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第一章 異世界召喚と旅立ち
023 三十二才、ハジメテを始める
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その後、俺たちは夕方まで走ったところで、今日はもう進むのを止めて休もうということになった。
ここまで辿ってきた道、駅馬車が走っているであろう道は他と見比べるまでもなく、明らかに広く整備された綺麗な道だった。
これなら他の道と間違えようがないだろうな。
走っている途中で宿場町のようなものも見かけたのだが、まだ走れそうだということでスルーしてしまったのだ。
しかし、その後なかなか街が見つからずに日が暮れてしまい、今に至る。
街を通り過ぎたときは、まだまだ明るかったのに、あっという間に暗くなってきたのだ。
"まだ行けるは、もう危ないを"地でいってしまった。
「今日はこのあたりに野宿ですかね」
俺のオンブから降りた田仲君が、周囲を見渡しながら言ってくる。
まわりは見渡す限り、うねりながら広がっている草原で、所々に小さな林や藪が出来ている。
遥か遠くには連なる山脈も見えるが、俺たちの進行方向からは外れているので、今のところ山登りをする心配は無さそうだ。
「野宿か、さっき通り過ぎた町で止まっておけば良かったかなぁ?」
「どうでしょうね? 駅馬車の奴らとかち合っちゃったら面倒ですし、コレはコレで良かったのかもしれませんよ?」
そう言いながら、のしのしと近くの藪に向かって歩き出した。
「僕、薪になりそうな物を探してきますね」
「あぁ、ありがとう。じゃあそっちは頼むね」
俺が返事を返したときには、もうすでに田仲君は藪のなかに突入したあとで、こっちからはウサ耳しか見えなくなっていた。
なんだか野宿が決定してから、田仲君が頼りになる。
どうしたんだろう、野性の血が騒ぐのか?
まあ、それはいい、こっちも何か出来ることをやっておこう……焚き火の準備と、寝床の確保とかかな?
この駅馬車の通り道からちょっと離れていて、見えないところが良いだろうから……あの木のあたりが良いかもしれない。
俺は目星を付けたその木の下に移動して、座ったり立ったりしながら、道の方からの見え具合を確認する。
手前にある段差と、そこに生い茂った草のお陰で全然見えない、バッチリだ。
あとは、火を起こす場所を石で囲ったり、その周りをきれいにして座りやすくしたりした。
少しずつ夜営場所っぽい雰囲気が出てきて、楽しくなってくる。
なんだか、子供の頃に友達で集まってキャンプをしたのを思い出すなぁ。
川の近くのキャンプ場だった。昼間は泳いだり釣りをしたりして、夜はカレーを作って皆で食べた。
それから近くの神社へいって肝試しをしてから……冷暖房完備のバンガローで寝たのだったな。
あれ? 俺って屋根がないところで寝るのは初めてかもしれない。
大丈夫かな? ちゃんと眠れるだろうか? というか、こんなときは寝ないで見張りを立てたほうが良いんだっけ?
そんなことを考えていたら、田仲君が藪の中からガサガサ音をたてながらでてきた。
「おー! なかなか雰囲気出てるじゃないですか!」
そう言いながら、石で囲った場所に、持ってきた木の葉や枝を放り込む。
あれ? なんだか葉っぱが湿ってないか?
「いやーなかなか良い感じの枝がなくて、しょうがないから、頑張って上に生えてるのを折って持ってきたんですけど。ちょっと手を擦りむいて血が出ちゃいましたよ」
木から枝を折って持ってきちゃったの?
