27 / 85
第一章 異世界召喚と旅立ち
027 鼻歌とメールチェック
しおりを挟む
走りはじめてしばらくは、何故か冒険の書がインターネットに繋がることや、夜営中に見ていたビックリ人間の動画について話したりしながらも、足を止めずにどんどんと突き進んでいった。
インターネットや電話回線には他の召喚者の携帯では繋がらなかったらしく、ネットに繋がるということに田仲君は最初はとても驚いていた。
田仲君の冒険の書でも問題なくネットに繋がることを確認したあと、俺の背中で動画サイトの音楽動画を適当に再生してもらっている。いわゆるドライビングミュージックというやつだ。
そして走り始めて数時間経った今現在、俺は何故か彼のお気に入りのアイドルの歌をヘビーローテーションで聞かされている。
「ふふ~んふ~ふんふ~~ん♪」
しかも幼女の鼻歌つきである。
今の田仲君は声まで幼女なので聞こえてくる鼻歌はとても可愛い。
しかも田仲君はカラオケが超上手いので聞こえてくる音楽のクオリティーには文句ないのだ……だが、クオリティーが問題ではないのだ。
とりあえず、このアイドルヘビーローテーションから脱出しよう。
「田仲君、そろそろ違う曲にしてくれない? その曲も良いんだけど俺はアイドルよくわからないからさ」
「あぁ、すいませんループしてましたね。今ちょっとメールチェックをしてたんで気付きませんでした」
お? メールは返信しても反応がないんじゃなかったっけ?
「こちらからのメールには誰も反応してくれないんですけど、僕の受信BOXに十通以上きている部長のお怒りのメールを読んでました」
先輩も一緒にいるのか~って聞いてきてますね~と言いながらも、田仲君は音楽に合わせて頭を楽しそうに揺らしている。
そんな恐ろしいメールを読みながら鼻歌を歌っていたのかコイツは……どうせ返事は返せないのだから俺は見ないことにしよう、はぁ……帰ったら無職かな。
「っていうか、これって元の世界と異世界は同じ時間が過ぎているってことですよね……元の僕たちの体ってどうなってるんでしょうね? もう今日で三日目だから、飲まず食わずだとそろそろですかね?」
そろそろってなんだよ、怖いよ! そんな恐ろしいことを考えながら鼻歌を歌っていたのかコイツは……どうせ考えてもしょうがないのだから俺は考えないことにしよう、はぁ……帰ったらゾンビかな。
そんな感じで走り続ける、音楽があるおかげなのか、王都からの駅馬車が同じ道を使っている確認ができたおかげなのか……昨日よりはなんだか精神的には気楽な感じだ。
「あ! あれ、駅馬車の奴らじゃないですか? あの赤い馬車!」
田仲君が指さす先には3台の赤茶色の馬車が止まっていた。
馬に水や餌を与えているので休憩時間なのだろう。
「お~追いついたね。馬車の周りでウロウロしてるのはお客さんかな? 田仲君、あの人たちが何話してるか聴こえる?」
「いやいや、何言ってるんですか。聴こえるわけないじゃないですか」
ここから休憩中の人たちへの距離は100m以上離れているし、人数を数えるのもちょっとキツイくらいの距離だが、ウサギの耳なら何か向こうの音が聞こえたりしないだろうか?
