夜嵐

村井 彰

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駄菓子屋

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  はいはい!それじゃあ最初はおれが話すよ。
  そう言って元気よく声をあげた小柄な人影は、悠聖ゆうせいのようだった。

  *

  えっとね。小五の時にこっちへ引っ越してくるまで、おれ関西の方に住んでたって言ったことあったよね? 実はそっちにいた時にさ、ちょっと不思議な体験をしたんだ。

  おれが当時住んでた場所ってのが、まあ絵に描いたような田舎でさあ。竹かなんかがモサモサ生えた土手の下に、古くて汚い民家がずらーっと並んでて……まあそのうちの一軒はおれん家なんだけど。そんで、その土手に沿った坂道を登って行くと商店街があるんだけどさ、そこがまた古い古い。
  なんか昭和レトロとか言って、そういう古臭いのを喜ぶ人もいるじゃん? けどそこはそういう感じですらなくて、ただただ寂れてんの。店は半分くらいシャッターが降りてるし、開いてるとこも看板の文字は剥げてるわ、貼ってあるポスターは日焼けして真っ白になってるわで、やる気あんの? って感じ。
  なのに、そのくせど真ん中に無駄に新しいパチンコ屋とかがあるせいで、治安的にも景観的にもまじ最悪。さっさと全部潰してデカいスーパーとか建てたらいいのに、って母さんが毎日のように言ってたけど、おれも同感だったね。当時おれは十才くらいだったけど、その歳の子供が遊べるような場所なんて、ひとつしか無かったんだから。
  ……ん、ひとつはあったのかって? まあね。それこそ昭和かよって感じだけど、一応あったよ。学校帰りに友達みんなで集まれるようなとこ。
  その古臭い商店街の端っこの方にさ、小さい駄菓子屋があったんだ。隣はいつ見ても水槽に死んだ魚が二、三匹浮いてるような金魚屋で、反対側はおれが産まれる前からシャッターの降りてる服屋。そんなクソみたいな店に挟まれた場所にね。
  それでさ、そこの店主はいかにも子供とか嫌いそうな、無愛想で太ったオバサンでさ。なんで駄菓子屋なんかやってんの? って感じの人だった。もともとはその人の父親がやってたのを継いだらしいんだけど、ただでさえお客になる子供が減ってる中で、よく潰れないなって大人は噂してたよ。
  ま、ともかくそんな感じで、お世辞にもいい雰囲気の店とは言えないとこだったけど、他に行くところもないからさ。誰かの家でゲームすんのに飽きたら、とりあえずそこに集まるってのが当時のおれらのお約束だった。
  その日は確か、小五になる直前の春休みだったかな。ちょっとガキ大将っぽいノリってやつと、名前の通りぽっちゃりしたマルってやつと、その二人がおれの家に来て一緒に遊んでたんだけど、『腹が減ったから何か買いに行こう』って誰からともなく言い出して、いつもの駄菓子屋に連れ立って行くことになった。おれの家からは子供の足でも十分かからないくらいの場所にあったから、ノリとマルは自転車を置いて、三人でぞろぞろ歩いて行ったよ。
  春先なのに妙に蒸し暑い日で、その日も金魚屋の店先の水槽で、デメキンが一匹死んでたのを覚えてる。
  そうして駄菓子屋に辿り着いたおれ達は、思い思いに店の中を見て回った。小遣いを貰ったばっかだったおれは、奮発してアイスでも買おうかなって店先の保冷機を眺めてたんだけど、そしたら店の中からノリの声が聞こえてきた。
「あれ? おばちゃんおらんやん」
  言われて店の中を覗いてみたら、確かにいつもオバサンが座ってるちっちゃいカウンターには誰も居なかった。二階はオバサンの自宅になってるはずだから、トイレにでも行ってんのかと思ったけど、それにしても不用心だよね? 今なら商品持って行き放題じゃないか、なんてノリが冗談ぽく言ってたけど、クソガキだったおれらにも最低限の倫理観はあったからさ。オバサンが戻ってくるのを、その場で大人しく待ってた。