「でも大丈夫ですから、この傷は名誉の負傷ってやつです!」
残念ながら今の田仲君の行動のどこにも名誉はないだろう。
でも、取り敢えず怪我は治しておこう。
コレは名誉の負傷ですからと、怪我を治すのをなぜか拒む田仲君を、何かの病気にでもなったら困るからと説き伏せ、回復魔法を発動させた。
「魔法詠唱:ヒール」
田仲君の怪我した手を触って魔法を発動させた。
いつも通り魔方陣が田仲君の足元に現れたあとに、キラキラと輝く光の粒が降り注ぐ。
そして怪我をしていた手がフワリと光り、それが消えると怪我は治っていた。
さてと、とても言いづらいけど、言わねばなるまい。
「田仲君、とても言いにくいんだけど…この葉っぱ湿ってるし、折ってきた枝は生木だから、煙が沢山出る割になかなか燃えないんだよ。ちょっと薪には向いてないかなぁ」
田仲君は膝をつき、見事な”orz”の体勢になってへこんでいたのだが、なぜか急に飛び上がった。
「あいたっ、なんかチクチクする!」
ぴょんぴょんしながら、体をくねらせている。
着ていたローブに沢山のオナモミを引っ付けていので、おそらくオナモミのトゲが体に刺さっているのだろう。
「服にオナモミが沢山ついてるんだよ。ここで取ってなよ、薪は俺が探してくるから」
そう言って俺は藪のなかに分け入っていくのだった。
しばらくして、ある程度の枯れ木と、乾いた落ち葉が集まった。
さて、ここに火を着けたいのだが、黒魔導師の火魔法で大丈夫だろうか?
というか敵味方以外もターゲットに指定できたっけ? 冒険の書を開きながら、焚き火の薪に手を触れる。
ターゲット:薪
おー、案外いけるもんだな、そう思いながら魔法を発動させた。
「魔法詠唱:ファイア」
焚き火の回りに魔方陣が広がり、黒魔導師が最初から覚えている、初級魔法の”ファイア”が発動する。
「熱(あつ)っ!」
薪の中心に起こった小さな火は、回りの空気を吸い込み、積み上げてある薪を燃料に、たちまち大きな大きな火となった。
その大きさは俺の身長の倍近い高さで、用意した薪を一瞬で燃やし尽くた。
炎が消えた跡には燃えカスが少し残っているだけだ。
ビックリして後ろに飛び退いていた俺と田仲君は、口を大きく開けて唖然としていた。
そして大股開きの田仲君は、またもやパンツ丸見えだった。
「薪、なくなっちゃいましたね」
「うん」
「この火力なら何でも燃えそうですね」
「うん」
「ファイアって、こんなに強い魔法なんですね」
「ごめん、たぶん俺のLvが100なせいだと思う」
「……」
「なんか、ごめんね」
「いえ……」
この後、薪を集めなおして、Lvを1に下げたら上手くいった。
ここまで辿ってきた道、駅馬車が走っているであろう道は他と見比べるまでもなく、明らかに広く整備された綺麗な道だった。
これなら他の道と間違えようがないだろうな。
走っている途中で宿場町のようなものも見かけたのだが、まだ走れそうだということでスルーしてしまったのだ。
しかし、その後なかなか街が見つからずに日が暮れてしまい、今に至る。
街を通り過ぎたときは、まだまだ明るかったのに、あっという間に暗くなってきたのだ。
"まだ行けるは、もう危ないを"地でいってしまった。
「今日はこのあたりに野宿ですかね」
俺のオンブから降りた田仲君が、周囲を見渡しながら言ってくる。
まわりは見渡す限り、うねりながら広がっている草原で、所々に小さな林や藪が出来ている。
遥か遠くには連なる山脈も見えるが、俺たちの進行方向からは外れているので、今のところ山登りをする心配は無さそうだ。
「野宿か、さっき通り過ぎた町で止まっておけば良かったかなぁ?」
「どうでしょうね? 駅馬車の奴らとかち合っちゃったら面倒ですし、コレはコレで良かったのかもしれませんよ?」
そう言いながら、のしのしと近くの藪に向かって歩き出した。
「僕、薪になりそうな物を探してきますね」
「あぁ、ありがとう。じゃあそっちは頼むね」
俺が返事を返したときには、もうすでに田仲君は藪のなかに突入したあとで、こっちからはウサ耳しか見えなくなっていた。
なんだか野宿が決定してから、田仲君が頼りになる。
どうしたんだろう、野性の血が騒ぐのか?
まあ、それはいい、こっちも何か出来ることをやっておこう……焚き火の準備と、寝床の確保とかかな?
この駅馬車の通り道からちょっと離れていて、見えないところが良いだろうから……あの木のあたりが良いかもしれない。
俺は目星を付けたその木の下に移動して、座ったり立ったりしながら、道の方からの見え具合を確認する。
手前にある段差と、そこに生い茂った草のお陰で全然見えない、バッチリだ。
あとは、火を起こす場所を石で囲ったり、その周りをきれいにして座りやすくしたりした。
少しずつ夜営場所っぽい雰囲気が出てきて、楽しくなってくる。
なんだか、子供の頃に友達で集まってキャンプをしたのを思い出すなぁ。
川の近くのキャンプ場だった。昼間は泳いだり釣りをしたりして、夜はカレーを作って皆で食べた。
それから近くの神社へいって肝試しをしてから……冷暖房完備のバンガローで寝たのだったな。
あれ? 俺って屋根がないところで寝るのは初めてかもしれない。
大丈夫かな? ちゃんと眠れるだろうか? というか、こんなときは寝ないで見張りを立てたほうが良いんだっけ?
そんなことを考えていたら、田仲君が藪の中からガサガサ音をたてながらでてきた。
「おー! なかなか雰囲気出てるじゃないですか!」
そう言いながら、石で囲った場所に、持ってきた木の葉や枝を放り込む。
あれ? なんだか葉っぱが湿ってないか?
「いやーなかなか良い感じの枝がなくて、しょうがないから、頑張って上に生えてるのを折って持ってきたんですけど。ちょっと手を擦りむいて血が出ちゃいましたよ」
木から枝を折って持ってきちゃったの?
「でも大丈夫ですから、この傷は名誉の負傷ってやつです!」
残念ながら今の田仲君の行動のどこにも名誉はないだろう。
でも、取り敢えず怪我は治しておこう。
コレは名誉の負傷ですからと、怪我を治すのをなぜか拒む田仲君を、何かの病気にでもなったら困るからと説き伏せ、回復魔法を発動させた。
「魔法詠唱:ヒール」
田仲君の怪我した手を触って魔法を発動させた。
いつも通り魔方陣が田仲君の足元に現れたあとに、キラキラと輝く光の粒が降り注ぐ。
そして怪我をしていた手がフワリと光り、それが消えると怪我は治っていた。
さてと、とても言いづらいけど、言わねばなるまい。
「田仲君、とても言いにくいんだけど…この葉っぱ湿ってるし、折ってきた枝は生木だから、煙が沢山出る割になかなか燃えないんだよ。ちょっと薪には向いてないかなぁ」
田仲君は膝をつき、見事な”orz”の体勢になってへこんでいたのだが、なぜか急に飛び上がった。
「あいたっ、なんかチクチクする!」
ぴょんぴょんしながら、体をくねらせている。
着ていたローブに沢山のオナモミを引っ付けていので、おそらくオナモミのトゲが体に刺さっているのだろう。
「服にオナモミが沢山ついてるんだよ。ここで取ってなよ、薪は俺が探してくるから」
そう言って俺は藪のなかに分け入っていくのだった。
しばらくして、ある程度の枯れ木と、乾いた落ち葉が集まった。
さて、ここに火を着けたいのだが、黒魔導師の火魔法で大丈夫だろうか?
というか敵味方以外もターゲットに指定できたっけ? 冒険の書を開きながら、焚き火の薪に手を触れる。
ターゲット:薪
おー、案外いけるもんだな、そう思いながら魔法を発動させた。
「魔法詠唱:ファイア」
焚き火の回りに魔方陣が広がり、黒魔導師が最初から覚えている、初級魔法の”ファイア”が発動する。
「熱(あつ)っ!」
薪の中心に起こった小さな火は、回りの空気を吸い込み、積み上げてある薪を燃料に、たちまち大きな大きな火となった。
その大きさは俺の身長の倍近い高さで、用意した薪を一瞬で燃やし尽くた。
炎が消えた跡には燃えカスが少し残っているだけだ。
ビックリして後ろに飛び退いていた俺と田仲君は、口を大きく開けて唖然としていた。
そして大股開きの田仲君は、またもやパンツ丸見えだった。
「薪、なくなっちゃいましたね」
「うん」
「この火力なら何でも燃えそうですね」
「うん」
「ファイアって、こんなに強い魔法なんですね」
「ごめん、たぶん俺のLvが100なせいだと思う」
「……」
「なんか、ごめんね」
「いえ……」
この後、薪を集めなおして、Lvを1に下げたら上手くいった。
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