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70話
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「っ!!」
カーターはダガー使いの男だったらしく、リーダーと思われる巨大な斧を持った異世界人がこちらにやってきた。
『私は10大ギルドの一つ、【覇王】の長ベルナルド・デゼルだ。貴重な資源であるダンジョンを破壊しようとする異世界人を正義の名の下に滅する』
どうやらこの男が異世界人を私利私欲のために排除している異世界人の内の一人らしい。ギルドメンバーに向けて自国の言葉で正義の名乗りを上げた後、襲い掛かってきた。
「早い!!!」
しっかり足の速さを向上させるスキルを獲得しているらしく、見た目と武器にそぐわない超スピードで襲い掛かってきた。
「は!?」
間一髪で避けた斧は地面に突き刺さり、周囲5m程度を軽く陥没させた。俺はその余波で軽く吹き飛ばされた。
こんなの直で食らったら即死だろ……
『まだ終わってないのかい。自信満々に私のギルドが先陣を切って全て全滅させるって言っていたのに』
『デゼルはかなり強いが、後進を育成したり作戦を指示したりする能力には欠けているからな。大方部下に全てを任せて今辿り着いたとかそういうことだろう』
『なんだ、今回の異世界人はデゼルと互角に戦える強敵かなって思ったんだけど。残念』
『何もしてない癖に文句を言うな!!』
ベルナルドとその部下の参戦によって状況は既に絶望的なレベルにまで陥っていたのだが、追加で3人の異世界人とその部下がやってきてしまっていた。
しかも口ぶり的に彼らはデゼルの部下ではなく、別の10大ギルドのギルドマスターだろう。
「どうすりゃ良いんだよこんなの……」
残っているのはたった3人なのに、相手は100人を超えており、その内の4人は異世界出身で10大ギルドのギルドマスターときた。
もはや絶望どころの騒ぎではない。
『とりあえずデゼルが負けることは無いだろうから様子でも見ておこうか』
一応追加でやってきた3ギルドは参戦しないようだが、戦況が怪しくなったら確実に参戦してくるだろう。
『じゃあ、続きといこうか!!』
そんな俺の絶望などお構いなしに襲い掛かってくるデゼル。
「っ!!」
目にもとまらぬスピードで即死の攻撃を放ってくるデゼル。攻撃の際に一瞬その場に立ち止まる癖があるお陰でぎりぎり回避できているが、それで避けられている事が分かれば終わりだ。
「っ!」
全力でデゼルの攻撃を避け続けていたが、気付いたら背後には巨大な木が。無理やり折れば後方に跳ぶことも可能だが、速度が木に吸われて絶対に間に合わない。
『これで終わりだな!』
それを悟ったデゼルが勝ち誇りながら斧を振り下ろしてくる。
「おい、そこの大男。私のギルドの敷地で妹の大切な男に何をしている」
斧の攻撃を食らい俺の体は真っ二つに……なることはなく、斧は横からの魔法攻撃によって遠くに弾かれていた。
『お前は……ウヅキレナか?』
「お前の言う通り私は卯月麗奈、卯月杏奈という地球で最も素晴らしい妹の姉だ」
俺の事を助けてくれたのは杏奈さんの姉、麗奈さんだった。今回の麗奈さんは剣ではなく杖を持っていた。
『邪魔をするな!私たちは正義の為に動いている!』
「確か異世界人はダンジョンを破壊するから排除するべきだったか?根拠なんて一切ないのによく言ったものだ」
『貴様、ドイツ語を使えるだろうが!ドイツ語で話せ!』
麗奈さんはデゼルの言葉が通じているような解答をしているので何故だろうと思っていたが、この人はどうやらドイツ語が話せるらしい。本当に何でも出来る人なんだな。