  だけど、待てど暮らせど誰も戻って来ない。店を開けたままこんなに長く留守にするなんて、どうにもおかしいぞって、みんなそわそわし始めた。
「なあ、誰か呼んできた方がええんちゃう? 」
  マルが不安そうに言った。
「呼ぶって、誰になんて言うて呼ぶんや」
  そう言ってノリが顔を顰める。けどおれは、そんな二人のやり取りよりも気になる事があった。
「なあ……あそこ、いつもは閉まってるよな?」
  おれが指さした先に、二人の視線が集まる。
  小さいレジカウンターの裏には、いつもオバサンが座ってる座面の剥げた丸椅子と、二階に上がるための階段、それから裏口の扉がある。いつもはきちんと閉められてるはずのその扉が、今日は何故かうっすらと開いてたんだ。
「ほんまや……もしかして、おばちゃんあの向こうにおるんかな」
「おれ、ちょっと見に行ってみるわ」
  おれがそう言うと、マルがぎょっとしたようにこっちを見た。
「あかんてユウちゃん。勝手に入ったて分かったら、おばちゃんめっちゃ怒りよるで」
「そんなん、おばちゃんがおらんから探してたって言うたらええねん。店開けたまんま留守にしてる方が悪いやろ」
  そう答える間にも、おれはずんずん店の奥に向かって行って、薄く開いた引き戸に手をかけていた。どうしてかは分からないけど、その向こうが気になって仕方なかったんだ。
「ユウちゃん……」
  マルが心配そうに呼んでたけど、おれの耳には入らなかった。建付けの悪い扉をガタガタ言わせながら開けて、裏口に足を踏み入れる。
  そうして目にした場所は、猫の額くらいの小さな空き地だった。
  他の建物との隙間に出来た、どこにも繋がってない、何物でもないデッドスペース。乾いた土の地面からは雑草が好き放題に生えてて、ひび割れた雨樋あまどいからはドブみたいな臭いがする。別に何を期待していたわけでもないけど、それでも内心がっかりしちゃうくらいには、なんにも無い場所だったよ。
「にゃあ」
  不意に聞こえた猫の鳴き声に、ふと視線をあげてみる。すると隣の瓦屋根の上にいた猫と目が合った。白い体に黒いぶち模様の薄汚れた猫は、少しの間おれの方を見ていたけれど、しばらくすると突然興味を無くしたかのように、ふいっとどこかへ行ってしまった。
  その様子をじっと見つめていたおれは、猫の姿が見えなくなった瞬間、我に返って振り向いた。こんな何も無い所にいつまでも居てもしょうがない。残念だけど買い物は諦めて、ウチでゲームの続きでもしよう。ノリとマルにそういうつもりで、店の中に戻ったおれは……
「……え?」
  思わず声をあげていた。
「ノリ? マル? どこ行ったんや」
  二人の名前を呼びながら、店の中をきょろきょろと見回してみる。だけど狭い店の中には、おれ以外誰もいない。
  おれは慌てて店の外に出てみたけど、通りはいつもと同じく閑散としてて、人どころか生き物の気配すら感じられなかった。おれが裏口の様子を見ている間に、二人とも黙って帰ってしまったのかもしれない。そうだ、マルはビビりだから、きっとおばちゃんに怒られるのが怖くなったんだ。それでノリを連れて行ってしまったに違いない。
  そう思ったら無性に腹が立ってきて、おれは店を飛び出すと小走りに駆け出した。商店街からおれの家までは下り坂だから、あっという間に帰り着く。二人がその気なら、おれも無視してひとりで遊ぼうと思ったんだ。
  だけど家に着いてみたら、玄関の前にはまだ二人の自転車が停めてあった。家の鍵はおれが持ってるし、母さんも今日は出かけているから、二人が勝手に中に入るはずがない。かと言ってノリの家は学区の端っこだから、自転車を置いて帰る事もないはずだった。
「…………ノリ? マル? 」
  少しカゴがひしゃげたノリの自転車を見ていたら突然不安に襲われて、おれは自分の自転車を引っ張り出してきて跨ると、そのままもう一度商店街の方へ走り出した。理由は分からないけれど、何かが……そう、何かがおかしいような気がしたんだ。
  錆びたチェーンをガシャガシャ鳴らしながら、坂道を駆け上がる。そのまま商店街に突っ込んで、走りながら周りを見回してみるけどやっぱりおかしい。
