も足りなかったんだよ」
「なるほど。それで先生が劇団員に」
「まあ剛も美琴も成長が早すぎて子役として活動できたのは2年くらいだけどな!」
「その節は本当に申し訳ないと思っています」
弟子入りしたのは俺たちが小学4年生の途中だったんだが、まさか中1の夏休み前に二人とも身長が170を超えるとは思っていなかった。
年齢的にはまだまだ子供でも、劇団の平均身長を超える人を子役と言い張るのは流石に無理があったのだ。
「まあお前らは役者として優秀だからな。子役じゃなくなってもありがたい存在だよ」
「智弘さん、しれっと俺が劇団に在籍している体で話さないでください」
「ちっ」
「その図体で舌打ちは止めてください。ただの恐怖映像です」
智弘さんの身長は男の中でも高めな俺を超える185㎝。そして肉体は日々のジム通いで鍛えられたマッチョのため威圧感がある。
そんな男に舌打ちをされると俺でも一瞬怯むくらいには迫力がある。
「すまんすまん。で、どうして剛はここに来たんだ?」
「どうして知らないんですか」
呼ばれた俺が知らないのはともかくとして、せめて団長は知っててほしい。
「剛君、もう来ていたんですね。わざわざ遠くまでありがとうございます」
団長に呆れ果てていると、奥から二人の女性がやってきた。
「いえいえ、問題ありませんよ。こんにちは。咲良さん。でそちらの方は……」
声を掛けてきた仕事が出来そうなクール系美人は相田咲良さん。劇団の運営に関する大体の事をやってくれている劇団ロマンスの副団長であり、智弘さんの妻である。
劇団の殆どを仕切っているので実質的な団長は咲良さんだというのが劇団員の専らの評価である。
なんてことはどうでも良くて、隣の女性は誰だろうか。見覚えが無い。
楽しそうに笑う南野さんを横目に俺はやるせない気持ちになっていた。
あのキャラのどこに人気になる要素があるっていうんだ……
そして俺は今後もあのキャラを描かないといけないのか……
それから一週間後、放課後になって、
「剛、今から劇団に来い」
とすっかり王子キャラが抜け、不良キャラ単体になった美琴に誘われた。
やはり混じっているよりも単体の方が良いな。カッコいいぞ美琴。
「急にどうしたんだ?」
連絡が急な理由はキャラが影響しているとして、俺は劇団に呼ばれるほどの事を何かやったか?
もしかしてあのキャラを作ったことの説教か?
「新人がな。どうせ今日は仕事が無くて暇だろ?」
いつもの美琴なら説明してくれるのだが、不良キャラになってしまったせいで説明が無かった。
「それはそうだが」
「じゃあ行くぞ」
俺の返答も聞かず、強引に俺の腕を引っ張って連行しようとしてきた。
「まあ良いか」
別に断る理由も無いし、強引な美琴を近くで見られてそれはそれで良いからな。
「作家!連れて来たぞ!」
俺が連れてこられたのは劇団の練習場所、ではなくその隣にある師匠の家である。
「ここまでずっと俺の腕を掴んでいる必要は無かっただろ……」
不良キャラになっても美琴の見た目が良い事は変わらない。そのせいで周囲の視線が痛かった。
普通に仲良くしているならともかくずっと腕を掴まれていたからな。恐らくカップルだと思われたんだろうな。
「んあ?ああお前らか。ちょっと待て」
インターホンから聞こえてきた声は完全に寝起きだった。
「何やってるんだよこの人は」
「劇団の練習が始まるのが大体この時間からだからな。それに合わせているんだろうよ」
「そうだったか?」
俺の記憶では劇団の練習は3時から始まっていたはずなんだが。
「俺の学校の時間に合わせたんだとよ」
「なるほどな」
流石劇団ロマンスの花形。完全なVIP待遇だ。
「まあ実際の所は団員の半分くらいが3時に起きることができないせいだろうがな」
「それは色々と終わってないか?他の生活もあるだろうが」
「ここ数年で収益が安定したお陰で劇団以外で働かなくても生きていけるようになったんだよ」
「そうなのか」
確かに劇団に来る客が増えたなとは思ったが全員の生活を賄えるほどに成長していたのか。
皆劇団とは別にバイトしたり、普通に企業に勤めていたりと大変そうだったからな。好きなことに専念できるようになって本当に良かった。
それから他愛のない会話をしてから10分、
「待たせたな。行くぞ」
家の扉が開き、出てきた師匠はヨレヨレの白Tにジーパンというなんともだらしない格好だった。
「人を待たせといて出てくる恰好じゃないでしょそれは」
服装もそうだが、寝ぐせも立ちっぱなしだ。化粧も何もしていないなら直す時間位あっただろ。
「まあ良いじゃねえか、眠かったんだよ。それに、こんなんでも俺様は美人だから良いだろ?」
「はあ……」
余りにも自堕落で、見た目に一切気を遣わない俺の師匠。京崎麗奈という女性は、寝ぐせがついていようと、服がどれだけ汚くとも、それでも美しいと言えてしまうほどに美人である。
それ自体は別に構わないのだが、当の本人がそれを自覚した上で悪用している所だけはやめてほしい。
「じゃあ行くぞ!」
そんな師匠に連れられ、劇団の練習場に向かった。
「やあ諸君!俺様の登場だ!」