「何故私がお前の言語に合わせなければならない。10大ギルドのギルドマスターを自称するなら日本語か英語は覚えろ」
しかし杏奈麗奈さんはそんなドイツ語で話すことはなく、日本語でデゼルを煽っていた。
『どうやらドイツ語で話す気はないようだな。まあいい、正義を執行する人間の敵は全て悪だ。真面目に話す必要もない』
「ほう」
『貴様は確かに強いが、こんな至近距離で杖を使用するなど愚の骨頂。遠距離で攻撃していれば良かったと後悔しながら死ぬことだな!!』
デゼルは勝ち誇った表情で麗奈さんに斧を振り下ろした。
「私が今装備しているのは杖だから近距離は苦手、か。そんなわけないだろう」
『うっ!!!』
麗奈さんは目にも止まらぬスピードで魔法を展開し、振り下ろしている最中の斧にバレーボールぐらいの大きさの氷の弾を当てて狙いを逸れさせた。
「ほら、食らえ」
麗奈さんは少し距離を取った後、今度は斧が真横に流されたことで体制を崩したデゼルに氷の弾を延々とぶつけ続けていた。
『貴様が魔法でも近接戦闘が出来る事は認めよう。だが、何よりも威力が足りない。私は防御力が高い【戦士】だからな!!!』
しかしデゼルはお構いなしに立ち上がり、真っすぐ麗奈さんに対して攻撃を仕掛けた。
「単細胞だな。考えることを覚えろ」
麗奈さんは斧に対して再び氷の弾を当ててデゼルの体勢を崩した。そして再び距離を取って氷の弾をデゼルにぶつけていた。
そんな攻防が3回程続いた後、
『何度も何度も俺に一切効かない下級の氷魔法を使いやがって。舐めているのか貴様!私は10大ギルドの長だぞ!!!本気で攻撃をしてこい!!!』
有効打となりそうな攻撃を一切してこない麗奈さんに対してデゼルがキレた。
「私も中級、上級の氷魔法が使いたくて何度も発動しようとはしているのだが中々発動してくれないのだから仕方ないだろう。やはり魔法というのは難しい」
カーターはダガー使いの男だったらしく、リーダーと思われる巨大な斧を持った異世界人がこちらにやってきた。
『私は10大ギルドの一つ、【覇王】の長ベルナルド・デゼルだ。貴重な資源であるダンジョンを破壊しようとする異世界人を正義の名の下に滅する』
どうやらこの男が異世界人を私利私欲のために排除している異世界人の内の一人らしい。ギルドメンバーに向けて自国の言葉で正義の名乗りを上げた後、襲い掛かってきた。
「早い!!!」
しっかり足の速さを向上させるスキルを獲得しているらしく、見た目と武器にそぐわない超スピードで襲い掛かってきた。
「は!?」
間一髪で避けた斧は地面に突き刺さり、周囲5m程度を軽く陥没させた。俺はその余波で軽く吹き飛ばされた。
こんなの直で食らったら即死だろ……
『まだ終わってないのかい。自信満々に私のギルドが先陣を切って全て全滅させるって言っていたのに』
『デゼルはかなり強いが、後進を育成したり作戦を指示したりする能力には欠けているからな。大方部下に全てを任せて今辿り着いたとかそういうことだろう』
『なんだ、今回の異世界人はデゼルと互角に戦える強敵かなって思ったんだけど。残念』
『何もしてない癖に文句を言うな!!』
ベルナルドとその部下の参戦によって状況は既に絶望的なレベルにまで陥っていたのだが、追加で3人の異世界人とその部下がやってきてしまっていた。
しかも口ぶり的に彼らはデゼルの部下ではなく、別の10大ギルドのギルドマスターだろう。
「どうすりゃ良いんだよこんなの……」
残っているのはたった3人なのに、相手は100人を超えており、その内の4人は異世界出身で10大ギルドのギルドマスターときた。
もはや絶望どころの騒ぎではない。