  数少ない開いてる店舗の中、どこを見ても人影が全く見当たらないんだよ。いくら寂れた場所とはいえ、こんな昼間にひとっこひとり見当たらないのはさすがに異常だ。
  極めつけは例のパチンコ屋。いつもなら咥えタバコのおっさん達やくたびれた雰囲気の店員が、ガラス戸の向こうをウロウロしてるはずなのに、店の中は空っぽだ。なのに店内の明かりは煌々と点いていて、パチンコ台もジャラジャラ稼動してるっぽい。
  不気味だったよ。騒がしいのに誰もいない建物ってのはさ。
  そのままおれは更に自転車を走らせて、商店街を抜けた。その先はこの辺りでは大きめの道路に面したT字路になっていて、曲がり角の右側には小さい公園がある。と言っても遊具も小さいやつしかないから、低学年のチビ達の溜まり場になってて、おれらはほとんど立ち入らない。
  おれは自転車の速度を落として、その公園の中を覗いてみた。商店街と同じく、そこには誰もいない。だけど砂場にはおもちゃのままごとセットが広げて置いてあるし、入り口脇のベンチには、補助輪の付いた自転車や特撮ヒーローが印刷された小さなリュックが並んでる。
  その光景はまるで、ついさっきまで遊んでいた子供達が一瞬で姿を消してしまったかのように見えた。
  それまでは漠然とした不安でしか無かった感情が、その瞬間はっきりとした恐怖に変わった。
  みんな消えてしまったんだ。おれ以外のみんな。……いや、あるいはおれ自身が異世界にでも迷い込んでしまったのかもしれない。
  おれはその頃学校で流行っていたSFの話を思い出していたよ。パラレルワールドってやつ。いつもの日常とそっくりなのに全然違う、平行世界なんだ、ここは。
  居ても立ってもいられなくなって、おれはまた自転車を漕ぎ出した。どうしたらいいかなんて分からないけど、体を動かしていないと気が狂いそうだった。というより、その時点でもう、あんまり正気じゃなかったのかもしれない。
  そうして行く宛ても無いまま自転車を走らせて、気がついた時にはいつもの通学路に向かっていた。きっとどうにか安心したくて、無意識に日常の行動を反芻してたんだろうね。
  おれ達の通っていた小学校は、さっきのT字路を真っ直ぐ右に行った先にある。校舎の左手には隣街に繋がる線路が延びてて、校庭で遊んでるとそこを通っていく電車が見えたりするんだけど、その時も電車が近づいてくるガタゴトいう音が聞こえてきた。
  校門の前で途方に暮れていたおれは、なんだ電車が走ってるってことは人いるじゃんって思って、何も考えずに線路の方に行ってみたよ。たとえ知らない人でも、誰かがいる事が分かれば少しは安心出来ると思ったんだ。
  結論から言えば、それは大きな間違いだったんだけど。
  確かに、電車の中には人がいたよ。通勤の時間でもないのに満員なくらい。
  だけどさ、その電車に乗っていた人達は……全員、おれの方を見てた。
  ドアにもたれてる人も、吊り革につかまってる人も、座席に座ってる人まで首を百八十度後ろに向けて、瞬きもせずおれの事を見つめていたんだ。
  電車が通り過ぎる一瞬が、永遠みたいに長く感じたよ。
  気がついた時には、おれは訳の分からない事を叫びながら、めちゃくちゃに自転車を走らせていた。この街には誰もいない。だけど隣の街には、さっきの真っ黒な目の奴らがうじゃうじゃいるんだって思った。
  逃げ場なんて、どこにもない。
  それからどこをどう走って来たのか、おれはいつの間にか駄菓子屋の前に戻っていた。ノリとマルが居るんじゃないかって淡い期待を抱いていたけど、店の中は変わらず空っぽのまま。店主のオバサンも帰っている様子はない。
  その時、遠くから猫の鳴き声が聞こえてきた。もしかして、ここの裏口で見たぶち模様の猫かもしれない。なんでもいい、とにかく自分以外のまともな生き物に会いたい。
  そう思ったおれは、疲れ切った足取りで、駄菓子屋の裏口に向かっていた。
  建付けの悪い戸を引いて、一歩踏み出す。その先には。