師匠は練習場の扉を開くと同時に劇団員に向けてやたら威勢の良い挨拶をしていた。
「うっす!」
「こんにちは!」
「こんちゃー」
劇団員は慣れているらしく、それに対し怒るでも呆れるでもなく、ただ軽く挨拶していた。
「もう少し早く来てくれよ……って剛じゃないか!」
「智弘さん、お久しぶりです」
師匠の遅刻を諫めようとしたタイミングで俺に気付いたのは劇団ロマンスの劇団長である相田智弘さんだ。
「まさか戻ってきてくれる気になったか!俺はとても嬉しいぞ!!!」
「いや、違いますって」
「そうなのか……」
俺が劇団に戻ってくるわけではないことを知り、露骨にがっかりする智弘さん。
別に美琴ほど優秀な役者じゃないのにありがたい話だ。
「劇団に戻る……?」
「っ!!!!」
俺は背後から聞こえたあり得ない声に驚き飛びのいた。
「そんなに驚かなくても良いじゃないですか、先生」
「どうして雨宮がここにいるんだ……」
その声の正体とは雨宮。今日は漫画の仕事は無いので今頃家に居るか友達と遊んでいるはずなんだが。
「俺が呼んだんだよ。こいつが呼べって五月蠅くてな」
どうやら美琴が師匠に頼まれて呼んだらしい。人の後輩に迷惑かけるなよ。
「弟子が話作り専門のアシスタントを採用したと聞いてな。話作りの師匠である俺様としては一度会ってみたいと思ったんだ」
「迷惑なら断っても良かったんだぞ。別に来なかったからって評価を落とすとかそんなわけが無いんだから」
「いえ!なみこ先生の師匠とあれば一度会ってお話したいと思っていたので!よろしくお願いします!雨宮沙希です」
「そうかそうか。俺は京崎麗奈だ。後でゆっくり話そうな」
「俺は相田智弘だ。よろしくな」
「はい!それで先生、先程の劇団に戻るとはどういうことですか?漫画家ですよね?」
「それはだな、俺が元々この劇団の役者だったからだよ」
「え!?そうだったんですか?」
流石の雨宮でも過去の俺を読み解くことは出来なかったらしく、素直に驚いていた。
「ああ、本当だ。それも一時的な手伝いとかではなく、正規の役者だぞ」
雨宮の疑問に対し、智弘さんが肯定した。
「でもどうしてですか?先生はどう考えても演劇をしたがるような方では無いですよね。ってことは……?」
と言いながら美琴をチラチラ見る。どうやら美琴が俺を誘ったのではと勘違いしているらしい。
「違うぞ。それは寧ろ逆で、弟子が美琴を連れて劇団にやってきたんだよ。この弟子は俺様の台本に大層惚れ込んだらしくてな。俺様の弟子にしてくださいって頼み込んで来たんだよ」
「あの時の剛は傑作だったな。まともに話せるか怪しいから付いてきてくれって言われた時は吹き出すかと思ったぞ」
「うるさいな」
「まあそうやって俺を連れて来たお陰で弟子になれたんだから運が良かったよな」
「それは感謝している」
「どういうことですか?」
話の流れを掴めていない雨宮が不審そうな顔をしている。
「俺が師匠の弟子になる代わりに、俺と美琴が当時この劇団に居なかった子役になるという契約をしたんだよ」
「不足していたんですか?」
「ああ。今でこそ劇団専用の練習場があり、所属している役者全員がこれだけで食べていける位の収益を上げているが、当時は場所も人も金も足りなかったんだよ」
「なるほど。それで先生が劇団員に」
「まあ剛も美琴も成長が早すぎて子役として活動できたのは2年くらいだけどな!」
「その節は本当に申し訳ないと思っています」
弟子入りしたのは俺たちが小学4年生の途中だったんだが、まさか中1の夏休み前に二人とも身長が170を超えるとは思っていなかった。
年齢的にはまだまだ子供でも、劇団の平均身長を超える人を子役と言い張るのは流石に無理があったのだ。
「まあお前らは役者として優秀だからな。子役じゃなくなってもありがたい存在だよ」
「智弘さん、しれっと俺が劇団に在籍している体で話さないでください」
「ちっ」
「その図体で舌打ちは止めてください。ただの恐怖映像です」
智弘さんの身長は男の中でも高めな俺を超える185㎝。そして肉体は日々のジム通いで鍛えられたマッチョのため威圧感がある。
そんな男に舌打ちをされると俺でも一瞬怯むくらいには迫力がある。
「すまんすまん。で、どうして剛はここに来たんだ?」
「どうして知らないんですか」
呼ばれた俺が知らないのはともかくとして、せめて団長は知っててほしい。
「剛君、もう来ていたんですね。わざわざ遠くまでありがとうございます」
団長に呆れ果てていると、奥から二人の女性がやってきた。
「いえいえ、問題ありませんよ。こんにちは。咲良さん。でそちらの方は……」
声を掛けてきた仕事が出来そうなクール系美人は相田咲良さん。劇団の運営に関する大体の事をやってくれている劇団ロマンスの副団長であり、智弘さんの妻である。
劇団の殆どを仕切っているので実質的な団長は咲良さんだというのが劇団員の専らの評価である。
なんてことはどうでも良くて、隣の女性は誰だろうか。見覚えが無い。
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