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第5章 堕天使は聖教徒教会の
32話2Part "あまい"約束...?②
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「福岡の天神から来ましたぁ、編入生の町川 灰或で~す!よく"まちがわ"って呼ばれんだけど、われは"まちがわ"じゃなくて"あずまがわなんでそこんとこよろしくお願いしま~す!!」
はきはきとしていつつ間延びした、よく通る声に鼓膜を震わせられて、珍しい目の色や、日本人の地毛では殆どありえない明るい薄紫色の絹のようなさらさらとした髪に全員が目を奪われていると、
「ん゛ん゛っ、」
二伊妻が分かりやすく咳払いをしたので、全員は編入生......町川から二伊妻の方へと視線を移した。
「町川の席は、ひとまず雅と注連野の間の席だ。ほら、あそこ」
「りょーかいでぇす♪」
二伊妻の方にぴしっ、と敬礼をしてからゆたゆたと自分の席に向かう町川を、クラスの皆はやはり視線で追っていた。
例に漏れず帝亜羅も町川の方に視線を向けていたのだが、他の皆のようにただ単に町川が気になっている訳ではなかった。
(町川くん......なんか、或斗さんに似てる)
髪型や常の表情、仕草や口調等は違っているが、顔が瓜二つと言っていい程、或斗に似ていたのだ。
......そして、帝亜羅にはもう1つ、町川から目を離せない理由があった。
(......え、あれ?)
視界をちらつく、白色にも黒色にも染まりきれない半々の羽が、町川の周りにひらひらと舞っていた。
しかも、その羽はクラスメイトの目の前に舞落ちたりしている割には、誰の目にも映っていないかのように......いや、実際に映っていないのだろう。それぐらい、羽の事をクラスの誰も気に留めていないのだ。
周囲が町川が自分の席に着席したのを見届けた頃、或斗さんにそっくりで、その人の周りには羽が舞ってる......私の目がおかしいのかな、これ......と、帝亜羅は1人悶々と考え混んでいた。
「わ、すっごいお人形さんみたいに整った顔してるー!!」
そんな帝亜羅の考えを霧散させたのは、斜め前から1つ右の席に座っている梓の嘆声であった。
......梓の声に反応して此方に顔を向けた町川は、見れば耳にもビビットカラーのピアスを付けていて、爪は明るい紫色。
カッターシャツの襟のボタンはぴっちりとは留められておらず、制服のネクタイの姿はどこにも見当たらない。
「え、ほんとー!?嬉しいなぁ~......あんがとね梓ちゃんっ♪」
......顔は本当に、よく似ている。ややつり目の目元とかは特に。
だが、仕草や性格等は或斗とはかなり違うらしい。帝亜羅は町川の事を初めて見てからまだ10数分程しか経っていないが、その短い間の仕草や言動を見ていただけでもそれが分かる程、違っている。
もしかして、ドッペルゲンガー......?生き別れの双子......?でも天使に兄弟姉妹とかあるのかな......等、黒白の羽の件も含めて気になる事について色々と考え込んでいた帝亜羅は、
「......っき、奈津生!!」
「わっ、はい!」
「ちゃんと話聞いてるか?」
「す、すみません......」
今日1日、何度上記のような会話を繰り返したか分からないレベルで上の空だった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「なっちーなっちー、」
「............あ、なに?」
「だいじょーぶぅ?なんか色々と考え込んでるみたいだけど......」
......結局、全ての授業に集中できずにめちゃくちゃ注意された帝亜羅は、終礼後までぼーっとしたまま、黒板なのか前の席なのか、はたまたその間の何かなのかよく分からない虚空を見つめながら座っていた。
そこから、ふっ......と帝亜羅の中の何かがこの場に戻ってきた時、帝亜羅の目の前には黄金と淡い勿忘草色があった。
町川に声をかけられて、改めて終礼が終わっている事を認識した帝亜羅は、放課後の人もまばらな教室を見回した。
「なんか心配なことがあるんだったら、われが相談に乗るよ?......って、まだ会って1日だけど......」
そんな帝亜羅を心配してか、町川が真昼間よりも幾分か気遣うような声色で話しかけてきたので、帝亜羅は慌てて口を開く。