  真っ黒な、暗闇だけが広がっていた。



「……ちゃん。……ユウちゃん!」
  おれを呼ぶ声に、はっと我に返る。目の前に広がっているのは初めに見たのと同じ、狭っ苦しい空き地だった。
  何が起きているのか分からず呆然とするおれの肩に、丸っこい手が触れる。振り返らなくてもわかる、マルの手だった。
「なあ、もうええやんユウちゃん。もう帰ろ」
「そうやで、ユウ。いつまでそんなとこでボーッとしてるんや。なんかオモロいもんでもあるんか? 」
  そわそわしている様子のマルの横から、ノリが顔を出す。そうしておれの肩越しに裏口を覗いたかと思うと、その途端「うわっ」と声を上げた。
「猫、死んでるやん」
  猫? おれはノリが指さす方に目を向けた。
  小さな空き地の隅っこの方、伸びきった雑草に隠れるようにして、あのぶち模様の猫が死んでいる。死体からは嫌な臭いがして虫も湧いていたから、昨日今日死んだんじゃないって事はすぐ分かった。
  ついさっき、確かに生きている姿を見たはずなのに。
「もういややぁ……なあ、はよ帰ろう……」
  猫の死体を見たマルが、泣きそうな声でおれの袖を引っ張る。おれはまだ混乱していたけど、この場所にこれ以上いたくないという気持ちは同じだったから、そのまま三人で駄菓子屋を後にした。
  駄菓子屋の外に出た時に周りを見回してみたけど、パチンコ屋の方からは咥えタバコのおっさんが歩いてくるし、近くの八百屋では腰の曲がった婆さんが、店主の爺さんと何か話し込んでる。何の変哲もない、いつも通りの商店街の光景だ。
  ウチに帰る途中で、二人にもそれとなく聞いてみた。おれが裏口にいる間なにしてたんだって。そうしたら二人揃って怪訝な顔をされたよ。別に何もしてない、お前がいつまで経っても裏口から戻って来ないから、店の人と同じように消えちゃったんじゃないかと思って心配したんだぞって、逆にこっちが怒られちゃった。

  結局その後は普通にウチでゲームの続きをやって、日が暮れる頃には二人ともそれぞれの家に帰って行った。その頃にはおれも、あの奇妙なパラレルワールドの事は、夢だったんじゃないかと思い始めていたよ。そのくらい、何もかもがいつも通りだったから。
  でもね、ただひとつ、いつも通りに戻らなかった事もあった。
  次の日行ってみた駄菓子屋にいたのは、あの無愛想なオバサンじゃなかった。三十歳くらいでにこにこした雰囲気の、痩せた男の人だったんだ。
  おれはびっくりして、いつものおばちゃんはどうしたのってその人に聞いてみた。そうしたら、もっと驚くような事を言われたよ。
「おばちゃんって誰のこと? ここはずっと僕ひとりでやってるやんか、ユウくん」
  その人は、おれの名前を知ってた。それどころか、常連の子の名前は全員覚えてるよって笑って、ノリくんとマルくんもまた連れておいでって言ったんだ。
  おれは慌てて家に帰って、母さんに確認してみた。駄菓子屋の店主のこと。そうしたらやっぱり母さんも、あのお店はずっと若い男の人がひとりでやってるって言うんだよ。五、六年くらい前にあの人のお祖父さんが亡くなって以来、店を継いでひとりで切り盛りしてるんだって。あとからノリとマルに聞いてみても同じだった。
  その時になって、おれはまた怖くなった。
  あのオバサンも、おれと同じような平行世界に紛れ込んで、そして帰ってこられなかったんじゃないかって思ったんだ。
  もしも、おれがあのまま帰ってこられなかったら、あの駄菓子屋と同じように代わりの人間が現れていたのかもしれない。そう考えたら、寒気が止まらなかったよ。
  だってさ、平行世界に紛れ込んでしまったのがおれと駄菓子屋のオバサンだけだなんて、どうして言い切れる?
  もしかしたら、おれの知らない間に、この街の住人はひとりずつ違う人間に入れ替わっているのかもしれない。友達や両親、学校の先生、みんなみんな……本当は、知らない別の誰かなんだとしたら?

  ……引っ越して以来、あの街には一度も行っていない。二度と戻るつもりはないよ。
  だって、おれの知っている人間は、もう誰ひとりとして残っていないのかもしれないからね。

  *

  おれの話は、これで終わりだよ。さあ、次は誰が話すの?
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