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13話
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それからも絵を描く傍らで配信を続け、チャンネル登録者数が5万人、ツリッターのフォロワー数が1万人を超えた頃、
『初めまして、コラボしませんか?』
というお誘いがツリッターのDMに来たという通知がスマホに来ていた。
「誰だろうか……?」
実はコラボ依頼が来るのは初めての出来事である。
理由は次葉曰く一人での配信しかしていないことと、次葉と『メルヘンソード』以外の関わりが無いため、見る分には楽しいが接するにはハードルが高いと感じている人が多いことが原因だろうとのこと。
だからコラボ依頼が来るにしてもチャンネル登録者数が10万を超えて、大手OurTuberがコラボしたがるような数字に至ってから来ることになるだろう、という次葉の予想に反して、その半分のタイミングでやってきた。
確認のためDMの画面からその人のプロフィール画面に飛んだ。
「なるほど。名前はサキ、フォロワー数は7万人か。見た感じゲーム実況者だろうか?」
実態を確かめるためチャンネルに飛んだ。
チャンネル名は『サキちゃんねる』。かわいらしいアイコンとヘッダーで、登録者数は10万人か。思っていたよりも早い段階で凄い所から来たな。
「時間もあるし、アーカイブを見てみるか」
昨日の夜、最新の生放送のアーカイブが上がっていたので軽く見てみることにした。
「なるほど。そういう人間か」
「しかし、どうして私なんだ……?」
正直OurTubeには私よりも相性がいい人も、登録者数が多い相手もいくらでも居るだろうに。
一旦、『本当に私なのか?』とだけ書いて返信した。
すると、それから10秒と経たず『はい!』と返信が来た。
『別に私は構わないが、理由を聞かせていただきたい。そのため、一度通話をさせていただきたい』
私はそれに対してこう返した。すると、『じゃあ今日やりましょう!』と返ってきた。
というわけでその日の夜に早速通話を繋ぐことになった。
『はじめまして。サキって言います。優斗さんと話せるなんて光栄です!』
「ああ、ありがとう」
繋いだ瞬間、サキは元気よく挨拶してきた。
『私、最初の歌ってみたを聞いた瞬間から優斗さんの大ファンなんです!』
「そうなのか」
『あっ、ちゃんと絵も見てますよ!私は絵に詳しくないですけど、凄いなって思ってずっと見てます!』
それからサキは私のファンだと言い、様々な方向から褒めたたえてきた。
『それからそれから、』
「もう良い」
『まだ言い足りないんですけど!』
私が制止すると、不満そうな声で訴えかけてくる。
「気持ちは十分わかった。何が目的だ?」
しかし、これは止めなければならない。というのも、サキのこれまでの言葉の大半は本心ではないからだ。
『目的、ですか?』
私にバレているとは思っていないらしく、すっとぼけるサキ。
「私に何かしてほしいことがあるからあんなにわざとらしく褒めたたえてきたのだろう?」
『いや、そんなことは……』
「別に構わない。犯罪に関わっていない限り、コラボに応じることを約束する。その代わり本心を話してくれ。証拠として録音してもらっても構わない」
『だから……』
「私は、何がどうであっても人を貶す行為はしない。だから、ここで何を言おうとも、配信上に出すことはしない」
サキの事を疑っているのではなく、本心を知ったうえで気持ちよくコラボがしたいだけなのだ。
『言いましたね。もしばらしたらセクハラされたって言って炎上させますからね』
「ああ、問題ない。甘んじて受け入れよう」
かなり重めのリスクだが、言わないのだから問題は無い。
『今は私の方が登録者数もフォロワーも多いですが、今の伸びと才能を見る感じ今後絶対伸びていくことが確定的だから、まだ私が優位を取れる段階でコラボをすることで楽に注目を浴びたかったんですよ』
サキは先ほどまでと変わらず元気な声で、真っ黒な発言をしてのけた。
『初めまして、コラボしませんか?』
というお誘いがツリッターのDMに来たという通知がスマホに来ていた。
「誰だろうか……?」
実はコラボ依頼が来るのは初めての出来事である。
理由は次葉曰く一人での配信しかしていないことと、次葉と『メルヘンソード』以外の関わりが無いため、見る分には楽しいが接するにはハードルが高いと感じている人が多いことが原因だろうとのこと。
だからコラボ依頼が来るにしてもチャンネル登録者数が10万を超えて、大手OurTuberがコラボしたがるような数字に至ってから来ることになるだろう、という次葉の予想に反して、その半分のタイミングでやってきた。
確認のためDMの画面からその人のプロフィール画面に飛んだ。
「なるほど。名前はサキ、フォロワー数は7万人か。見た感じゲーム実況者だろうか?」
実態を確かめるためチャンネルに飛んだ。
チャンネル名は『サキちゃんねる』。かわいらしいアイコンとヘッダーで、登録者数は10万人か。思っていたよりも早い段階で凄い所から来たな。
「時間もあるし、アーカイブを見てみるか」
昨日の夜、最新の生放送のアーカイブが上がっていたので軽く見てみることにした。
「なるほど。そういう人間か」
「しかし、どうして私なんだ……?」
正直OurTubeには私よりも相性がいい人も、登録者数が多い相手もいくらでも居るだろうに。
一旦、『本当に私なのか?』とだけ書いて返信した。
すると、それから10秒と経たず『はい!』と返信が来た。
『別に私は構わないが、理由を聞かせていただきたい。そのため、一度通話をさせていただきたい』
私はそれに対してこう返した。すると、『じゃあ今日やりましょう!』と返ってきた。
というわけでその日の夜に早速通話を繋ぐことになった。
『はじめまして。サキって言います。優斗さんと話せるなんて光栄です!』
「ああ、ありがとう」
繋いだ瞬間、サキは元気よく挨拶してきた。
『私、最初の歌ってみたを聞いた瞬間から優斗さんの大ファンなんです!』
「そうなのか」
『あっ、ちゃんと絵も見てますよ!私は絵に詳しくないですけど、凄いなって思ってずっと見てます!』
それからサキは私のファンだと言い、様々な方向から褒めたたえてきた。
『それからそれから、』
「もう良い」
『まだ言い足りないんですけど!』
私が制止すると、不満そうな声で訴えかけてくる。
「気持ちは十分わかった。何が目的だ?」
しかし、これは止めなければならない。というのも、サキのこれまでの言葉の大半は本心ではないからだ。
『目的、ですか?』
私にバレているとは思っていないらしく、すっとぼけるサキ。
「私に何かしてほしいことがあるからあんなにわざとらしく褒めたたえてきたのだろう?」
『いや、そんなことは……』
「別に構わない。犯罪に関わっていない限り、コラボに応じることを約束する。その代わり本心を話してくれ。証拠として録音してもらっても構わない」
『だから……』
「私は、何がどうであっても人を貶す行為はしない。だから、ここで何を言おうとも、配信上に出すことはしない」
サキの事を疑っているのではなく、本心を知ったうえで気持ちよくコラボがしたいだけなのだ。
『言いましたね。もしばらしたらセクハラされたって言って炎上させますからね』
「ああ、問題ない。甘んじて受け入れよう」
かなり重めのリスクだが、言わないのだから問題は無い。
『今は私の方が登録者数もフォロワーも多いですが、今の伸びと才能を見る感じ今後絶対伸びていくことが確定的だから、まだ私が優位を取れる段階でコラボをすることで楽に注目を浴びたかったんですよ』
サキは先ほどまでと変わらず元気な声で、真っ黒な発言をしてのけた。
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