「あ、ううんなんでもないなんでもないの。ち、ちょっと、色々あって......」
焦ったせいかいつもより早口になってしまった帝亜羅は、内心"今の怪しい......"と自分でも思いつつ、無意識の内に下げていた視線を町川の方に向けた。
「......ふーん、そっか」
「......、」
すると町川からは案外素っ気ない返事が帰ってきて、帝亜羅は少しだけ拍子抜けしてしまった。
「......で、ど、どうかしたの?」
普段の調子を取り戻すために首をぶんぶんと振ってからそう問いかけると、目の前の薄紫がくるりと反転する。
「われ、この学校のことまだわかんないことばっかだからぁ、案内してもらおっかなーって思って......あーさちゃんもしのくんも用事あんのか帰ったっぽいし、まだ教室にいたなっちーがいいなら行きたかっただけー」
あーさちゃんとしのくん......町川の両隣である梓と注連野の事を言っているらしい。帝亜羅が改めて辺りを見回すと、もう2人以外に人はいなかった。
「あ、それなら......ちょっと待っててね......」
町川の"学校案内"をする事が可能かどうか見るべく、帝亜羅は口で返しながらスマホのMINEを開いて、
「......うん、いいよ。用事とかもないみたいだし......」
通知が来ていない事を確認してから、快く首を縦に振った。
「ほんと!?ありがとぉ~♪」
どこまでも調子が良さそうな町川の返事を聞きながら、帝亜羅は教室後方の学校内の地図を確認すべく席を立った。
そこそこ広い聖ヶ丘學園の敷地内は、放課後、真冬の太陽が下がりきるまでに探索するには少し時間がかかるので、「全部は行けないから、1部だけ行こうね」と後ろについて来ている町川に声を掛けつつ、地図全体にざっと目を通す。
「えっと......じゃあ、どこにする?無難なのは東棟か西棟......あとは旧校舎とか......」
「............この学校って、結構広いんだねぇ」
「うん。割と広い......かな」
吟味するように地図を見つめる町川の様子を伺ってから、帝亜羅は再び地図に視線を戻した。
......私立聖ヶ丘學園は、東棟(教室棟)、西棟(管理棟)、南棟(管理棟)に売店とカフェテリア、コンビニ等が集まっているエリアと、北棟(体育館)、ジム、運動場が集まったエリア、大図書館と資料保管庫があるエリアの3つに加えて、少し離れた旧校舎と菜園があるエリアの4つのエリアに分かれている。
中でも北棟以外の3つの棟があるエリアは1番広く、一応初等部(小学校)、中等部(中学校)もある聖ヶ丘學園は教室も当然、他の学校と比べて多い。そのため東棟がかなり大きく、食事スペースもカフェテリアが2つあり、売店も2箇所ある。
それ以外の3つのエリアも広いため、比例して敷地全体が大きくて、中学生時代体験入学に来た際に帝亜羅もかなり驚かされた。
「で、どこにする?東棟以外ならいけ......「旧校舎」
「え?」
東棟という選択肢を消しつつ訊ねかけると、帝亜羅の言葉が終わる前に町川からの答は返ってきた。
その答に帝亜羅が思わず声を上げて町川の顔を見遣ると、
「旧校舎......なんか楽しそうだから♪」
とてつもなく楽しそうに破顔しながらご丁寧に理由まで述べてくれた。
─────────────To Be Continued─────────────
はきはきとしていつつ間延びした、よく通る声に鼓膜を震わせられて、珍しい目の色や、日本人の地毛では殆どありえない明るい薄紫色の絹のようなさらさらとした髪に全員が目を奪われていると、
「ん゛ん゛っ、」
二伊妻が分かりやすく咳払いをしたので、全員は編入生......町川から二伊妻の方へと視線を移した。
「町川の席は、ひとまず雅と注連野の間の席だ。ほら、あそこ」
「りょーかいでぇす♪」
二伊妻の方にぴしっ、と敬礼をしてからゆたゆたと自分の席に向かう町川を、クラスの皆はやはり視線で追っていた。
例に漏れず帝亜羅も町川の方に視線を向けていたのだが、他の皆のようにただ単に町川が気になっている訳ではなかった。
(町川くん......なんか、或斗さんに似てる)
髪型や常の表情、仕草や口調等は違っているが、顔が瓜二つと言っていい程、或斗に似ていたのだ。
......そして、帝亜羅にはもう1つ、町川から目を離せない理由があった。
(......え、あれ?)