「田仲君は今ウサミミなんだよ、いけるかもしれないじゃん?」
「な、なるほど。やってみる価値はあるかもしれませんね!」
そう言うと田仲君は頭の上のウサギの耳に手を添えて、音を頑張って聞き取ろうとしている。
目を閉じて難しそうな顔をしているのは、集中しているからなのだろうか? ちょっと面白い。
さて、そうは言ってみたものの田仲君が向こうの情報を手に入れる望みは薄いだろう。
なんとなく聴こえたら面白いかな~と思ったから提案しただけだ。
このまま後ろをつけて移動していけば道に迷う心配もなく迷宮都市には辿りつけるだろう。
向こうのペースに合わせないといけないのでペースが遅くなってしまうが、知らない土地を移動しているのだから、確実に到着する方法を選ぶべきだ。
問題は駅馬車が宿場町等に入っていった時なのだが、そのときは昨日と同じように通り過ぎた先で野宿するか、宿場町で俺たちも宿を取るか……残金は12,600円相当の異世界通貨だ。
おそらくお金は足りないだろうけど、一度宿代を聞いてみて相場を調べてみるというのもありかもしれないな。
俺たちが駅馬車の集団を見つけてから20分後くらいに、馬車は周りでくつろいでいた客を乗車させて走り出した。
こちらは向こうが見えなくなる頃を待ってから出発しよう。
どうせ駅馬車用の大きな道は分岐などせずにひとつだけ延々と伸びているのだ、見失うようなことはまずないだろう。
それにしても、王国はよっぽど王都と迷宮都市との流通に力を入れているようだ。
それはつまり、迷宮都市のダンジョンから、きっとなにか特殊なものが沢山獲れるということだろう。
モンスターの素材なのか、それとも不思議な鉱石なのか、はたまた宝箱からでてくるアーティファクトの類なのか……夢が広がるな。
よし、そろそろ馬車がこちらからは見えなくなる。
もう出発しても問題ないだろう。
「田仲君、そろそろ行くよ」
そう言って田仲君の方を見ると、さっき見たときと同じ、頭の耳に手を添えている体勢で田仲君が固まっている。
「田仲君、出発するよ!」
大きな声で呼びかけると、ビクリと小さな背中が震えた。
そして恐る恐るといった感じでこちらをゆっくりと振り向いた。
「……あの、違いますよ? 寝てないですから」
どうやら寝ていたらしい。
「ウトウトしていただけですから!」
違った、ギリギリ寝てはいなかったらしい。
インターネットや電話回線には他の召喚者の携帯では繋がらなかったらしく、ネットに繋がるということに田仲君は最初はとても驚いていた。
田仲君の冒険の書でも問題なくネットに繋がることを確認したあと、俺の背中で動画サイトの音楽動画を適当に再生してもらっている。いわゆるドライビングミュージックというやつだ。
そして走り始めて数時間経った今現在、俺は何故か彼のお気に入りのアイドルの歌をヘビーローテーションで聞かされている。
「ふふ~んふ~ふんふ~~ん♪」
しかも幼女の鼻歌つきである。
今の田仲君は声まで幼女なので聞こえてくる鼻歌はとても可愛い。
しかも田仲君はカラオケが超上手いので聞こえてくる音楽のクオリティーには文句ないのだ……だが、クオリティーが問題ではないのだ。
とりあえず、このアイドルヘビーローテーションから脱出しよう。
「田仲君、そろそろ違う曲にしてくれない? その曲も良いんだけど俺はアイドルよくわからないからさ」
「あぁ、すいませんループしてましたね。今ちょっとメールチェックをしてたんで気付きませんでした」
お? メールは返信しても反応がないんじゃなかったっけ?
「こちらからのメールには誰も反応してくれないんですけど、僕の受信BOXに十通以上きている部長のお怒りのメールを読んでました」
先輩も一緒にいるのか~って聞いてきてますね~と言いながらも、田仲君は音楽に合わせて頭を楽しそうに揺らしている。
そんな恐ろしいメールを読みながら鼻歌を歌っていたのかコイツは……どうせ返事は返せないのだから俺は見ないことにしよう、はぁ……帰ったら無職かな。
「っていうか、これって元の世界と異世界は同じ時間が過ぎているってことですよね……元の僕たちの体ってどうなってるんでしょうね? もう今日で三日目だから、飲まず食わずだとそろそろですかね?」
そろそろってなんだよ、怖いよ! そんな恐ろしいことを考えながら鼻歌を歌っていたのかコイツは……どうせ考えてもしょうがないのだから俺は考えないことにしよう、はぁ……帰ったらゾンビかな。
そんな感じで走り続ける、音楽があるおかげなのか、王都からの駅馬車が同じ道を使っている確認ができたおかげなのか……昨日よりはなんだか精神的には気楽な感じだ。
「あ! あれ、駅馬車の奴らじゃないですか? あの赤い馬車!」
田仲君が指さす先には3台の赤茶色の馬車が止まっていた。
馬に水や餌を与えているので休憩時間なのだろう。
「お~追いついたね。馬車の周りでウロウロしてるのはお客さんかな? 田仲君、あの人たちが何話してるか聴こえる?」
「いやいや、何言ってるんですか。聴こえるわけないじゃないですか」
ここから休憩中の人たちへの距離は100m以上離れているし、人数を数えるのもちょっとキツイくらいの距離だが、ウサギの耳なら何か向こうの音が聞こえたりしないだろうか?
