マッチングアプリ

きみを好きになったのが、ぼくの運の尽きだよ。



万年彼女からふられているノンケ(アルファ)←片思い拗らせビッチバリネコ(ベータ)←どこかズレている強面で硬派なバリタチ(オメガ)



村山晃嗣は男漁りをしているベータだ。
タチの身体を食べて一晩でヤリ捨てすることから「ヤリモクビッチ」「淫乱竿食い」と揶揄されている。

そんな晃嗣が片思いをしているのは同じ大学に通う八坂航大というアルファだ。
中学からの親友である航大に、晃嗣は思いを寄せていた。
航大はオメガの恋人・芝谷憂に振られてしまうが、憂のことをまだ愛していた。

しかし酒を飲んでいた晃嗣と航大は一夜を明かす。
何かしらふたりの関係が進展することを望んでいた晃嗣の期待を裏切り、晃嗣に謝った。
「親友でいてほしい」といわれ、以来晃嗣は、心の傷を埋めるように身体だけの関係を、不特定多数の男と持つようになった。

だが、ハッテン場である銭湯に無理矢理連れて行かれ、男たちの慰み者にされそうになる。
間一髪のところでやってきた警察のおかげで九死に一生を得るが、不仲な両親からあられ、罵られてしまう。
掲示板でも誹謗中傷され、笑い者にされると踏んだり蹴ったりだ。

ミックスバーのメンバーから新しい恋をするように勧められ、ゲイ専用のマッチングアプリ“ガニュメデス”を登録することに。
そして北野菫とマッチングした晃嗣は、菫と初回デートの約束をした。

デート当日、公園で待ち合わせをしているとスーツを着込み、薔薇の花束を手にした強面の男がいて……。



※注意※
機能不全家族による暴力的発言の描写、差別用語の使用、ネットいじめの描写があります。
物語の前半部分は、受けが攻め以外の同性と性行為に及ぶ・及ぼうとする、攻め以外のモブから行為を強要される過激な描写があります。

この物語はフィクションです。
実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。

性描写:※

こちらの作品はNolaノベルより転載しています。
24h.ポイント 28pt
29
小説 22,286 位 / 195,729件 BL 5,610 位 / 25,950件

あなたにおすすめの小説

恋した貴方はαなロミオ

須藤慎弥
BL
Ω性の凛太が恋したのは、ロミオに扮したα性の結城先輩でした。 Ω性に引け目を感じている凛太。 凛太を運命の番だと信じているα性の結城。 すれ違う二人を引き寄せたヒート。 ほんわか現代BLオメガバース♡ ※二人それぞれの視点が交互に展開します ※R 18要素はほとんどありませんが、表現と受け取り方に個人差があるものと判断しレーティングマークを付けさせていただきますm(*_ _)m ※fujossy様にて行われました「コスプレ」をテーマにした短編コンテスト出品作です

【完結】幼馴染から離れたい。

June
BL
隣に立つのは運命の番なんだ。 βの谷口優希にはαである幼馴染の伊賀崎朔がいる。だが、ある日の出来事をきっかけに、幼馴染以上に大切な存在だったのだと気づいてしまう。 番外編 伊賀崎朔視点もあります。 (12月:改正版) 読んでくださった読者の皆様、たくさんの❤️ありがとうございます😭 1/27 1000❤️ありがとうございます😭 3/6 2000❤️ありがとうございます😭

ふしだらオメガ王子の嫁入り

金剛@キット
BL
初恋の騎士の気を引くために、ふしだらなフリをして、嫁ぎ先が無くなったペルデルセ王子Ωは、10番目の側妃として、隣国へ嫁ぐコトが決まった。孤独が染みる冷たい後宮で、王子は何を思い生きるのか? お話に都合の良い、ユルユル設定のオメガバースです。

成り行き番の溺愛生活

アオ
BL
タイトルそのままです 成り行きで番になってしまったら溺愛生活が待っていたというありきたりな話です 始めて投稿するので変なところが多々あると思いますがそこは勘弁してください オメガバースで独自の設定があるかもです 27歳×16歳のカップルです この小説の世界では法律上大丈夫です  オメガバの世界だからね それでもよければ読んでくださるとうれしいです

朝起きたら幼なじみと番になってた。

オクラ粥
BL
寝ぼけてるのかと思った。目が覚めて起き上がると全身が痛い。 隣には昨晩一緒に飲みにいった幼なじみがすやすや寝ていた 思いつきの書き殴り オメガバースの設定をお借りしてます

グッバイ運命

星羽なま
BL
表紙イラストは【ぬか。】様に制作いただきました。 《あらすじ》 〜決意の弱さは幸か不幸か〜  社会人七年目の渚琉志(なぎさりゅうじ)には、同い年の相沢悠透(あいざわゆうと)という恋人がいる。  二人は大学で琉志が発情してしまったことをきっかけに距離を深めて行った。琉志はその出会いに"運命の人"だと感じ、二人が恋に落ちるには時間など必要なかった。  付き合って八年経つ二人は、お互いに不安なことも増えて行った。それは、お互いがオメガだったからである。  苦労することを分かっていて付き合ったはずなのに、社会に出ると現実を知っていく日々だった。  歳を重ねるにつれ、将来への心配ばかりが募る。二人はやがて、すれ違いばかりになり、関係は悪い方向へ向かっていった。  そんな中、琉志の"運命の番"が現れる。二人にとっては最悪の事態。それでも愛する気持ちは同じかと思ったが… "運命の人"と"運命の番"。  お互いが幸せになるために、二人が選択した運命は── 《登場人物》 ◯渚琉志(なぎさりゅうじ)…社会人七年目の28歳。10月16日生まれ。身長176cm。 自分がオメガであることで、他人に迷惑をかけないように生きてきた。 ◯相沢悠透(あいざわゆうと)…同じく社会人七年目の28歳。10月29日生まれ。身長178cm。 アルファだと偽って生きてきた。

僕の番

結城れい
BL
白石湊(しらいし みなと)は、大学生のΩだ。αの番がいて同棲までしている。最近湊は、番である森颯真(もり そうま)の衣服を集めることがやめられない。気づかれないように少しずつ集めていくが―― ※他サイトにも掲載

君はアルファじゃなくて《高校生、バスケ部の二人》

市川パナ
BL
高校の入学式。いつも要領のいいα性のナオキは、整った容姿の男子生徒に意識を奪われた。恐らく彼もα性なのだろう。 男子も女子も熱い眼差しを彼に注いだり、自分たちにファンクラブができたりするけれど、彼の一番になりたい。 (旧タイトル『アルファのはずの彼は、オメガみたいな匂いがする』です。)全4話です。

処理中です...