視界をちらつく、白色にも黒色にも染まりきれない半々の羽が、町川の周りにひらひらと舞っていた。
しかも、その羽はクラスメイトの目の前に舞落ちたりしている割には、誰の目にも映っていないかのように......いや、実際に映っていないのだろう。それぐらい、羽の事をクラスの誰も気に留めていないのだ。
周囲が町川が自分の席に着席したのを見届けた頃、或斗さんにそっくりで、その人の周りには羽が舞ってる......私の目がおかしいのかな、これ......と、帝亜羅は1人悶々と考え混んでいた。
「わ、すっごいお人形さんみたいに整った顔してるー!!」
そんな帝亜羅の考えを霧散させたのは、斜め前から1つ右の席に座っている梓の嘆声であった。
......梓の声に反応して此方に顔を向けた町川は、見れば耳にもビビットカラーのピアスを付けていて、爪は明るい紫色。
カッターシャツの襟のボタンはぴっちりとは留められておらず、制服のネクタイの姿はどこにも見当たらない。
「え、ほんとー!?嬉しいなぁ~......あんがとね梓ちゃんっ♪」
......顔は本当に、よく似ている。ややつり目の目元とかは特に。
だが、仕草や性格等は或斗とはかなり違うらしい。帝亜羅は町川の事を初めて見てからまだ10数分程しか経っていないが、その短い間の仕草や言動を見ていただけでもそれが分かる程、違っている。
もしかして、ドッペルゲンガー......?生き別れの双子......?でも天使に兄弟姉妹とかあるのかな......等、黒白の羽の件も含めて気になる事について色々と考え込んでいた帝亜羅は、
「......っき、奈津生!!」
「わっ、はい!」
「ちゃんと話聞いてるか?」
「す、すみません......」
今日1日、何度上記のような会話を繰り返したか分からないレベルで上の空だった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「なっちーなっちー、」
「............あ、なに?」
「だいじょーぶぅ?なんか色々と考え込んでるみたいだけど......」
......結局、全ての授業に集中できずにめちゃくちゃ注意された帝亜羅は、終礼後までぼーっとしたまま、黒板なのか前の席なのか、はたまたその間の何かなのかよく分からない虚空を見つめながら座っていた。
そこから、ふっ......と帝亜羅の中の何かがこの場に戻ってきた時、帝亜羅の目の前には黄金と淡い勿忘草色があった。
町川に声をかけられて、改めて終礼が終わっている事を認識した帝亜羅は、放課後の人もまばらな教室を見回した。
「なんか心配なことがあるんだったら、われが相談に乗るよ?......って、まだ会って1日だけど......」
そんな帝亜羅を心配してか、町川が真昼間よりも幾分か気遣うような声色で話しかけてきたので、帝亜羅は慌てて口を開く。
「あ、ううんなんでもないなんでもないの。ち、ちょっと、色々あって......」
焦ったせいかいつもより早口になってしまった帝亜羅は、内心"今の怪しい......"と自分でも思いつつ、無意識の内に下げていた視線を町川の方に向けた。
「......ふーん、そっか」
「......、」
すると町川からは案外素っ気ない返事が帰ってきて、帝亜羅は少しだけ拍子抜けしてしまった。
「......で、ど、どうかしたの?」
普段の調子を取り戻すために首をぶんぶんと振ってからそう問いかけると、目の前の薄紫がくるりと反転する。
「われ、この学校のことまだわかんないことばっかだからぁ、案内してもらおっかなーって思って......あーさちゃんもしのくんも用事あんのか帰ったっぽいし、まだ教室にいたなっちーがいいなら行きたかっただけー」
あーさちゃんとしのくん......町川の両隣である梓と注連野の事を言っているらしい。帝亜羅が改めて辺りを見回すと、もう2人以外に人はいなかった。
「あ、それなら......ちょっと待っててね......」
町川の"学校案内"をする事が可能かどうか見るべく、帝亜羅は口で返しながらスマホのMINEを開いて、
「......うん、いいよ。用事とかもないみたいだし......」
通知が来ていない事を確認してから、快く首を縦に振った。
「ほんと!?ありがとぉ~♪」
どこまでも調子が良さそうな町川の返事を聞きながら、帝亜羅は教室後方の学校内の地図を確認すべく席を立った。
そこそこ広い聖ヶ丘學園の敷地内は、放課後、真冬の太陽が下がりきるまでに探索するには少し時間がかかるので、「全部は行けないから、1部だけ行こうね」と後ろについて来ている町川に声を掛けつつ、地図全体にざっと目を通す。
「えっと......じゃあ、どこにする?無難なのは東棟か西棟......あとは旧校舎とか......」
「............この学校って、結構広いんだねぇ」
「うん。割と広い......かな」
吟味するように地図を見つめる町川の様子を伺ってから、帝亜羅は再び地図に視線を戻した。
......私立聖ヶ丘學園は、東棟(教室棟)、西棟(管理棟)、南棟(管理棟)に売店とカフェテリア、コンビニ等が集まっているエリアと、北棟(体育館)、ジム、運動場が集まったエリア、大図書館と資料保管庫があるエリアの3つに加えて、少し離れた旧校舎と菜園があるエリアの4つのエリアに分かれている。
中でも北棟以外の3つの棟があるエリアは1番広く、一応初等部(小学校)、中等部(中学校)もある聖ヶ丘學園は教室も当然、他の学校と比べて多い。そのため東棟がかなり大きく、食事スペースもカフェテリアが2つあり、売店も2箇所ある。
それ以外の3つのエリアも広いため、比例して敷地全体が大きくて、中学生時代体験入学に来た際に帝亜羅もかなり驚かされた。
「で、どこにする?東棟以外ならいけ......「旧校舎」
「え?」
東棟という選択肢を消しつつ訊ねかけると、帝亜羅の言葉が終わる前に町川からの答は返ってきた。
その答に帝亜羅が思わず声を上げて町川の顔を見遣ると、
「旧校舎......なんか楽しそうだから♪」
とてつもなく楽しそうに破顔しながらご丁寧に理由まで述べてくれた。
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