「田仲君は今ウサミミなんだよ、いけるかもしれないじゃん?」
「な、なるほど。やってみる価値はあるかもしれませんね!」
そう言うと田仲君は頭の上のウサギの耳に手を添えて、音を頑張って聞き取ろうとしている。
目を閉じて難しそうな顔をしているのは、集中しているからなのだろうか? ちょっと面白い。
さて、そうは言ってみたものの田仲君が向こうの情報を手に入れる望みは薄いだろう。
なんとなく聴こえたら面白いかな~と思ったから提案しただけだ。
このまま後ろをつけて移動していけば道に迷う心配もなく迷宮都市には辿りつけるだろう。
向こうのペースに合わせないといけないのでペースが遅くなってしまうが、知らない土地を移動しているのだから、確実に到着する方法を選ぶべきだ。
問題は駅馬車が宿場町等に入っていった時なのだが、そのときは昨日と同じように通り過ぎた先で野宿するか、宿場町で俺たちも宿を取るか……残金は12,600円相当の異世界通貨だ。
おそらくお金は足りないだろうけど、一度宿代を聞いてみて相場を調べてみるというのもありかもしれないな。
俺たちが駅馬車の集団を見つけてから20分後くらいに、馬車は周りでくつろいでいた客を乗車させて走り出した。
こちらは向こうが見えなくなる頃を待ってから出発しよう。
どうせ駅馬車用の大きな道は分岐などせずにひとつだけ延々と伸びているのだ、見失うようなことはまずないだろう。
それにしても、王国はよっぽど王都と迷宮都市との流通に力を入れているようだ。
それはつまり、迷宮都市のダンジョンから、きっとなにか特殊なものが沢山獲れるということだろう。
モンスターの素材なのか、それとも不思議な鉱石なのか、はたまた宝箱からでてくるアーティファクトの類なのか……夢が広がるな。
よし、そろそろ馬車がこちらからは見えなくなる。
もう出発しても問題ないだろう。
「田仲君、そろそろ行くよ」
そう言って田仲君の方を見ると、さっき見たときと同じ、頭の耳に手を添えている体勢で田仲君が固まっている。
「田仲君、出発するよ!」
大きな声で呼びかけると、ビクリと小さな背中が震えた。
そして恐る恐るといった感じでこちらをゆっくりと振り向いた。
「……あの、違いますよ? 寝てないですから」
どうやら寝ていたらしい。
「ウトウトしていただけですから!」
違った、ギリギリ寝てはいなかったらしい。
0
お気に入りに追加
64
あなたにおすすめの小説
女神様から同情された結果こうなった
回復師
ファンタジー
どうやら女神の大ミスで学園ごと異世界に召喚されたらしい。本来は勇者になる人物を一人召喚するはずだったのを女神がミスったのだ。しかも召喚した場所がオークの巣の近く、年頃の少女が目の前にいきなり大量に現れ色めき立つオーク達。俺は妹を守る為に、女神様から貰ったスキルで生き残るべく思考した。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
余りモノ異世界人の自由生活~勇者じゃないので勝手にやらせてもらいます~
藤森フクロウ
ファンタジー
相良真一(サガラシンイチ)は社畜ブラックの企業戦士だった。
悪夢のような連勤を乗り越え、漸く帰れるとバスに乗り込んだらまさかの異世界転移。
そこには土下座する幼女女神がいた。
『ごめんなさあああい!!!』
最初っからギャン泣きクライマックス。
社畜が呼び出した国からサクッと逃げ出し、自由を求めて旅立ちます。
真一からシンに名前を改め、別の国に移り住みスローライフ……と思ったら馬鹿王子の世話をする羽目になったり、狩りや採取に精を出したり、馬鹿王子に暴言を吐いたり、冒険者ランクを上げたり、女神の愚痴を聞いたり、馬鹿王子を躾けたり、社会貢献したり……
そんなまったり異世界生活がはじまる――かも?
ブックマーク30000件突破ありがとうございます!!
第13回ファンタジー小説大賞にて、特別賞を頂き書籍化しております。
♦お知らせ♦
余りモノ異世界人の自由生活、コミックス1~3巻が発売中!
