理想の存在

夏休み編②

その後も2人で楽しくゲームをしながらお泊まりを充実していた。

すると、中山は思わず口走ってしまったのだ

『瞬くんが好き。一目惚れしたんだーその笑顔に。かわいすぎてだから話しかけられても応えることが出来なかったんだよなぁ。 』

と、心の中で言ったつもりが久山の耳には届いてしまってたのだ。

もちろん、久山は今までたくさん女の子と付き合ってきたのだから、男子に告られるなんて思ってもなかったであろう。

中山 『あ、なんかごめん。気持ち悪いよね。俺に好きだなんて言われても』

久山『別に気持ち悪いとは思わないけど、そんなふうに思ってたってことがすごく驚いたよ。たしかにいつもかわいいっていってくれるけど好きって言われると恥ずかしぃ』

中山『あ、返事はいらないから！今までどおり友達でいて欲しい』


すると久山は、ニコニコしながら言った

久山『僕も、良斗くんのことずっとカッコイイって思ってたし、顔や家柄関係なく友人関係続けてくれてる。ほんとに嬉しい。 』

そういいながら、微笑んだのだ。

中山『ちなみに、返事は?』とさきほどいらないと言ったのにそんなことを言われて聞いてしまったのだ。


久山はこういった『僕も良斗くんが好き。僕で良かったらお願いします』

と、2人が付き合うことになったのだ。

このあと二人は、疲れきって寝ていたのだった。