『とりあえずデゼルが負けることは無いだろうから様子でも見ておこうか』
一応追加でやってきた3ギルドは参戦しないようだが、戦況が怪しくなったら確実に参戦してくるだろう。
『じゃあ、続きといこうか!!』
そんな俺の絶望などお構いなしに襲い掛かってくるデゼル。
「っ!!」
目にもとまらぬスピードで即死の攻撃を放ってくるデゼル。攻撃の際に一瞬その場に立ち止まる癖があるお陰でぎりぎり回避できているが、それで避けられている事が分かれば終わりだ。
「っ!」
全力でデゼルの攻撃を避け続けていたが、気付いたら背後には巨大な木が。無理やり折れば後方に跳ぶことも可能だが、速度が木に吸われて絶対に間に合わない。
『これで終わりだな!』
それを悟ったデゼルが勝ち誇りながら斧を振り下ろしてくる。
「おい、そこの大男。私のギルドの敷地で妹の大切な男に何をしている」
斧の攻撃を食らい俺の体は真っ二つに……なることはなく、斧は横からの魔法攻撃によって遠くに弾かれていた。
『お前は……ウヅキレナか?』
「お前の言う通り私は卯月麗奈、卯月杏奈という地球で最も素晴らしい妹の姉だ」
俺の事を助けてくれたのは杏奈さんの姉、麗奈さんだった。今回の麗奈さんは剣ではなく杖を持っていた。
『邪魔をするな!私たちは正義の為に動いている!』
「確か異世界人はダンジョンを破壊するから排除するべきだったか?根拠なんて一切ないのによく言ったものだ」
『貴様、ドイツ語を使えるだろうが!ドイツ語で話せ!』
麗奈さんはデゼルの言葉が通じているような解答をしているので何故だろうと思っていたが、この人はどうやらドイツ語が話せるらしい。本当に何でも出来る人なんだな。
「何故私がお前の言語に合わせなければならない。10大ギルドのギルドマスターを自称するなら日本語か英語は覚えろ」
しかし杏奈麗奈さんはそんなドイツ語で話すことはなく、日本語でデゼルを煽っていた。
『どうやらドイツ語で話す気はないようだな。まあいい、正義を執行する人間の敵は全て悪だ。真面目に話す必要もない』
「ほう」
『貴様は確かに強いが、こんな至近距離で杖を使用するなど愚の骨頂。遠距離で攻撃していれば良かったと後悔しながら死ぬことだな!!』
デゼルは勝ち誇った表情で麗奈さんに斧を振り下ろした。
「私が今装備しているのは杖だから近距離は苦手、か。そんなわけないだろう」
『うっ!!!』
麗奈さんは目にも止まらぬスピードで魔法を展開し、振り下ろしている最中の斧にバレーボールぐらいの大きさの氷の弾を当てて狙いを逸れさせた。
「ほら、食らえ」
麗奈さんは少し距離を取った後、今度は斧が真横に流されたことで体制を崩したデゼルに氷の弾を延々とぶつけ続けていた。
『貴様が魔法でも近接戦闘が出来る事は認めよう。だが、何よりも威力が足りない。私は防御力が高い【戦士】だからな!!!』
しかしデゼルはお構いなしに立ち上がり、真っすぐ麗奈さんに対して攻撃を仕掛けた。
「単細胞だな。考えることを覚えろ」
麗奈さんは斧に対して再び氷の弾を当ててデゼルの体勢を崩した。そして再び距離を取って氷の弾をデゼルにぶつけていた。
そんな攻防が3回程続いた後、
『何度も何度も俺に一切効かない下級の氷魔法を使いやがって。舐めているのか貴様!私は10大ギルドの長だぞ!!!本気で攻撃をしてこい!!!』
有効打となりそうな攻撃を一切してこない麗奈さんに対してデゼルがキレた。
「私も中級、上級の氷魔法が使いたくて何度も発動しようとはしているのだが中々発動してくれないのだから仕方ないだろう。やはり魔法というのは難しい」
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