漫画は村松麻由先生が担当してくださっています。
第四巻は11月18日に発送。店頭には2~3日後くらいには並ぶと思われます。
よかったらお手に取っていただければ幸いです。
書籍1~7巻発売中。イラストは万冬しま先生が担当してくださっています。
コミカライズの連載は毎月第二水曜に更新となります。
漫画は村松麻由先生が担当してくださいます。
※基本予約投稿が多いです。
たまに失敗してトチ狂ったことになっています。
原稿作業中は、不規則になったり更新が遅れる可能性があります。
現在原稿作業と、私生活のいろいろで感想にはお返事しておりません。
前世は冷酷皇帝、今世は幼女
まさキチ
ファンタジー
【第16回ファンタジー小説大賞受賞】
前世で冷酷皇帝と呼ばれた男は、気がつくと8歳の伯爵令嬢ユーリに転生していた。
変態貴族との結婚を迫られたユーリは家を飛び出し、前世で腹心だったクロードと再会する。
ユーリが今生で望むもの。それは「普通の人生」だ。
前世では大陸を制覇し、すべてを手にしたと言われた。
だが、その皇帝が唯一手に入れられなかったもの――それが「普通の人生」。
血塗られた人生はもう、うんざりだ。
穏やかで小さな幸せこそ、ユーリが望むもの。
それを手に入れようと、ユーリは一介の冒険者になり「普通の人生」を歩み始める。
前世の記憶と戦闘技術を引き継いではいたが、その身体は貧弱で魔力も乏しい。
だが、ユーリはそれを喜んで受け入れる。
泥まみれになってドブさらいをこなし。
腰を曲げて、薬草を採取し。
弱いモンスター相手に奮闘する。
だが、皇帝としての峻烈さも忘れてはいない。
自分の要求は絶対に押し通す。
刃向かう敵には一切容赦せず。
盗賊には一辺の情けもかけない。
時には皇帝らしい毅然とした態度。
時には年相応のあどけなさ。
そのギャップはクロードを戸惑わせ、人々を笑顔にする。
姿かたちは変わっても、そのカリスマ性は失われていなかった。
ユーリの魅力に惹かれ、彼女の周りには自然と人が集まってくる。
それはユーリが望んだ、本当の幸せだった。
カクヨム・小説家になろうにも投稿してます。
勇者召喚に巻き込まれた俺はのんびりと生活したいがいろいろと巻き込まれていった
九曜
ファンタジー
俺は勇者召喚に巻き込まれた
勇者ではなかった俺は王国からお金だけを貰って他の国に行った
だが、俺には特別なスキルを授かったがそのお陰かいろいろな事件に巻き込まれといった
この物語は主人公がほのぼのと生活するがいろいろと巻き込まれていく物語
賢者への軌跡~ゼロの騎士とはもう呼ばせない~
ぶらっくまる。
ファンタジー
【第五章――月・水・金に18:30定期更新】
魔力ゼロの無能が最強の賢者に成長する!?
日本どころか召喚された世界でさえも不遇な主人公。
ついに、勇者パーティーから追放されるも、そこから彼の本当の冒険がはじまる。
奴隷や貴族を追われた娘など境遇に問題を抱えた美人美少女たちとの冒険を楽しみながらも、己の考えの甘さに悩み葛藤し成長する主人公。
やがて冒険者として頭角を現す主人公は、望む望まざるとも世界の歯車となっていく。
そんな魔力ゼロの主人公が賢者となる軌跡を描いたファンタジー冒険譚!
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
スライムと異世界冒険〜追い出されたが実は強かった
Miiya
ファンタジー
学校に一人で残ってた時、突然光りだし、目を開けたら、王宮にいた。どうやら異世界召喚されたらしい。けど鑑定結果で俺は『成長』 『テイム』しかなく、弱いと追い出されたが、実はこれが神クラスだった。そんな彼、多田真司が森で出会ったスライムと旅するお話。
*ちょっとネタばれ
水が大好きなスライム、シンジの世話好きなスライム、建築もしてしまうスライム、小さいけど鉱石仕分けたり探索もするスライム、寝るのが大好きな白いスライム等多種多様で個性的なスライム達も登場!!
*11月にHOTランキング一位獲得しました。
*なるべく毎日投稿ですが日によって変わってきますのでご了承ください。一話2000~2500で投稿しています。
*パソコンからの投稿をメインに切り替えました。ですので字体が違ったり点が変わったりしてますがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる