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1章
摂理?
しおりを挟むメアリーのとてもとても献身的な?行為により、オイラの威厳を見せつけて、メアリーにはとりあえず満足していただきました。
『はい!質問があります!なぜ、性別の違う個体が存在するんですか?以前の私達みたいに、計画に則って増産増殖してしまえば、気に入った相手を探す為のエネルギーだったりとか、養育とかの繁殖するエネルギーコストを減らせると愚行します!』
賢者モード発動中のオイラです。いろいろスッキリしたので、人間の営みを説明してるんですけどね………
「……ん~進化の過程で、突然変異とか自然淘汰とか、寄生共存とか諸々の要因が奇跡的に重なってだね………」
なぜ?と聞かれても……神さまの御意志?…根本的な摂理を決定しているのは?って考えたら…神さまという存在で全て解決しちゃうんだけど…オイラ達の認識では、それ以上の事はわかんない事になってる様な?………奇跡的な偶然の産物でたまたま派生した存在……それすらも神さまなり、なんらかの意思があるのではと………
「てか、元グレイだったキミ達って、どういう存在なん?そっちの方が気になるんだけど?」
生肌から伝わる体温や動悸、呼吸に至るまで再現しているワガママボディーなのである!神の御技を高い技術力で再現したメアリー達!しかもオイラのワガママな要望も余す事なく取り入れた存在!神をも怖れぬ所業!!………神さまはとても寛大で寛容であられますから~………きっと大丈夫だよね………
『………え~…詳しくは…マザーが知っているかも?ですけど~…わたくし達のボディーは幾多の鉱物が素材です。原子や素粒子やら宇宙空間の膨大なエネルギーから作られた粒々の集合体ですよ?…その辺の恒星とか惑星とか構成素材に差はありますけど、似たような物かと…それをある程度自由に、基本行動を制御するプログラムが付与されているだけなんですけど~』
と、オイラの肩に頭を乗せ覗き込みながらのたまうメアリー…うん!可愛い♡
………ナニ言ってんのこの子?その辺の星と同じ?…それを言ったら、オイラ達だって肉体を構成している原子とか、宇宙空間で創られた物質の集合体………プログラムが自我とか本能とかって考えれば…大差ないやんね………
ふと思考に耽っていると
『………アキさま?…あの~そんなわたくしの事嫌だったりします?………』
オイラの胸元に顔を埋め、しがみ付いてくるメアリー………くっそ可愛えぇぇぇぇぇぇ♡………
「…あ!そんな事ない!ない!…メアリーの事はスッゲ~愛してるからな!!愛情たっぷりエネルギーをオイラからも受けとっただろ?…足りない?」
メアリーの悲しむ顔を顎クイして、見つめながら問いかける
『むふ~っ♡いっぱい受け取りました~♡わたくしの存在はアキさまに愛情をた~~っぷり注いで頂いて、進化を遂げている様ですの♡プログラムではない、心と感情?を覚醒した存在になれましたの~♡こんなわたくしにしちゃったんですから~責任取っってくださいね~♡』
生々しく、生命感を醸し出し、喜びと親愛の感情を発露させた表情でオイラに訴えてくるメアリー
「お、おう…オイラで良ければな♪…オイラもこのボディーでうまく表情とか表現出来てるかな?」
愛おしいって気持ちを込めて、しっかりとメアリーの瞳を覗き込んで問うてみる
『………アキしゃま~♡…そんな見つめられちゃうと、わたくし♡………もぅ~♡我慢出来ないのぉ~♡』
と、オイラの上に覆い被さるメアリー
はい!メアリーのスイッチが入ってしまいました。………皆さまはしばし妄想でもしててください。
………
……
…
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